著者 : 織島かのこ
付き合いはじめて約2ヶ月。大学2回生になった相楽とハルコは、甘々おとなりさん生活を満喫していた。順風満帆、幸せいっぱい、薔薇色の大学生活に向けて視界良好! しかし、ハルコの誕生日。自信のなさから空回りした2人は、すれ違いを起こしてしまう。しかも、相談しようとした北條&早希もうまくいっているとはいえない様子で……? そして、そんな微妙な空気のなか、相楽の実家から義妹JK・一花が現れたことで、さらに事態は複雑に。困惑する相楽そっちのけでハルコに懐きはじめた一花の目的とは……? 付き合うって、思ったよりも難しい。相楽とハルコ、薔薇色を見失いかけた2人の恋の行方はーー?
おひとりさま至上主義を掲げる大学生・相楽創平。彼のボロアパートの隣には、キラキラ系オシャレ美人女子大生・ハルコが住んでいる。 冴えない相楽とは別世界の生物かと思われたハルコ。しかし、じつは彼女は……大学デビューに成功したすっぴん地味女だった! その秘密を知ってしまった相楽は、おひとりさま生活維持のため、隙だらけなハルコに協力することに。 「おまえがキラキラ女子になれたら、俺に関わる必要なくなるだろ」 「相楽くん、拗らせてるね……」 素顔がバレたら薔薇色キャンパスライフは崩壊確実!? 冴えないおひとりさま男と養殖キラキラ女、噛み合わない2人の青春の行方はーー?
ごく平凡なOL・胡桃のストレス発散方法はお菓子を作ること。ある日失恋のショックで大量に焼き上げたお菓子をお隣さんに差し入れをすることに。口も態度も悪いお隣さんだったが、胡桃の作ったお菓子を大絶賛。どうやら彼は甘いものをこよなく愛する甘党小説家だったようで?それ以降、胡桃はお菓子を作るたびにお隣さんに差し入れをするように。お菓子代として話を聞いてもらうことで失恋の痛みを忘れていきー。不器用な恋模様に胸キュン必至の“おかしな”恋の物語。