著者 : 美樹本晴彦
天気雨の中、ぼんくらと噂の帝の元へ、嫁入りの儀が行われた。花嫁の燿子は実は元自衛官。練習中に気を失った後『強く生きろよ、天泣の姫』の言葉に、気づけば泰平京にいたのだ。めでたい入内のはずが、宮廷で待っていたのは「帝を惑わす妖狐」と苛める妃たち。けれど本人は食事に虫が出てもバリバリ食べて涼しい顔だ。そんな時燿子は謎の青年から「ぼんくら帝のせいで大地震が起き、国は滅ぶ」と聞かされる。いい加減な予言に憤慨し、燿子は宮廷の闇を暴こうと奮闘するが…?頑張る女子の痛快平安物語!
ついに明かされる『ラプラスの箱』の真実。バナージとミネバはそれを全世界に伝えようと決意し、フル・フロンタルはあくまで阻止しようと立ち塞がる。最後の対決の末に明らかになる「シャアの再来」の正体。そして『箱』を封殺せんと発射されたコロニーレーザーの業火を前に、バナージが取った命がけの行動とはー。人の善意と可能性、希望、清濁併せ呑んで引き続く未来。絶望の底に触れた今という時代にこそ輝く、ガンダムサーガ最新作。ここに堂々完結。
ついに明かされた『ラプラスの箱』の在り処。最後の航海に赴く“ネェル・アーガマ”の前に、圧倒的多勢のネオ・ジオン艦隊と、親衛隊隊長アンジェロ・ザウパーが駆る“薔薇のモビルスーツ”が立ち塞がる。“フルアーマーユニコーン”を駆り、最後の決戦に臨むバナージ。いくつもの思惟が交錯する中、マリーダ・クルスの命の光が奇蹟のトリガーを引いたー。文壇の気鋭作家による話題のガンダムサーガ第9弾、ついに最終章突入。
『ラプラスの箱』を巡る争奪戦は、連邦とネオ・ジオンという垣根を越えて運命の人々を集結させた。ザビ家の忘れ形見であるミネバの言葉によって、双方が協調しかけたと思えたその時、最悪の裏切りがバナージを襲う。これが現実ー人の融和はありえないと断じる「シャアの再来」フル・フロンタルに対して、バナージが命がけで紡いだ返答はー。ベストセラー作家・福井晴敏が放つガンダム巨編第8弾、いよいよクライマックスへ。
ブライト・ノア率いるロンド・ベルの旗艦に囚われの身となったバナージ。その奪還を目論むジンネマンの呼びかけで、旧ジオン軍の戦士たちがトリントン基地へ強襲をかける。“黒いガンダム”を駆り、狂気の刃を向けるマリーダと死闘を繰り広げながら、バナージはミネバを取り戻すために高高度の戦場を駆ける。二機のガンダムが発動させる未知のエネルギーは、世界になにをもたらすのかー。待望の最新ガンダム巨編、地球編最終章。
世界を転覆する力『ラプラスの箱』の謎を解き明かす新たなるカギは、地球連邦政府首都ダカールにあった。イスラム系反政府組織による首都襲撃計画に巻き込まれたバナージは、組織の首領の娘ロニ・ガーベイと出会い、心を通わせる。彼女が操る巨大モビルアーマー“シャンブロ”が暴走し、ダカールが炎に包まれた時、バナージ、リディが取った決死の行動とはー!?圧倒的なスケールで描かれるガンダム最新作、地上編となる第6弾。
『ラプラスの箱』の謎を解くカギは、宇宙世紀元年に爆破された首相官邸(ラプラス)の史跡にあった。調査のため、再び“ユニコーン”に乗り込むバナージに、「シャアの再来」フル・フロンタルと美貌の戦士アンジェロ・ザウパーが襲いかかる。エコーズ隊長・ダグザの命を賭した戦いを見たバナージは?そして、地球に降りたリディとミネバを待つものとはー。人気作家・福井晴敏が描く最新ガンダムシリーズ、衝撃の第5弾。
「シャアの再来」フル・フロンタルとの戦いに敗れ、ネオ・ジオンの拠点“パラオ”に捕らわれてしまうバナージ。一方、“ユニコーン”の奪還を目論む連邦軍は、“ネェル・アーガマ”単艦によるかつてない奇襲攻撃を計画していた。強化人間マリーダ・クルスとの心の触れ合い、そして壮絶なる死闘の果てに、新時代のニュータイプ戦士たることを宿命づけられたバナージはなにを見るのか。極限の人間ドラマが展開する待望のシリーズ第4弾。
『ラプラスの箱』を巡って勃発したテロ事件。バナージとオードリーは地球連邦軍の戦艦“ネェル・アーガマ”に収容され、『箱』を巡る様々な思惑に翻弄される。そこへ急襲をかけるネオ・ジオンのエース、「シャアの再来」と噂されるフル・フロンタル。激しい戦闘の中、オードリーの正体を知らされたバナージは、再び“ユニコーンガンダム”に乗り込んだ。彼女を守りたいーたったひとつ、自分が信じるに値する感情に従って。白熱のシリーズ第3弾。
破壊の女神の教団との戦いで多くの仲間を失い、自らも瀕死の重傷を負ったスパークは、リーフたちに助けられて、闇の森に潜んでいた。教団に最愛のニースを奪われるという最悪の状況の中、再起を誓うスパークは、かつてベルド皇帝のマーモ統一に力を貸したと伝えられる、最強の戦士たちを求めて森の奥へと向かう!教団との最後の戦いのために!!-悠久の時を紡ぎ、幾万の英雄たちが煌めく、呪われた島ロードスの物語、ここに完結。
暗黒の島の覇権を握ろうとした新生マーモ帝国も、ついに滅んだ。だが、それはつかの間の勝利にすぎなかったのである。スパークたちの前に、帝国の陰で暗躍してきた、破壊の女神の教団が、その真の姿を現したからだ。教団の狙いは亡者の女王の魂をもつニース。かつての支配者を覚醒させ、マーモのみならず、世界を滅ぼそうというのだ。ロードスの未来を守るため、スパークは最大の敵に挑む!大河ファンタジー、いよいよクライマックス。
海峡封鎖!?ロードス本島とマーモ島を行き来する交易船が、次々に謎の軍船に沈められる。軍船は帝国の新たな攻撃なのか?深刻な食糧不足が公国を再び危機に陥れる前に、スパークは仲間とともに海上に乗り出した。だが、古代王国の強力な魔法装置である軍船は、近づく船全てに火球を浴びせかけ、ついにはスパークたちの船もその餌食に。ようやく対岸に流れ着いた彼らを待っていたのは意外な人物だった!新展開ファンタジー巨編。
暗黒の島マーモの公王に任命された若き騎士スパーク。彼がそこへ至る道には多くの出会い、そして別れがあったー。スパークが生まれ育った炎の部族、その女族長ナルディアの苛烈な生き様。マーモ公国に多大な貢献を果たす魔獣使いエレーナの哀しい過去。公国の前途に立ちふさがる新生マーモ帝国の宮廷魔術師。その背後に現れた恐るべき“生命なき者の王”の姿…。呪われた島ロードスに秘められた数々のドラマが今、始まる。
忌まわしき邪神戦争から一年。“呪われた島”ロードスにもようやく平和が訪れようとしていた。だが、その南に浮かぶマーモ島だけは、未だ邪悪な炎が…。若き騎士スパークはこの闇を払うために、マーモ公王に即位した。だが、彼の前には数多の困難がたちはだかる。内紛の兆し、魔獣の出現、旧帝国残党の暗躍。スパークはこの危機をどう切り抜けるのか?壮大なスケールで贈る、愛と冒険の物語!待望の新シリーズ、ここに堂々の開幕。
暗黒の島マーモー若くして新公王となったスパークは、島を支配する“闇”に、秩序の“光”をもたらすべく、跳梁する魔獣との戦いを続けていた。だが、マーモの闇は深い。ベルト皇帝時代の復活を望む新生マーモ帝国は、その闇の中で、ひそかに新たな戦力を整えていたのだ。そして、今しもスパークがロードス歴訪の旅に出発しようとした時、魔帝国はその真の姿を現わした!圧倒的なスケールとパワーでおくる、ファンタジー巨編。