著者 : 花間燈
魔術楽譜(グリモワール)の盾魔術楽譜(グリモワール)の盾
わたしの“書架”に、なってくれますか?-朋瀬春樹は桜の回廊で一人の少女と出会い、その日から彼の日常が色を変える。「わたしは栞。正式な題名は“摂理の盾”-神秘の否定を司る“魔術楽譜”です」その少女は決して観測されてはいけない存在、盾と名付けられた破戒の書物だった。魔力を有し魔術を奏でることができる魔術楽譜。これは、その本を閉じるための優しくも数奇な奏鳴曲。
猫耳天使と恋するリンゴ2猫耳天使と恋するリンゴ2
七つに散らばってしまった『天界の林檎』の欠片。残りの六つを集めることになった花神一樹は、偶然出会った高校の後輩、桐谷茉奈の喉元に欠片の所有者の目印である林檎の模様を見つける。常に長袖のカーディガンを着ていて、不思議な雰囲気を持つ茉奈。彼女に翻弄されながらも、放課後のやり取りやデートで徐々に距離を縮めようとする一樹だったが、なかなか本心を探ることができず…。恋するリンゴ達と猫耳天使が織り成すラブコメディ第2弾。ちぐはぐ甘い、極上の恋模様をあなただけに。