著者 : 蒼山サグ
沖縄合宿でお嬢様たちの気持ちもひとつになった陽明学園ポーカークラブ。 そして、部の命運をかけた全国大会予選が目前に迫る中、顧問の和羅の浮気疑惑が持ち上がりーー!? 「……もしかしたら、彼女かもっス」 「ええっ!? せ、先生に彼女が……?」 「婚約しておきながら外に女を作るなんて見逃せません」 「未来のヨメとしては当然だろうな」 和羅は無罪かギルティか……疑惑の行方はいざ知らず、いよいよ予選会が始まったけれど、相手は練習試合でボロ負けしてしまったライバル校でーー!? 小学生三部作、待望の第3巻!
“全日本小学生ポーカートーナメント”に向け、いよいよ陽明学園ポーカークラブも本格始動!……のはずがライバル校の道場破りと朱梨との婚約騒ぎで大混乱!? チームの気持ちをひとつにすべく、お嬢様たちとドキドキ(=即逮捕の)合宿in沖縄を決行することにーー。 「いやん。ゴ・ウ・イ・ン」 「マーヤに飽き足らず私にまでっ……!?」 「責任を取って頂きたい気持ちが……」 「売られたケンカは買うしかないっスね」 そして、大事なスタメンを巡る選抜はーーなぜか“利きパンツ対決”に発展して!? 和羅は教師人生を懸け、極限のテイスティングに挑む!?
初等教育にカジノゲームが導入された時代。森本和羅はプロ育成のため、お嬢様たちが通う学園で、ポーカークラブ顧問を務めることに。 「苦手なんです、手加減というものが」 カードを持てば修羅と化す二階堂朱梨。 「面白くなってきたっスね!」 デザート争奪戦常勝の木之下留子。 可愛いけれど癖が強いお嬢様たちに翻弄される彼の元にやってきたのは……。 「ご、ごきげんよう」 トランプの絵柄が可愛いので入部したいという、純粋無垢なド素人のお嬢様、笹倉巴でーー!? 役はないけど、曲者ぞろいのお嬢様たちによる本気のお遊戯が、いまはじまる!
斉木羽麗の父を追い、多額の借金を背負って堕とされた強制卓球訓練施設。すでに父はここにはいないことを知った修と羽麗は、先に堕とされていた梓と協力して脱出を試みるが、カースト上位の双子姉妹が立ちふさがる!?
卓球部のエースで幼馴染みの斎木羽麗が失踪した。父親の抱える8000万もの借金を返済するため、金持ちが道楽で主催する“闇卓球”の選手として戦うというのだ。闇卓球ーそれは、ゴスロリ服を纏った少女たちによる卓上のマネーゲーム。その勝敗に途方もない金額を賭けて行われる、常軌を逸したギャンブルだった。この狂った世界から抜け出す方法は一つ、卓球で勝ち、稼ぎ続けること。羽麗を捜し、彼女の許へとたどり着いた坂井修は、幼馴染みを借金地獄から救済するため、共に命を賭けたギャンブルに挑むー。
目標のコンテストに向けて、気持ちは一つ!? 人気のロリ&ポップなシンフォニー、第11幕!! キッズロックフェスで予選を通過するため、潤たちは霧夢たちと組み、六人でイベントに挑むことを決めたのだが…… 『絶交! 完全に絶交よ〜〜〜〜〜〜!』 バンド結成早々ケンカが始まり、分かれ分かれになってしまう。そして、説得に回る響の孤独な戦いが始まるのだが──!? 「……響さんも、ここに寝てみて下さい」 控えめながらも自己主張ができる五島潤。 「ふふっ、希美たちも成長するってこと」 責任感が強く弱音を吐かない紅葉谷希美。 「にんげんは、よわい生き物です。はむ」 常に皆を思いやる優しさを持つ金城そら。 そんなリトルウイングの天使たちに支えられ、響はバンドとその先に向けて動き出す!
念願のライブハウスでのお披露目に向けて動き出した潤たち。東京で活動している経験値の高い小学生ガールズバンドからのお誘いで競演することになったのだけど、まだまだ課題は山積みで……。 「わにゃぁ。太ももパンパンです……」 「響ったら、そんなに気に入ったの?」 「はむ、ぶらじゃーのつけ方、教えて」 さらに霧夢たちもライブ参加を表明。 「別に、いいわよ。一度くらいなら…」 「はわわわ……情事! 憧れの情事が」 「成長、してるんだからね。私だって」 そしてなぜかパフォーマンス力をあげるため、潤や霧夢たちを含めた全員が水着バトルに発展してしまう!? 様々な練習や特訓を乗り越えてまた一つ成長した潤たちは、いよいよ東京のライブハウスに乗り込むのだが──。 新たな試練を迎え、それぞれの成長過程を描くロリ&ポップ・シンフォニー第10幕!
本格的な冬の到来。無邪気な少女たちは冬のイベントにも夢中なご様子で…。「もっといろんなことに挑戦してみます」初もうでに参加したもののみんなしてハキチガえた勘違いが発生し、(五島潤)「響とあ〜んなことやこ〜んなことを?」バレンタイン・デーは響に喜んでもらうべく一緒に奮闘したり、(紅葉谷希美)「ぞみたんも、響にーとちゅーしたい?」初めて行く雪山スキー旅行でここぞとばかりに甘えてみたりして、(金城そら)「あ、やっ、ちょっと、響…ダメ…」二人で挑んだ初めての共同作業では辱めを繰り返し受けてしまい、(鳥海桜花)「もう。とんだヘンタイお兄ちゃんだわ」あげくに妹に人生相談をして『悩み』に一筋の光明が見えて…!?(貫井くるみ)魅力的なステージを目指し悩む響と、リトルウイングの未来はいかにー!?
「お前とまたバッテリーが組みたいから、俺はここに帰ってきた」 復活をかけた熱い夏が開幕する!! 横すべりな人生……挫折した青春……幼馴染みの渚にもあきれられ、悪友の卓と不毛な日々を送る楠田幸斗。 そんな幸斗も一度だけ、夢に燃えたことがあった。小学生時代に結成した野球チームに、燦然とエースが現れたのだ。剣の誰にも打つことができない強烈なナチュラルスライダーは、彼らに夢を見させた。だが夢は夢のまま、あっさりと剣は転校……かくして、チームも自然消滅。そして、ただ腐っていくだけの高校生活が待ちうけていた。 しかし、ある日ーー『幻のエース』が、帰ってきた。 野球は『もういい』はずなのに……突然のエースの帰還が、幸斗のくすぶっていた野球への情熱に小さな火をともすーー。 忘れていた熱い心を呼び覚ます、蒼山サグ渾身の野球小説がここに登場!!
純粋無垢な天使な少女たちに、依存しまくりな初短編集、登場! 大人気のロリポップ・コメディ!! 少女たちが巻き込まれたHで過激なエピソードが満載! ライブ盛り上げのため着替えた衣装はちょっと刺激的で、 「響、へんなとこ触らないでよ絶対に!」(紅葉谷希美) さらには練習の合間のストレッチでは思わぬ方向に進み、 「わ…にゃ、もっと響さんとしたいです」(五島潤) はたまたついに小学生に依存してしまう事件まで起きて、 「ぱふ…響にー、最高でごぜーますか?」(金城そら) その上、妹とのお風呂に加えてパンツ仕分け事業を担い、 「実妹としてお兄ちゃんと添い遂げるわ」(貫井くるみ) あげくに同級生とのアルバイト中にHなことしたりして、 「…だから、き、響が嫌じゃなかったら」(鳥海桜花) そんなドキドキイベントが盛りだくさんの中、貫井響の運命は果たして(モラル的に!?)大丈夫なのかーー!?
「どうしてそんなに……がんばれるの?」 大人気のロリ&ポップ・シンフォニー、第6弾!! デモムービーで応募したキッズバンドフェスの選考を控え、潤たちもライバルの霧夢たちも気合い充分。だが、早くも壁にぶつかった少女たちに試練が訪れる。 「初めてなので、緊張しちゃいます……」 「お城みたいで素敵な建物と思ったのに」 「はむ、休憩。おやすみできるおみせ?」 果たして彼女たちは突然訪れた危機を乗り越えることができるのかーー!? 一方、霧夢たちはさらなる高みを目指し、ライブの武者修行を敢行する。そんな頑張りを見せつけられた潤たちも、少しずつ変化を見せていくのだがーー。
「昴さんが、で、デート。そんなの……嫌っ」 ロリスポコメディ感動の完結! 小学生も終わりに近づいた二月。とある出会いがきっかけで、全国大会出場チームと合同合宿に挑むことになった智花たち。6年生チームと昴だけで訪れたのは四国。さっそく一緒に練習させてもらおうと思ったのだが。 「コーチさんが若いって聞いて、品定めに?」 「手取り足取り、よろしくお願いしますねっ」 相手の娘たちは昴が気に入ったご様子で…… 「トモ、あの二人、気をつけた方が…」 「む、カタい! いかんぞすばるくん」 「す、昴さんは………すけべですっ!」 「もう不安でヘンになっちゃいそうで」 「おー。おにーちゃんは、あげられぬ」 一気に波乱の予感モードに突入ーー!? そして迎える練習試合だが、相手チームの二人は相当な実力の持ち主。再試合を申し込む慧心女バスメンバーにたたき付けられたのは、昴が何でも言うことを聞くという条件で。果たして昴を巻き込んだ試合の行方はーー!? ローリング・スポコメディ、完結編!
「あたしにもまだチャンスあるかな……」 思わずこぼれた一言で少しお互いを意識し始めた響と桜花。そんな中、学園祭でのクラスの出し物担当になってしまった響のことを桜花も気にしてくれているのだが、ぎくしゃくは続いたままで──。 「わぁ。学園祭ですかっ。楽しそうです」 「……ねえ、響。桜花と何かあったの?」 「はむ。響にー。次はベッドでしようね」 一方、案を練る響を応援しつつ学園祭に興味を持つ潤たちにも、キッズバンドフェスの話が舞い込んできた。さらなる成長を目指し、動き始めた結末は──!?
小学生と過ごす夏休みは終わらない! 「やっと二人の愛の時間がはじまるね?」 「……貫井くんとの、ないしょのデート」 双龍島でのライブを終えて潤たちの住む町に引っ越してきた霧夢と相ヶ江柚葉。 「わにゃ、小部屋に連れ込んでお楽しみ」 「響、ちょっとそこに正座で座りなさい」 「はむ。響にー、めざせ全員こうりゃく」 そのおかげでリトルウイングの三人娘たちにも疑われることになり波乱の展開に!? 疑惑のお詫びに三人にもデートを強要される響なのだが、まずは自由研究の課題探しも兼ねて潤との初デートをすることに──!?
『リトルウイング』という大切な場所を守るため、もっとたくさんの人に知ってもらうべく五年生三人娘が踏み切ったのは、ミュージックビデオを撮ってネットにUPすること。ちょうどキャンプに行くらしく、響も一緒にお泊まりして素敵な映像を撮影&編集係を担うのだが──。 「響さんの前でそんな恥ずかしいこと!?」 「そこじゃなくて、もっと、奥の方まで」 「響にー。ここも、おさわりしてほしい」 やっぱり何かが起きないわけがない!? そして思った以上に話題になった動画をもとに、新たな問題が発生し──。
いよいよ始まったそれぞれに因縁を持つ硯谷女学園との公式試合。六年生&五年生の頑張りに硯谷も全力で向かってくる。そんな一進一退の白熱する展開の中、慧心女バスにアクシデントが発生し……。 (「しっかりとあたしの役目をはたすぜ!」「ゆうじょう、ほほえみ、ふぇあぷれー」「わたしたちのバスケを守らなくちゃ!」「ふふ……。みんな、本当にありがとう」「私たちにできる最高のバスケを形に!」) エースとして先輩として自覚を持ち始めた未有に加え、確実に力を付けた綾とトリッキーな怜那。さすがは強豪校の硯谷だが、智花たちには彼女たちの武器がある! はたして試合の行方は──!? さわやかローリング・スポコメディ(13)!
公式戦に向け慧心女子バスケ部の練習メンバーも十人になったのだが、チームワークはいまだガタガタのまま全く進展を見せず。おまけに昴に対する五年生の信頼度も万全とは言えない状況で…。そんな折、紗季の商店街主催のお祭りで屋台勝負が始まった。この六年生と五年に分かれての屋台勝負が、吉と出るか凶と出るのかー。そして、いよいよ公式戦が開幕する。
過去のトラウマから不登校気味の貫井響は、密かに歌唱ソフトで曲を制作するのが趣味だった。そんな彼にメールしてきたのは、小学五年生の少女たち ── !? 「わ、私。大好きなんです。やさしくて」 泣き虫っ子な五島潤(通称:潤たん)。 「よくもうちの潤をキズモノにしたわね」 強気そうな紅葉谷希美(通称:ぞみ)。 「はむ。わたしたち、もう高学年だよ?」 はむはむしている金城そら(通称:くー)。 子供の頃から一緒に育った三人が、想い出作りと感謝のために、一生懸命奏でるロリ&ポップなシンフォニー!