著者 : 虚淵玄
待望のブラック・ラグーン、外伝が登場! ロアナプラにふらりと現れた、場違いな米・大富豪の娘・トリシア…彼女が運命に導かれるように「イエロー・フラッグ」へと足を踏み入れてしまったから、さあ大変! トリシアを巡って、米CIAや中国マフィアが動きだし、ラグーン商会の面々も、首を突っ込む事態に。さらには、ロアナプラの謎男・ロットンの怪行動によって、事件は複雑化の一途。 それぞれの陣営の思惑が絡み合い、ロアナプラの街に血煙が舞う! 果たして、シェンホアの刀はうなり、ソーヤーのチェーンソーを振りかざされ、レヴィのソード・カトラスも轟音を響かせる! そして、ロックは…なんと、暴力教会のCIA工作員・エダと、マジで命のやりとりをせざるをえない事態に!? 混沌とする状況を打破できるのは、果たして一体誰なのか?
戦争と龍にまつわる雄大なる物語。第二弾! 天翔ける龍たちの姿を眺めながら、“撃墜王”カール・シュニッツが懊悩する。なぜ人間は戦争のためにしか空を飛ぶことを許されないのかーー。前巻を遙かにしのぐ圧倒的スケールで描かれる空の神話。第2弾!
虚淵玄×中央東口! オリジナル新作! 高速レシプロ機エトピリカの操縦桿を握りながらカール・シュニッツは目を懲らした。大空の彼方に見えたのは、眩いほどに輝く一対の翼。鱗粉のように撒き散らされる光の礫。それは、未だ人類が到達できない領域の存在ーー虹龍の雄姿だった。 「彼らが舞うあの世界は、あの空の彼方には、痛みも悲しみもない場所に違いない」 少年の頃からずっと……そしていまもなおカールはそう信じてやまないーー。 これはまだ、大空が聖なる領域であった時代。ドラゴンの翼に神秘があった頃の物語。遙かなる神々への領域を目指した飽くなき挑戦者たちの記録……。 TYPE-MOONの大人気PCゲーム「Fate/stay night」の外伝小説「Fate/Zero」、「ブラック・ラグーンシェイターネ・バーディ」で話題をさらった巨匠・虚淵玄が放つ完全オリジナル新作始動! ニトロプラスの名作ゲーム『吸血殲鬼ヴェドゴニア』『沙耶の唄』で組んだ盟友イラストレーター・中央東口との“伝説のタッグ”が復活!
鬼才が挑むロアナプラ異聞! ロックこと岡島緑郎は、日本の商社マンだったが、南シナ海へ出張中に海賊まがいの運び屋〔ラグーン商会〕のメンツに誘拐された。あてにしていた会社にあっさり見捨てられた岡島は、一念発起して改造魚雷艇〔ブラック・ラグーン号〕の見習い水夫に転職。ダッチ、レヴィ、ベニーらの仲間に加わり、アジアの海を駆けめぐることに……。 血と硝煙の匂い漂う無法者の街ロアナプラを舞台に、手に負えぬ野獣どもが暴れ回る冒険大活劇、「サンデーGX」連載作を、大ヒットPCゲーム『FATE/stay night』の外伝小説『Fate/Zero』を執筆した著者がオリジナルストーリーで小説化! 奇跡の「最凶」コラボによる“ロアナプラ異聞”……。 香港マフィア張の暗殺を目論む刺客たちが何者かによってロアナプラに放たれた! 図らずも、彼らに手を貸す形となったラグーン商会は、張と敵対する意思がないことを示すため、刺客たちを狩り出す羽目に……! 今、ロアナプラに史上“最悪”な刺客どもが上陸する! 掛け値なしの超ハードGUNアクション!!