著者 : 詰め木
ぶっ壊れ最強チート持ちの(※チュートリアルで必ず死ぬ)悪役に転生!? 「作中最強のキャラはベリウスかな。あいつだけ明らかに性能がぶっ飛んでるでしょ」 難病に苦しみ意識を失った少年は、チュートリアルで必ず死ぬからと運営の悪ふざけでぶっ壊れ最強スペックを持つRPGゲームの悪役に転生してしまう。 しかし、それは願ったり叶ったりだった。 本来は悪役ーーベリウスの死によって闇落ちしラスボスとして討伐される推し・ティアナディアを救うチャンスを得られたからだ。 原作開始前から最強の力を持つべリウスがなぜ死んだのか。 どうすれば確定した死を回避できるのか。 わからないことだらけのゲーム世界で、少年は少女を救うため、その規格外の力で原作を捻じ曲げ、世界を蹂躙する!
怠け者領主・ヴィクトルの唯一のとりえは、理想のメイドを作るために磨き上げたゴーレム作り!追放領主のゴーレム無双辺境開拓!
誇り高き上級悪魔”侯爵級”マルコシアスは怒りに震えていた。“勇者”が娯楽として消費され、軽んじられていることを。かつて勇気と義憤で以って悪魔王を破った勇者が侮られること、それ即ち彼の前で散っていった悪魔族への侮辱と同義である。ゆえに、マルコシアスは今再び喚び出された勇者達に問う。その真贋を。 一方、不夜国の窮地を救い、猫妖精を仲間に加えたヘルヘイムは、屍王のかつての力を取り戻すべく、帝国に存在するLv9の秘境『天獄』へと向かう。時を同じくして、氷華勇者達もまた、帝国精鋭【驍黒】アーテル・ナノアールはじめ”色名持ち”たち高位探索者の護衛を受け、次なる鍛錬の場『天獄』へと足を踏み入れる。 その多くが謎に包まれ、前代未聞の難度に指定された秘境『天獄』でいま、それぞれの信念が交錯する。 プロローグ 一章 目的地 二章 集結と交錯 幕間 異常性 三章 パワーレベリング 四章 真贋を問う 五章 悪魔龍 エピローグ
鉄鋼都市ガギウルを救ったヘルヘイムは、武具の素材と資金集めのため欲望の国、不夜国へと向かう。そこで再会するは八戒の一人、神樹の守衛フレスヴェルグ。しかし、彼女は屍王が百八十年前突如として姿を消したことに深いわだかまりを抱えており、二人は衝突してしまう。 一方、不夜国の住民たちは一様に「二匹の巨大な蛇」が出てくる悪夢に悩まされていた。この謎を解明するため、一八〇年前からの盟友、大商人ゼーノから依頼を受けた屍王は調査を開始。混沌とする不夜国で蠢く陰謀に巻き込まれていく。 さらに、時を同じくして、不夜国にはレベル八探索者【紅華】や上級悪魔・騎士フルカス、そして人類最強の襲王殿までもが集結してきてーー。 WEBから大幅に加筆しオリジナル展開を迎える再召喚×黒歴史コメディ第二巻。 プロローグ 色褪せた世界 一章 不夜国での再会 二章 闘鬼ヒザキ 幕間 獣神ケモノガミ 三章 悪魔がカタる。 四章 騎士(ナイト) 五章 風精霊(フレスヴェルグ) 六章 産声 エピローグ かの名を知る者よ
「よくもまあ昔の俺は、こんな恥ずかしいことノリノリでやってたよ!」 中学三年生のとき、異世界に召喚され世界を救った勇者、日崎司央。悪魔王を倒し現代に強制送還された彼は、その三年後、今再び異世界に召喚される。秘密結社「ヘルヘイム」の暴走を止めるためにーー。 しかし、実はその組織、かつて厨二病を患っていた彼が「屍王」と名乗り組織した、思い出すも恥ずかしい黒歴史だった!? 一体誰が"ヘルヘイム"の名を騙り、悪名を振りまいているのか。その謎を解き明かし組織の汚名を返上すべく、屍王はかつてヘルヘイムを最強たらしめた幹部「八戒」を再集結させ、再び異世界で行動を開始するーー黒歴史に悶えながら……。 まずは鉄鋼都市ガギウル。不作に喘ぐ街と窮地に立つ鈍色の伯爵令嬢を救出せよ。 「--ヘルヘイム、作戦開始だ」 プロローグ 第一章 帰還 第二章 忠義の再会 第三章 ガギウルの鍛冶神 第四章 鈍色の覇槌 エピローグ 閑話 狭間の少女