著者 : 越智文比古
何よりも「食」が尊ばれる異世界“ガストルシェル”に召喚された高校生・恭太郎。超絶の料理知識と腕前で、瞬く間に『英雄の再来』と呼ばれるようになった彼は、この世界を料理で牛耳ろうとする『饗樂衆』最強の料理人すら華麗に撃破し、最早向かうところ敵なし。そんな彼の前に、さらなる『饗樂衆』からの刺客として現れたのが、見た目ロリ少女の竜族カミラ。恭太郎に対決を挑むものの緊張感のない彼女には、ある事情が隠されていた。その頃、『饗樂衆』の一員として恭太郎の父神楽坂慎太郎が暗躍。そして、世界に厄災をもたらす最悪の人物の復活により、事態は風雲急を告げていた。今回も絶頂場面大充実!本格絶頂異世界料理ファンタジー、波乱の第3弾!
何よりも『食』が尊ばれる異世界“ガストルシェル”に召喚された高校生・恭太郎。持ち前の優れた料理の知識と腕前で瞬く間にエルフのボスを料理バトルで倒し、世界を滅亡から救うなど旋風を巻き起こす彼の前に、新たな強敵が出現する。それは、世界を牛耳る『饗樂衆』最強の料理人を自称し、食材の鮮度を一瞬で見抜く男セレファイス。まさかの異能を持つ料理人を相手に恭太郎は、研鑽を積んだ『現代日本の食』の力で立ち向かう。一方、そんな彼の力を目の当たりにし、虎人の美少女ウルタールが押しかけ弟子としてやってきた!?「あん、口の中が『旨味』って名前の怪物に乱暴に犯されてるのっ!あふん」。大反響の絶頂異世界料理ファンタジー、第2弾!
スゴ腕の料理人である高校生・恭太郎は、ある日、何よりも『食』が尊ばれる異世界“ガストルシェル”に召喚される。しかし、そこは戦争の結果、マヨネーズが『伝説の調味料』扱いされるほど衰退し、かつての料理知識と技術をひた隠すエルフがのさばる歪な『食』の世界だった。自らを召喚した美少女リュミエールたちに『英雄の再来』と期待される恭太郎は、『現代日本の食』を駆使し、不利な状況を覆して料理バトルを華麗に勝ち抜いていく。『奇跡の味です!この料理の虜になってしまいそうです!!わふん』。だけど、その先に待っていたのは、美味い料理を食べないと世界を滅ぼすという邪神竜の復活だった!?本格異世界グルメファンタジー、真打の登場!
もしウィンチェスター教官なら、こんなときどうしていただろう?死ぬはずだったマリーの運命は変えられたけど、カロンが死んだ。そして俺はこのクソったれな運命に押し潰されそうになっている。チェルシーが慰めてくれる一方で、イカれた奴らのせいでシャルロットがいつの間にかおかしくなっちまった。それでも俺は、こんなデタラメな世界の絶望的な未来を変えてみせなくちゃならない。王子の陰謀だろうが、顔のない男だろうが、関係ねえ。俺は託されたものを成し遂げるために、必ずYのもとにたどり着いてみせるー深淵なる世界の闇と絶望の運命に抗う者の物語、第3弾!
ウィンチェスター教官の遺志を継ぎ、レオンと僕たちは運命に抗う決意をした。教官が遺した文書には、僕とシャルロットが本当はもう死んでいたことや、この後すぐにレオンが歴史的な出来事ー敵国ガルゼノン王国の女王亡命作戦に参加することが記されていた。僕たちは知っている、その女王がレオンの初恋の少女マリーであることを。この作戦が悲劇的な結末を迎えることを。僕たちは知っている、教官の時との違いを。レオンにはチェルシーもシャルロットも、それに僕だっていることを。一度は死んだはずのこの命に懸けて、僕は最高の仲間たちと未来を掴み取るために戦おう。だからレオン、この世界を諦めたりしないでーたとえ、僕がいなくなったとしても。
レオン・カーターは、神秘の力を持つ紋章を宿した少年少女が通うここローウェン紋章学園で俺が受け持つ生徒だ。一向に開花しない力を“飾りの紋章”とバカにされても、仲間と気楽な生活を送るこのスケベは、女風呂覗きの罰として、聖堂の掃除を命じられる。そこで不思議な声を聞いたレオンは、聖堂の地下で眠る“Yの娘”チェルシーと出会う。その矢先、彼女を狙う敵に遭遇し追い詰められ、土壇場で目覚めたのが、無能と蔑まれた右腕の“Yの紋章”-多くの人間を愚弄して嘲笑する忌まわしきクソったれの証。それが全てのはじまりだった。これは、狂気と混沌に立ち向かう“或る運命”の物語。俺たちはたどり着いてみせる、“Y”のその先の未来まで…!