著者 : 遠坂あさぎ
ジェスと二人で旅をして真実を知り、ようやく気付いた、自分自身の気持ち。一緒にいたい。ジェスと一緒に、終わりのない旅をしたい。 そのためにまず、闇躍の術師によって乗っ取られてしまった王朝を奪還しなければならない。ノット率いる解放軍、王子シュラヴィス、三人の美少女、そして異界からやってきた三匹の豚たち一行は、起死回生の切り札を求め孤島へ向かう。 鍵となるのは、孤島が入り口になっているという裏側の空間、深世界。人々の想いによって成り立つその不思議な世界では願望が具現化するようなのだが…… 「見てください、豚さん! 私の胸が大きくなっています……!」 どんな願望だ!? やれやれ、どうやら今回も、一筋縄ではいかないようだ。
亜麻月天狐は、気高き亜人族『天華月国』の生まれ。剣の才覚を持ち、国を守護する武家で育った彼女はいまや、亡国の名もなき剣士。主君に仕え、魔法騎士学校に通う日々。そんな彼女はある日、一人の教官と出会った。
「--〈海王〉リヴァイズ・ディープ・シー!?」海の底に眠る〈天空城〉で、竜王ヴェイラが遭遇したのは、古代の海を支配した最強の魔王だった。火花散らし、激突する二人の魔王。一方、レオニスの所属する第十八小隊は〈帝都〉で開催される聖剣士の武闘大会、〈聖剣剣舞祭〉に参戦することに。復讐のため魔王の配下となる咲耶、王家の宿命に導かれるレギーナ、〈魔剣計画〉の裏で暗躍する、フィレット家と戦う覚悟を決めたエルフィーネ。それぞれの因縁を抱え、舞台は人類最後の絶対防衛戦ーー帝都〈キャメロット〉へ。嵐の前に静けさはない。嵐の前には〈魔王〉が来るーー!!
「私もやってみたいです! らぶこめ!」 ジェスが突拍子もないことを言い出した。なあジェス、ラブコメっていうのは恋愛対象がいないとできないのだが……。え、もしかしなくても相手は、俺? ブヒブヒッ! 王朝に反旗を翻していた闇躍の術師を撃破し、ひとときの安寧が訪れていた。二人きりのブヒブヒハネムーン!というわけではないが、どんな願いも叶えるという「赤き願い星」を目指し、俺とジェスは北を目指して楽しく観光旅行中なのだ。なんといっても温泉が楽しみ! ジェスたそと一緒のお風呂……。 もはやお互いの気持ちを隠すことなく、相思相愛のイチャラブ状態。だがジェスには気がかりもあるようで……? 謎とラブに溢れた旅情編!
王都付近に、ミスリル鉱山を背負った超大型ドラゴンが出現し、採掘祭の開催が宣言された王都は大いに賑わっていた。 「勝負といくか、アイリス!」 「望むところだよ」 イシュトも、リッカやミラブーカ、シギュンとともに一攫千金を狙って大会に挑むことに。しかし、採掘祭の裏にはイシュトを狙う魔女ダーシャによる企みがあった……。 狡猾な魔女の罠によって捕らえられ、過去最大の危機に陥るイシュト。さらには暗黒神までが出現し……!? 「俺の逆鱗に触れた雑魚を見逃しはしない」 元魔王の異世界無双譚、第4弾!
「レオ君ーー君は、一体何者なの?」〈死都〉での任務より帰還したレオニスを待っていたのは、リーセリアによる質問攻めだった。魔王の秘密は遂にバレてしまうのか!? 一方、咲耶の周囲では〈桜蘭〉出身の武装傭兵団が〈第〇七戦術都市〉を巻き込む恐ろしい計画を実行しようとしていた。かつての同胞を止めるため、ひとり奔走する咲耶は、謎の魔王(※レオニス)に接近する。「魔王の力を貸りるには、それなりの対価が必要だな」「え、えっちな要求か?」「違う!」明かされる〈桜蘭〉滅亡の真実。姿を現した咲耶の姉。そして、レオニスの師にして〈六英雄〉最強の〈剣聖〉が目を覚ますーー!
「お前の王道を見せてみろ」--伝説時代最強の騎士と謳われると同時、野蛮人の異名を持つシド=ブリーツェ。キャルバニアの若き“王子”によって復活を遂げた男は、魔法騎士学校の教官として、新たな生を決意する。
「私は幸せです。豚さんと一緒にいられるのなら」 封印されていた記憶を取り戻したジェスたそ……ちょっと俺のことを好きすぎるような気がするのだが! いかんいかん、ガチ恋オタクの悪い癖だ、自惚れないようにしておこう。 そんなジェスと一緒に俺が再び冒険の旅に出ているのは、二つの理由からだ。一つは「闇躍の術師」を打倒するための至宝を捜索すること。そしてもう一つは、王朝と解放軍の同盟を強固にするため、とある人物から協力を取り付けること。 その鍵を握っているのは、女の子の脚を嗅ぐのが何より大好きという、あの変態犬ロッシで……?
「よくもあたしを殺してくれたわね、レオ♪」波乱に満ちた聖灯祭の余韻も残る中、レオニスの前に現れたのは、倒したはずの〈竜王〉ヴェイラだった。暴虐の竜王に脅され、しかたなく都市を案内するレオニス。「大変、レオ君が誘拐されたわ!」こっそり二人を追うリーセリアだが、なぜかプールでヴェイラと勝負することに。そんな平和(?)な時間も束の間、第十八小隊に与えられる〈巣〉の殲滅任務。その目的地である〈死都〉では、魔王軍大参謀ゼーマインが、恐るべき〈不死者の魔王〉を復活させる陰謀を企てていたーー!
剣と魔法の国に再び豚として参上! しかし肝心のジェスがいない。なぜだ! ジェスたそをブヒブヒ舐め回したい一心でやってきたというのに……! ……失礼、違うんだ。俺が少し離れている間に、闇社会の連中が王朝に反旗を翻して、この国は今大変なことになっているらしい。俺がここに再臨したのは、そんななかイェスマ解放を目指し戦うイケメン狩人ノットに協力し、残酷な運命を課されたイェスマたちを救うため。 べ、別に、ジェスへのガチ恋が溢れて会いたくて会いたくて仕方がないだなんて、これっぽっちも思ってないからな! 「くそどーてーさんも、私と同じなんですね。いつか私もノットさんに……」 こらセレス、地の文を読むんじゃない。あとその呼び方、どうにかならないか?
「シギュンの……旦那様に、なってほしい」 クエスト報酬で、アイリスとデートすることになったイシュト。街歩きの最中、鍛冶師を目指すノームの少女・シギュンを保護する。 イシュトを将来の結婚相手にしたいというシギュン。困惑するイシュトだったが、彼の魔王の力に耐えられる武器を作れるのは彼女のみだという。シギュンを鍛冶師として育てるため、パーティに加えることに。 新生チーム・イシュトは、行方不明になった鍛冶師を探すクエストを受注。示された手がかりは、<古竜の棲家>。勇んで向かうイシュトには、魔女の企みが忍び寄る……。 元魔王の異世界無双譚、第3弾!
第〇三戦術都市での任務から帰還した第十八小隊。〈六英雄〉の聖女を滅ぼし、女神ロゼリアに託された〈魔剣〉の使命を思い出した最強魔王レオニスは、決意を新たに魔王軍の再編を進めていた。そんな中、第〇六戦術都市〈アレクサンドラ〉を迎え、〈聖剣学院〉では大規模な学園祭が催されることとなる。あわただしくコスプレ喫茶の準備に追われるレオニスたち、「レオ君も着るのよ、きっと可愛いと思うわ」「なんでだ!?」アルバイトにいそしむシャーリ、「魔王様、おいしいお菓子が焼けました!」。だが、祝祭に沸く学院都市に、一〇〇〇年の時を超え、永久凍土で発掘された〈魔王〉が運び込まれようとしていたーー!
豚のレバーを生で食べて意識を失った、冴えないオタクの俺。異世界に転生したと思ったら、ただの豚になっていた! 豚小屋で転がる俺を助けてくれたのは、人の心を読み取れるという少女ジェス。 ブヒッ! かわいい! 豚の目線なら、スカートの裾からチラリと純白の……。 「あの、心の声が聞こえていますが……」 まずい! 欲望がだだ漏れだ! 「もしお望みでしたら、ちょっとだけなら」 え、ちょっ……!? まるで獣のような俺の欲望も(ちょっぴり引き気味ながら)受け入れてくれる、純真な少女にお世話される生活。う〜ん、豚でいるのも悪くないな? これはそんな俺たちのブヒブヒな大冒険……のはずだったんだが、なあジェス、なんでお前、命を狙われているんだ? さあ魔法もスキルも持たぬブタよ、過酷な運命に囚われた少女を、知恵と機転と嗅覚で救い出せ! 第26回電撃小説大賞《金賞》受賞作、豚転生ファンタジー!
あらたなパーティメンバー登場!? 元最強の大魔王にして新人冒険者イシュトの規格外冒険譚、第2弾! 炎の巨人を倒した元・魔王イシュトの名は、不本意ながら王都を救った勇者として知れ渡ってしまった。そんな折、初期職の“道具士”にこだわる崖っぷち冒険者ミラブーカがパーティに加入し、イシュトたちは冒険者としての経験を積んでいく。 同じ頃、ギルドでは上級冒険者を集めたダンジョン攻略が始まる。しかしアイリスたち銀狼騎士団には敵の魔の手が迫っていたーー 「なんだ、アイリス。こんなところにいたのか」 常識外れの戦闘力で少女たちを迷宮から救い出せ!最強の元魔王による異世界無双譚、第2弾!
魔王軍再興の野望を胸に転生した最強の魔王レオニス(10歳)は、王女来訪の裏で暗躍した“魔剣使い"たちの計画を圧倒的な力で捻り潰し、眷属のリーセリアばかりでなく、レギーナからもこれまで以上に甘やかされる学院生活を満喫していた。〈吸血鬼の女王〉の力に目覚めつつあるリーセリアの活躍もあり、学院の合同演習でも頭角を現しはじめる第十八小隊。そんな中、六年前に〈ヴォイド〉の襲撃で滅亡したはずのリーセリアの故郷〈第〇三戦術都市〉が出現したとの報告が入る。調査に赴いたレオニスの前に現れたのは〈女神〉ロゼリアの転生体だったーー。「花嫁のドレスです、受けとってください」「……〜っ、レ、レオ君!?」
鋭敏な“超聴覚”を持つ高校1年の豊響は、近隣高校の映画部から依頼を受けて映像に効果音をつける“音屋”を営んでいる。だが音響効果への情熱を失い、依頼された映像に惰性で有り物の音をつけるだけのくすぶった毎日。そんな響の家に、エキセントリックな超絶美少女・宇津々きさらが勝手に上がりこんでくる! 距離感のおかしいきさらにドギマギする響。きさらは自らが団長を務める自主映画制作集団『余命三年』の音響効果マンとして、響をスカウトに来たのだ。監督のギャル系美少女・里崎カンナが撮った映像に衝撃を受け、くすんだ毎日から這い上がろうとする響。最高のヒロインを彩るべく、最高の音を探して奔走する! 楽しさ鳴り響く"音響効果"ラブコメ!!
1000年の時を越えて転生した最強の魔王レオニス(10歳)は年上の美少女リーセリアに保護され、〈聖剣学院〉に入学した。〈第〇七戦術都市〉を襲った〈ヴォイド・ロード〉を圧倒的な力で蹂躙し、魔王群復活の狼煙を上げたレオニス。そんな矢先、帝国の第四王女が来訪するとの情報を手に入れる。世界征服の布石を打つため向かった先には、なぜか同じ寮で暮らすメイドお姉さんがいて──。「レギーナさん、どうしてここに?」「少年、お姉さんがお菓子を買ってあげますよ。それとも胸を揉みますか?」「露骨に誤魔化した!?」軍港を襲撃する〈ヴォイド〉、暗躍するテロ組織、その裏では〈魔剣使い〉の恐るべき計画が動き始めていた──!
暗黒大陸に君臨した最強の大魔王イシュト。勇者に討たれた彼は、最強の力そのままにヒューマンの青年として生まれ変わった。 「まさか……ドラゴンを素手で倒したというの……!?」 エリート冒険者の少女アイリスに保護された彼の前に広がる世界は、戦乱もなく平和そのもの。ひとまず冒険者となり、“誤爆”だらけのポンコツエルフ、リッカとクエストに出かけたイシュトは、襲いくるモンスターを規格外の力で一蹴する……。 「見せてやろう、魔王イシュヴァルト・アースレイの本気をなーー」 前代未聞のレベル0にして最強の元魔王による異世界無双譚、開幕!
“他人の自分に対する好感度”が見えるようになった高校生・桐崎冬馬は晴れて学園の美少女四天王の一人、九条桃華と恋人同士に。 桃華から冬馬への好感度は変わらず100とカンスト状態。だが、桃華の頭上に現れた“両思いになった相手のテンション”が分かるメーターは上がったり下がったりと忙しい!? 体育祭にハロウィン、クリスマス。いろんなイベントを一緒に過ごして桃華との距離はぐんぐん縮まっていく。さらには素の自分を出し切れない雪村希の悩みや、親友との時間が減って寂しい如月結衣と話す内、彼女達からの好感度も急上昇! ヒロインに愛され度限界突破!ほんわか甘々ラブコメ第2巻!