著者 : 鈴音さや
公爵家の長女でした2公爵家の長女でした2
家出先で運命的な出会いをしたノルドの助けもあり、ローリは帝国で小さな店をはじめていた。前世や公爵家にいた時とは違う、温かな生活を送るなか、ノルドが婚約者を選ぶ舞踏会を開くという噂が広まる。傷心するローリだが、ノルドから告げられたのは、自らが帝国の皇太子であること、そして「オレの伴侶として、生涯を共に生きてほしい」というプロポーズだったーー。 未来の皇妃になる自信が持てず葛藤するローリの一方で、ノルドを狙う怪しい影も近づいていて……。 インペリアルブルー あなたの影の差すところ 似た者同士 軍師の口上 by me, for me 聖女降臨 夢のあとさき ── 私と“私” タビーの凱旋 それから
公爵家の長女でした(1)公爵家の長女でした(1)
血がつながっているだけの人、さようならーー。 公爵家の長女に相応しくあるため、幸せを諦め、勉学に励んできたローザリンデは、ある日婚約者から一方的に婚約破棄されてしまう。父からも手酷く見捨てられ絶望するなか、前世でも『長女だから』と搾取される過酷な人生を送っていたことを思い出し……。 「私だって、逃げてみせる」 記憶と共に不思議な力を手に入れたローザリンデは、家出を決行。その先で正体を隠した他国の皇太子と出会い!? これは、自分らしく生きることにした『公爵家の長女』だった私の物語。 【登場人物】 ・ローザリンデ 全てが平凡で「努力だけ」と冷遇されてきた令嬢。家出して迷い込んだ森で、アーノルドと出会う。 ・アーノルド 大帝国の皇太子。敵襲から逃れる最中に出会い、助けてくれたローザリンデに恋に落ちる。 公爵家の長女 “私”と私 覚醒 婚約破棄 スローライフ 黒い髪の男 約束 新しい暮らし 彼女の味方
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