著者 : 青井秋
ドーナツ屋の夜のつれづれドーナツ屋の夜のつれづれ
十八歳の深沢信也は優秀な兄への劣等感をこじらせ、大学受験も失敗し鬱々としていた。そんなある日、京都にある大好きな祖母のドーナツ屋の手伝いを頼まれる。けれど京都で信也を待っていたのは思い出にある素朴なドーナツ屋ではなく、SNS映えするネオン輝く夜営業のドーナツショップ。さらに店長は軽薄そうな超美形の大男のレンに変わっていた。始めは意地を張っていた信也はレンに甘やかされ、ドーナツ屋の手伝いを通して少しずつ変わっていくー深夜のドーナツ屋が贈る、お腹と心が満たされる優しい物語。
織ノ王国物語 〜七番目の王子と忠誠の剣士〜織ノ王国物語 〜七番目の王子と忠誠の剣士〜
遊牧のテントが燃えている。兵士が迫り来る。女装束のララは、民をかばったために兵に見つかり、炎の中を馬で逃げていた。彼らは七番目の王女ーと偽っているララを狙ってきたのだ。殺される!その直前、命を救ったのは黒衣の剣士ユージーンだった。しかし、嘘を嫌悪するユージーンに、ララの正体が女装した少年だと気づかれてしまい…!?「お前は誰だ!ララ様はどこだ」これは賢く純真な王子が、彼の資質を見定めんとする剣士と神官見習いとともに、簒奪された草原の王国を再興する物語!
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