著者 : 青葉優一
順風満帆かと思われた慶介と亜子の関係。しかしある日の海辺の喫茶店で亜子は突然に別れを告げた。 驚きと悲しみに打ちひしがれた慶介に、タイムリープというチャンスが与えられる。数か月の時を遡った慶介は、別れの際に告げられた、その原因となった行動や欠点を改めていく。そして再び迎えた運命の日。その先に待つのは幸せか、それともーー。 繰り返されるタイムリープの果てに、慶介と亜子、二人がついに辿り着く真相と結末とは? 感動うずまくファンタジー・ラブストーリー。
死してなお、君を想うーー。最高に切ない 泣ける純愛ファンタジー・ストーリー。 三年にわたる幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は不幸な事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。 瞳が再び幸せ掴むことをひたすら願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。 「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たしてーー?
取られた駒は死ぬ。それが仁義なきリアル人間将棋。 将棋部に所属する南と後藤は、お互いの彼女を連れてダブルデートを重ねるなど、充実した高校生活を謳歌していた。しかし、文化祭の準備で学校に泊まりこみとなった夜、恐るべき復讐劇に巻き込まれる。 リアル人間将棋ーーそれが復讐のために用意された舞台だった。 取られた駒は死ぬ、という仕掛けのもと、南と後藤は駒となった恋人を守るため、死力を尽くして対局に臨む。 一手一手が生死を分ける、待ったなしの対局の結末は? 戦慄のリアルゲーム×サスペンス・ストーリー!
いざ、ペアマッチ将棋大会へ! 想いを寄せる桂香先輩と優勝を目指し練習将棋を重ねる歩。そして迎えた大会当日。思わぬライバルの出現に歩は震撼することになるが──。 そのライバルとの激闘を経て、歩はプロへの道を意識するようになる。プロになるには師匠が必要。ということで、桂香から自分の父、大橋名人を提案される。歩にとっては憧れの名人、願ったり叶ったりで話は進み、名人と試験対局をすることに!? 大一番に向け、駒娘たちの力を借りて歩はさらなる頑張りをみせる!
「頭が高い! 我こそが真の将棋神、女王である!」 中学校将棋団体戦の東日本代表の座を勝ち取った歩の前に、最も偉大な駒、王の駒娘が現れる。来るべき決勝大会に向け、歩を鍛えてくれるという。そのスパルタンな指導を受け、さらに棋力をあげていく歩。一方では桂香と息抜きのお出かけをして、少しづつ距離を縮めていく。 そして迎えるは中学校将棋団体戦の決勝大会。桂香の中学時代最後の大会。最強の中学生を相手に、歩たちの白熱の戦いがはじまる!
上条歩。中学一年。三度の飯より将棋好き。ひそかに憧れる人は将棋クラブの主将、大橋桂香先輩。そんな歩の前に突如美少女たちが現れる。 「私たちは、将棋の駒だ」 そう言い放つ彼女たちは、香車を筆頭に駒の化身だという。その将棋の強さは人知を超えており、歩は駒娘たちの教えのもと、さらなるレベルアップをしていく。 折しも中学校将棋団体戦の東日本代表を決める大会が間近に控えており、歩は桂香先輩のチームメイトとなり、ともに頂点を目指すべく奮闘する。二人の前に立ちはだかるのは、桂香先輩の幼少時からのライバル、二階堂。二階堂を打倒し、桂香先輩へアピールすべく、歩は駒娘たちと秘策を練るが!?