著者 : 青葉優一
「あなたは運命の人じゃなかった」順風満帆かと思われた慶介と亜子の関係。しかし亜子は突然に別れを告げた。驚きと悲しみに打ちひしがれた慶介に、タイムリープというチャンスが与えられる。時を遡った慶介は、別れの原因となった行動や欠点を改めていく。その先に待つのは幸せか、それともー。繰り返されるタイムリープの果てに、慶介と亜子、二人が辿り着く真相と結末とは?感動うずまくファンタジー・ラブストーリー。
幸せな交際を経て結婚した宗一と瞳。だが入籍当日、宗一は不慮の事故により急逝し、瞳を見守るだけの幽霊のような存在となってしまう。瞳が再び幸せを掴むことをひたすらに願う宗一だが、瞳は亡き宗一を変わらずに想い続ける。「生前にプレゼントしたものにだけ触れることができる」という事実に気づいた宗一は、それを使って自分の願いを瞳に伝えるべく苦心する。交錯する二人の想いの行方は果たしてー?
将棋部に所属する南と後藤は、お互いの彼女を連れてダブルデートを重ねるなど、高校生活を謳歌していた。しかし、文化祭の準備で学校に泊まりこみとなった夜、恐るべき復讐劇に巻き込まれる。リアル人間将棋ーそれが復讐のために用意された舞台だった。取られた駒は死ぬ、という仕掛けのもと、南と後藤は駒となった恋人を守るため死力を尽くして対局に臨む。一手一手が生死を分ける、待ったなしの人間将棋の結末は?戦慄のリアルゲーム×サスペンス・ストーリー!
いざ、ペアマッチ将棋大会へ!想いを寄せる桂香先輩と優勝を目指し練習将棋を重ねる歩。そして迎えた大会当日。思わぬライバルの出現に歩は震撼することになるがー。そのライバルとの激闘を経て、歩はプロへの道を意識するようになる。プロになるには師匠が必要。ということで、桂香から自分の父、大橋名人を提案される。歩にとっては憧れの名人、願ったり叶ったりで話は進み、名人と試験対局をすることに!?大一番に向け、駒娘たちの力を借りて歩はさらなる頑張りをみせる!熱い勝負とさわやかドラマの将棋青春ストーリー、第3弾!
中学校将棋団体戦の東日本代表の座を勝ち取った歩の前に、最も偉大な駒、王の駒娘が現れる。来るべき決勝大会に向け、歩を鍛えてくれるという。そのスパルタンな指導を受け、さらに棋力をあげていく歩。一方では桂香と息抜きのお出かけをして、少しずつ距離を縮めていく。そして迎えるは中学校将棋団体戦の決勝大会。桂香の中学最後の大会。最強の中学生を相手に、白熱の戦いがはじまる!第20回電撃小説大賞“銀賞”受賞、熱い勝負とさわやかドラマの将棋青春ストーリー、第2弾!
上条歩。中学一年。三度の飯より将棋好き。ひそかに憧れる人は将棋クラブの主将、大橋桂香先輩。そんな歩のもとに突如美少女たちが現れる。「私たちは、将棋の駒だ」そう言い放つ彼女たちは駒の化身だという。人知を超えた将棋の強さをそなえる彼女たちの指導のもと、歩は棋力をめきめき上げていく。折しも団体戦の大会が間近に控えており、歩は桂香先輩とともにライバルを打倒し、頂点を目指すべく奮闘する。第20回電撃小説大賞・銀賞受賞、駒娘たちと送る熱い勝負とさわやかドラマの将棋青春ストーリー!