著者 : 館川まこ
三波さんと晴れて恋人になり、二科もイベントで会ったユーヤさんと良い感じらしい。コレで全て解決だと思うんだけど、なんかモヤモヤする。二科と微妙な関係のなかーー二科のお母さんがなぜか俺の家にやってきて!?
★シリーズ重版ヒット中! オタクとギャルの新・協定ラブコメ第4弾!★ 声優で後輩の三波さんから告白された。突然のことに驚いていると、リア充な妹・希咲が家に帰ってきてーー色々起こりすぎだろ!? 同棲も即バレするし、二科のオタク部屋(元・妹の部屋)も見つかるし、人生終了を覚悟していたらーー 「ここにある本……ちょっと見てもいいですか?」 お前も隠れオタクかよ!? 「わ、悪い? お兄には関係ないじゃん!」 お、おう。 しかも夏コミに1人でサークル参加する上級者だと……。 希咲と意気投合してコミケに興奮する二科と、なぜか俺も妹のサークルを手伝うことに。 三波さんの件で頭がいっぱいなんだが!? コミケに、恋に、今年の夏は騒がしそうな予感がするな……。
後輩で声優の三波さんに、俺と二科の同棲がバレた……。 恐怖する俺たちだったが、秘密を知った彼女から予想外な相談が。 「コスプレしたことないので戸惑ってて、色々教えて頂けたら……」オタクイベント仕事のコスプレに慣れたいらしい。ってか露出スゴいなこれ!? 二科も男性レイヤーと出会うべく「男子受け良いコスプレにしないと! 何がいい?」とイベ参加に乗り気だし。 「あ、あんたも一緒に来てもらうから」俺もかよ!? まあ確かにコイツ、痛い目に遭ってから宅コス専門だしな……。 二科も三波さんも人目を克服するなら、特訓でナイトプールとか行ってみる……か? 待て、いやらしい意味じゃないぞ。
五条さんとのフラグが折れていなかったことを喜びつつ、彼女が働いている猫耳メイド喫茶でアルバイトすることになった俺。オタクバイト先での新たな出会いを求めて心も一緒に働くことになるのだが……。
理想のオタク彼女を作るため、俺はギャルで隠れオタクの二科心と同棲することに。「私を、オタク男子の理想に育ててくれるんでしょ?」ひとつ屋根の下で繰り広げられるオタクとギャルの新たな協定ラブコメ!
ついに明らかになった俺という存在の正体。俺はこの世界の主人公ではなく、モブでもなく、つまりは生まれるべきでなかった異質なものだった。マジか。不完全な登場人物たちによる超・日常系学園ファンタジー!
「このままでは危険です。ほかの平行世界の能力が暴走をはじめればなにが起こるかわかりません。あなたの大切なひとが傷つくかもしれません」--全ては、“主人公”の選択次第。直道はーー?
ここはどこだろう? 俺はまばたきをする。「三柴直道の身になにが起こっているのか、ユエはすべて説明できます」全ての物語の主人公になってしまう非主人公・直道の選択とはー?
俺は三柴直道。この物語の“主人公”-では、ない。と思う。ラブレター事件(初めて貰った)をきっかけに幼馴染みの一条ありすが魔術師だと発覚した!さらに突然妹が甘えてきたり、学校一の美少女に迫られたり。モテ期か。ありす、スズ、麻乃。各々が俺の“真の姿”を語る。でも三人が言う真実ってのは互いに全部、矛盾してるんだ。俺はそんなスゲー特別な主人公みたいな奴じゃない。「俺は普通の男子高校生だ。彼女いない歴=年齢の童貞男子だ。悪いか!」「そんなふうに思っているのはあなただけ」「記憶のないうちに経験していたと言うのか!」かくして俺は『日常系』を踏みはずす。超・日常系学園ファンタジー!