著者 : 高木幸一
文化祭でシンデレラの王子役をやることになった、真。奇しくも姫芽の学校でもクラスで演劇を予定し、シンデレラ役を姫芽がするという。 ならば一緒に練習せよという長女、宙子の提案に戸惑う姫芽。 また町内の運動会に草原家も参加することを宙子は宣言、二人三脚の練習を真と波月に命じた。 近づく真と姫芽、そして真と波月。姫芽の真への想いに気づいた波月は、三人で出かけることを提案する。 姫芽と波月の新たな魅力に触れ、真の胸にはある想いが過ぎる……。 「魔法は解ける。たぶん、どんなものでも。でも俺の気持ちはーー」 高木幸一×YuzuKiが贈る甘く、もどかしい青春ラブコメ第2弾!
「そこ、部屋を裸とか下着で歩かないっ! 先輩を誘惑しないでっ!」 天涯孤独となった高校生、黒川真は、なぜか4姉妹と住むことにーー。 小説家の長女、「きみは生理的にOK」と、クールな高校生の次女、元気いっぱいで、真になついてくる小学生の四女、そしてーー。 「あ、あのっ! あ、あたし……、黒川先輩のことが……好きです」 「君にはふさわしくないよ。俺は」 中学の卒業式に告白をお断りした後輩が三女だった!? 真面目で堅物な後輩、姫芽は同居に対してツンツン。真の方も一緒に住むことに気まずさを感じる(ですよねー)。 誘惑の多い同居生活と過去の恋。甘く、もどかしい青春ラブコメ開幕!
【残りの欠片がすべて、こちらに向かってきています】 深夜、喋る剣ルガイアからもたらされた情報に驚いたアークだったが、その背後にある国家レベルの組織の暗躍にも気づくことができた。 そして欠片を身に宿したリリアを守るため、アークはある決意をする。 やがて、ルガイアの失われた過去の記憶が明らかになる中、アークは黒髪の女性と出会う。 「お前は……」 「ありがとうございました。アーク・リガード。……さよなら」 ルガイアを巡る世界の危機と対峙する時、神魔の剣が今、目覚める! 高木幸一×狐印が贈る王道ロマンティック・ファンタジー第3弾!
「……私、本気で歌っていい?」 喋る剣ルガイアの呪いを解くため、旅を続ける傭兵アーク。マナラン王国からの依頼である宝獣・三眼竜の捜索は継続していた。 エード大陸に渡ったアークは、ルガイアの導きにより、南へ向かう。 その旅路には、ファナ大陸で出会った神術士のリリア、召喚士のミレイ、聖槍士のティアも同行していた。 【間違いありません。私の欠片です】 ついに発見したルガイアの欠片、しかしそれは、ある村の歌の大会の景品に埋め込まれていた。 「却下。ありえないわ出場なんて」 歌の大会の入賞を狙い、アークはミレイとペアで参加することに!? 高木幸一×狐印が贈る王道ロマンティック・ファンタジー第2弾!
「私の欠片を集めてください」千魔斬と呼ばれる凄腕の傭兵、魔剣士アークは、言葉を話す傷だらけの剣、ルガイアに「余命五年」の呪いを受け、“ルガイアの欠片”を探す旅を続けていた。ある日、彼はマナラン王国から、不死の力がある目を持つと言われる「三眼竜」討伐の依頼を受ける。しかし、王の推薦で、旅の同行者になった神術士の少女、リリアの体内には、ルガイアの欠片のひとつが眠っていた…。「わ、私をいい女だと言うなら…キミがなんとかしてよっ!!」高木幸一×狐印が贈る、呪われた魔剣士と、恋に不器用な神術士のロマンティック・ファンタジー開幕!
「だけど必ず、いつか、誰かだけが特別になる。…その人しか、見えなくなる…」草ヶ部の告白から数週間後、SL会と峰は西京路に旅行へ来ていた。にぎやかに西京路観光を楽しむ灰堂、菜花、草ヶ部、空上、峰だったが、時折、灰堂をめぐり、火花を散らす状況が増えていく。そんな中、うつむいている、ひとりの少女のことが、灰堂は気にかかっていた…。そして、灰堂は忘れていた過去の記憶をも思い出す。「…俺の昔のあだ名が、あーくんなんだよ」人間嫌いだった灰堂は、SL会による出会いで、何を学び、何を選ぶのか!?青春ラブコメ四重奏第3弾!