著者 : 黄波戸井ショウリ
元仲間との因縁を越えて最強パーティー再結成!? 超S級ダンジョンを攻略し、鉱人(ドワーフ)族を旗下に加えた【技巧貸与(スキル・レンダー)】マージ。 その頃、王都では何者かの仕業で薬物が蔓延し、政治機能が麻痺寸前に陥っていた。 首謀者を突き止めるべく、マージは薬物の供給元である隣国を訪れる。 そして偶然にもかつて自分をパーティから追放したアルトラと再会。 黒幕と目される森人(エルフ)族のマフィアの情報をアルトラから入手し、薬物製造拠点の壊滅に成功する。 一方、アルトラの元にはマフィアの首領が来訪。 マージに情報を流したことを悟られたアルトラは、安全と引き換えに「マージ暗殺」を持ちかけられてーー!? 全てを奪われ続けた冒険者の逆襲譚、第3巻!
かつて自分を追放したアルトラとの因縁に決着をつけ、狼人族を治める王となった“技巧貸与(スキル・レンダー)”マージ。そんな彼の下へ、騎士団の手に落ちた同胞・鉱人族の少女の幽閉先が判明したとの報が届く。マージは敵地から首尾よく少女を救出するも、騎士団の真の狙いがドワーフのみが存在を知る“超S級ダンジョン”に眠る富であると発覚。これを阻止するために先んじてダンジョンの攻略に挑むが、最奥で待ち受けていたのは錬金術師アンジェリーナの父親で!?一方でマージは気づいていなかったー騎士団長の奸計により手持ちから最強のスキルが盗まれていることに。全てを奪われ続けた冒険者の逆襲譚、第2巻!
他人にスキルを貸し出すユニークスキル“技巧貸与”。そんな便利な力を持つ青年マージはS級パーティの天才冒険者たちに利用され、全てを奪われ続けてきた。その果てにマージは前人未到の迷宮最深部で、パーティには不要な存在だと一方的に切り捨てられ、ボス戦を強要される。戦えば死あるのみ。絶望の淵でマージは仲間たちに告げるー「貸したスキルを返してくれ。ただし利息はトイチだ」数多のスキルと共に利息として膨大なスキルポイントを回収したマージ。これにより規格外の力を獲得し、最強へと至ったマージの快進撃が今、始まるー。全てを奪われ続けた冒険者の絶対なる逆襲譚、ここに開幕!
松友裕二が隣に住むOL・早乙女ミオに「おかえり」と言う仕事に就いて半年。年末に九州の実家へ帰省する予定の松友であったが、仕事のトラブルでミオも九州へ出張すると発覚。出張先でも急遽ミオのお世話をすることになる。福岡市内の案内やホテルへの送迎などミオのサポートをこなす松友。そんな折、ミオの要望を受けて二人で実家へ行くことになった松友はある頼み事をしてー「俺の嘘に付き合ってもらえませんか。実家で彼女のふりをするみたいなやつです」“偽の彼女”を迎えた松友家は大騒ぎ。それは図らずも、二人の関係に変化をもたらす切っ掛けとなりー。孤独なお隣さんとのアットホームラブコメディ、第3巻。
隣に住むOL・早乙女ミオに「おかえり」と言う仕事を月30万で引き受けた元社畜の松友裕二。二人の関係はミオの思い出のぬいぐるみをめぐる出来事で深まり、一緒に過ごす毎日がすっかり当たり前になっていた。そして夏休みシーズン、松友がミオの家へ普段通りに出勤すると予想外の客がいてー「お、おかえり兄ちゃーん。今日もお仕事おつかれさまー?」松友の妹・裕夏が実家から家出してきており!?宿なし女子高生の裕夏と雇用主のミオ。なし崩し的に二人を世話することになった松友のちょっぴり賑やかな日々が始まるー。孤独なお隣さんとのアットホームラブコメディ、第2巻。
社畜の松友裕二が残業から帰ると、隣に住むOLの早乙女ミオが家の鍵をなくして立ち尽くしていた。雨でずぶ濡れのミオが不憫になった松友はベランダからミオの家に入り、玄関を開けて言うー「おかえりなさい。今日は大変でしたね」そんな何気ない「おかえり」が心に刺さったミオに、松友は衝撃の提案を受ける。「私の月収は五十万です。月に三十万円であなたを雇います」実は生活力ゼロで極度の人間不信だったミオと、彼女の身の回りの世話をする仕事を引き受けた松友。ゆっくりと距離を縮めていく二人の間にあるのは単なる雇用関係かそれともー。孤独なお隣さんとのアットホームラブコメディ。