著者 : 黒裄
「僕と一緒に老いて、死んでください」 悪魔に不老の呪いをかけられた魔術師のオフェリア。 その日から老いることも、魔力が回復することもない化け物同然に。 人間として死にたいオフェリアは、解呪の方法を探し続けて100年以上生きてきた。 ある日、豊富な魔力を持った孤児ユーグを拾う。解呪のために理想の魔術師にしようと弟子にしたところ、ユーグは魔法の才能を開花させ、天才魔術師へと成長したのだが──。 弟子の過保護な愛が重すぎる!? 「ユーグは純粋で素直な子だから師匠愛が強いだけで、特別な意味はない」 そうわかっているはずなのに……。
完璧な令嬢と評判の公爵令嬢エミーリアの夢は、大好きなロマンス小説のように愛し愛される恋愛結婚をすること!ところが、突然決まった政略結婚の相手は女嫌いと噂の国王マティアスで!?-あら、それなら好きになってもらえばいいわね!けれど、関われば関わるほど甘いセリフに心乱されるのはエミーリアの方で!?こんなに甘いのに無自覚って本当ですか!?WEB発・押せ押せ天然令嬢×カタブツ陛下のピュア恋物語!
妖精を魅了する菓子を作る力を得たソフィア。「あまいのだせや」と妖精たちが騒がしい中、伯爵家に招かれるがー相手は10歳のお子様!?しかもまるで天使なルーカス様が突然、高圧的な態度で「僕と結婚するよね、おねーサン?(黒笑)」と脅してきて…!?“とんでも年の差婚”を回避するために、少年伯爵の胃袋と素顔の秘密、掴みます!!!
絞り染めの産地・有松。会社が倒産し、有松にある祖母の喫茶店を手伝うことになった雪奈は、あるとき常連客の絞り染め職人・沢口と知り合う。沢口の表情の読めない、気ままな猫のようないつもの姿と、職人としての真剣な姿の違いにどぎまぎする雪奈。有松の地で様々な人々と関わっていく中で次第に自分を取り戻していく雪奈だったが、沢口のとある秘密を知ることになり…。古き良き伝統が残る街を舞台に、ぶっきらぼうな絞り染め職人と紡ぐ淡い気持ちの行方はー。
「時は満ちた。約束通り、リリィは俺が連れて行く」カールハインツはそう告げた。-四年前、記憶を失って倒れていたリリィは、助けられた修道院で暮らしていた。そこに時折訪ねてくる貴族の青年カールに密かに憧れを抱いていたリリィだが、この日目覚めると、そこはお城!しかもカールは王子だという!!「お前は今日からこの俺のものだ」そう告げる彼のまわりは、吸血鬼や狼男、魔術使いら七人の騎士が仕えている。果たしてカールの真の目的は!?リリィの過去に秘められた謎とは!?
侯爵令嬢・マリーシアに、キャンブレンシス男爵・シックスとの縁談が舞い込んだ。ずば抜けた容姿と商才を持つ彼に見初められた彼女は、社交界でも注目の的!すっかり夢心地で花嫁になる日を心待ちにーするはずが、シックスの屋敷で見たものは…寡黙で不気味な執事に、色気満載の美女に、壁に向かって怒鳴り散らすシックスの姿!唖然とするマリーシアが思い出したのは、キャンブレンシス家のあの噂ー。恋した相手はとんでもない「人」だった!?ちぐはぐカップルの新作ラブコメ登場。