著者 : KeG
ついに「天騎士」の力を解き放った骸骨騎士のアーク。ノーザン王国の王都を襲撃する不死者の大軍勢を葬り、精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメ、そしてアークに王都の救援を依頼したノーザン王国第一王女・リィルと再び合流する。残りの不死者を掃討することになったアークはー王都内部へ突入!!迫る化け物を瞬殺!?国王との邂逅ー!と、ノーザン王国に降りかかる未曽有の危機を収拾していく。そこに現れたのは、王都に滞在していたヒルク教の枢機卿パルルモ。体に纏わりつく死臭と穢れを見抜かれたパルルモは、禍々しい異形に変貌を遂げ、アーク達に襲いかかる。しかしアークは「天騎士」のスキルを行使した反動に苛まれており…!?最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー第七弾、一虚一実の大陸に新風を吹き込むべく参上!!
書状渡しの旅の道中、ゾンビに襲われていた少女・ネアを助けたウサトたち。だが、それはネアが巧妙に仕組んだ罠だった!! ネクロマンサーと吸血鬼、二種族の血を引くネアの能力で、一時は護衛の騎士・アルクが敵の手中に落ちてしまうが、ウサトは相手にやさしい無慈悲な攻撃「治癒投げ」で仲間を取り戻すことに成功する。 しかし、ネアはかつて“勇者”に倒された古の魔物・邪竜を復活させウサトに反撃を試みる。かつてない強敵にウサトはどう立ち向かうのか。そして戦いの末、追い詰められたネアはとんでもない行動に出るのだったーー。 お待ちかねのシリーズ第五巻、なんと今回は我らが救命団団長・ローズの過去にスポットを当てた初の特大書き下ろしも収録。 “治癒魔法の間違った使い方”が生まれた瞬間を刮目せよ!!
圧倒的な力を人助けに役立ててきた骸骨騎士のアーク。拠点の社からエルフ族の里に戻ったアークは、精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメに、疾駆騎竜の紫電を加え、チヨメの兄弟子サスケの真意を探るべく「ヒルク教国」へお出掛けすることになる。同じ方面に向かうエルフ族の船に便乗したアークであったがー無愛想なエルフと一触即発!船室で仲間の着替えシーンに遭遇!!海岸では上陸拒否ー!?と、波乱含みの船旅に。なんとか上陸できたアークは、道中で蜘蛛の化け物に襲われる馬車に遭遇。人外じみた力で化け物を倒し、ノーザン王国第一王女・リィルを助け出す。そしてアークは、不死者の軍勢から王都を救ってほしいとリィルに依頼され…!?「天騎士の本領を見せてやろうぞ!!」ついにアークの秘められたスキルが発動するー!最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー第六弾、混迷の世界を股にかけ参上!!
魔王軍の脅威に対抗すべく、魔導都市ルクヴィスと共闘の約束を結んだウサトたち一行。 ウサトはともに異世界にやってきたスズネ、カズキとルクヴィスで別れ、アマコ、ブルリン、そして護衛の騎士アルクと次なる目的地へ向かう。その道中、助けを求める少女の悲鳴を聞き駆け付けると、ゾンビの群れが少女を取り囲んでいた。 ゾンビを蹴散らしたウサトに、ネアと名乗った少女は懇願する。 「村を、私達を……助けてください」 ウサトは、“人の命を救う”救命団の信念の下にその依頼を引き受けるが、ネアの住む村を襲う脅威には隠された理由があった! 人気シリーズ待望の第四巻、またもやウサトが厄介事に巻き込まれる!!
まだ見ぬ食材を求め、新天地へお出掛けすることになった骸骨騎士のアーク。精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チョメのお馴染みのメンバーに、さらに筋骨隆々の獣人の戦士ゴエモンも加わり、安穏無事な旅になるはずだった。しかしー船上で巨大イカを討伐!恐竜モドキと素手で対決!?新食材でパスタ作りに挑戦ー!!と、今まで以上に、何でもありの珍道中!希少品のトウガラシを求め、虎人族の里に辿り着いたアーク達。しかしそこは黒い巨人に襲撃され、多くの虎人が命を落とす戦場と化していた。虎人族に助太刀するアークだが、突如謎の影による奇襲が!?「…サ、スケ…兄さん…っ!?」その正体は、なんとチョメの兄弟子サスケのようでー。最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー第五弾、希望と絶望と共に参上!!
王からの書簡を手に、魔導都市ルクヴィスへと入ったウサトたち。 生まれ持った魔法の適性による差別や偏見がはびこるこの街で、ウサトは何者かに傷つけられた治癒魔法使いの少年と出会う。 “治癒魔法使いだから”という理由だけで壮絶なリンチを受けていた少年・ナックの話に激しい憤りを覚えるウサト。そこでスズネは主犯格である少女・ミーナに対し、ナックとの一騎打ちを提案する。 ナックを救うため、そして治癒魔法使いの矜持を守るため、ウサトは師であるローズ直伝の“救命団式訓練法”をナックに課す事を決意するのだった。 大人気シリーズの第三巻、受け継がれし救命団魂を見逃すな!!
類稀なる強さを誇るが、些か天然な骸骨騎士・アーク。精霊獣のポンタ、ダークエルフの美女戦士アリアン、獣耳忍者少女チヨメの3人+1匹で異世界を“無自覚”に“世直し”してきた彼は、ついに己の肉体を取り戻そうと、解呪の泉への旅を始める。そして目的地に到着するも、なんとそこは…温泉!?まずは骨休めと、早速ポンタと共に嬉々としてダイブするがーその直後、予想だにしない事態に!!?一方、エルフ族との交易を目論むローデン王国第二王女・ユリアーナは、策謀を張り巡らせ覇権を狙う第一王子・セクトに相対するー!「小説家になろう」未掲載の書き下ろし特別編収録。
救命団での地獄の訓練を耐え抜き、初の戦場に臨むウサト。 訓練の成果を生かし順調に怪我人を治療していくウサトだが、共に戦場に立つスズネと カズキに危機が迫る! 二人の前に立ちはだかる、禍々しい鎧を纏った魔王軍の黒騎士。どんな攻撃も通さない その鎧になすすべもなく、二人はじわじわと追い詰められていく……。 そして、ついに黒騎士の凶刃が二人に迫るーー。 大切な友を救うため、「治癒魔法の間違った使い方」を武器にウサトは戦場を駆ける!! 常識破りの“回復要員”が異世界で繰り広げる、大人気ドタバタファンタジー第二巻!
平凡な高校生のウサトは、帰り道に偶然出会った生徒会長のスズネ、クラスメイトのカズキと共に、突如現れた魔方陣に飲み込まれ、異世界へと転移してしまう。 三人は魔王軍から王国を救うための『勇者』として喚び出されたーーが、勇者としての適性を持つのはスズネとカズキだけ。ウサトはただ巻き込まれただけだった! しかし、ウサトにレア属性の『治癒魔法使い』の素養が見つかったことで事態は一変。救命団団長を名乗る女性、ローズに拉致され、強制的に救命団に加入させられてしまう。 そこでウサトを待っていたのはコワモテの同僚たち、そして「治癒魔法の間違った使い方」を駆使した地獄の訓練の日々だったーー。 常識破りの“回復要員”が繰り広げる、ギャグありバトルありのドタバタ異世界ファンタジー、堂々開幕!
異端審問官の少女は真実のために戦う! 予測不能のゴシック・ミステリー! 功績が認められ、評議会テン・コミュニオンのメンバーに抜擢されたベルだったが、街では新たな難事件ーー異端審問官ばかりを狙った謎の人体発火現象が勃発する。 「こんばんは、プリンセス」 ベルの秘密を知る少女、サラ。 「混血種(キマエラ)も存在するかもしれないね」 ヒントを提示する目的不明のナレシュ。 「なぜ清めの火を恐れない?」 何かを知っている、枢機卿トリスタン。 やがて見えてくるのは、文字どおり解決へのキーとなる《煉獄の鍵》。すべての謎を解き明かした先にある真実とは!?
あらゆる傷と病いから人を守る不可視の盾、アイギス。その恩恵を受けて千年都市アーモロートは平和と繁栄を謳歌していた。 しかし、そこであり得るはずのない、世界の秩序を揺るがす殺人事件が起こる。アイギスを砕く者(バリアクラッカー)の存在が囁かれるなか、異端審問官のベルヘルミナは、情報屋クリカラとともに事件の謎を追う。 異端の嫌疑をかけられた少女、不老不死を望んだ古の教皇、そしてすべての鍵となる黙示録……。さまざまな手掛かりをたぐった先にある驚愕の真実とは!?
エイクとシルヴァのもとに現れた可愛い(?)ゾンビの少女メル。喋ることができない彼女の懺悔を発端に、シルヴァは街のミスコンイベント「ジェント美処女コンテスト」への参加が決まってしまう。そんなメルに関わるひと騒動は、美しき吸血鬼の登場によりエイクの命が懸かった大騒動へと発展してしまい……!? 見習い神父と淫魔シスター、可愛いモンスター娘+αでおくる人外ハーレムラブコメ!
神父見習いエイクのおかげで、一人前の修道女を目指して教会で働くこととなったサキュバスの美少女シルヴァ。だが、シルヴァの姉二人がエイクを誘惑に現れ、ひと騒動が……!? さらに、王都教会から異端審問官の美少女がエイクのもとへ訪れ、淫魔のシルヴァは大ピンチ!? 天使の声が聞こえるという審問官には何か秘密があるようで……。おまけにスフィンクスやウンディーネなど問題アリの美少女モンスター娘も懺悔に訪れて……!?
とある小さな教会。見習い神父であるエイクのもとには多くの悩める“もの”たちが訪れる。ただし、それはヴァーバンシーなど妖精や精霊をはじめとした“人外のもの”たちなのだが……。 ある日、エイクのもとに悩める落ちこぼれ淫魔(サキュバス)の美少女・シルヴァンシアが訪れる。聖職者を好んで堕落させるという淫魔の一族で、衣服を脱ぐのも脱がせるのも得意な彼女。そんなシルヴァの目的とは 「わたくし、修道女(シスター)になりたいのですわ!」 ── という本気の告白で……!?
イツキ様。 死想図書館の蔵書であった、意志無き全知の記憶 『アカシック年代記』 との対決の時です。 『アカシック年代記』 がパートナーに選んだのは、矢口未耶様。イツキ様の、幼なじみでございます。 彼女はいま、全ての知識を得た全能の存在となっています。つまりは神 ── 邪神です。今までで最も熾烈な戦いとなるでしょう。そして私、『真白き本』 とも、これでお別れでございます。 イツキ様。 さようなら、お元気で。
イツキ様、死聴音楽堂に異変が起きました。双子の管理人の片割れ、ジュモ・ブルが行方知れずです。付近では、謎の連続傷害事件が勃発、警戒が必要かと思われます。 失踪の鍵を握っているであろう、イツキ様の学校の生徒会長・緑ヶ丘ユカリ宅への侵入を提言いたします。 ……はい? 仰るとおりです、イツキ様。この衣装はレースクイーンです。とくに今回の事件と関係はありませんが、それがどうかされましたか?
イツキ様。このような格好で失礼いたします。いえ、このバニーガール姿は、決して給仕服に飽きたからというわけではございません。これは、死書 『不思議の国のアリス(アリス・イン・ワンダーランド)』 の仕業です。 この悪夢と無邪気の少女幻想から抜け出すため、私達は死書 『アリス』 を封印せねばなりません。 ところで、死書 『アリス』 が最も優先するのは“享楽性”、楽しむことです。つまりイツキ様。『三月のウサギ』 に変えられた私は、とても発情しています。不躾なお願いとは存じますが、その、イツキ様が慰めてくださると──。
此処は彷徨う『死書』を封じる死想図書館。私は司書の、リヴル・ブランシェと申します。お帰りなさいませ、黒間イツキ様。そろそろ『筆記官』としてのおつとめにも慣れてきた頃かと存じます。-イツキ様。本日はご報告がございます。この図書館を司るエレシュキガル様の容態が、今だ優れません。その煎薬のレシピが記載された死書『喫茶養生記』を見つけ出し、封書することが快方の近道となります。死書の潜伏先はすでに調査済み。所在はー京都です。此度の案件、イツキ様の修学旅行と同時期なのは僥倖でした。はい。もちろん私が、案内役のバスガイドです。