著者 : NOCO
死闘の果てに、悲願の一つを叶えた伽羅森は、高校生という日常へと戻る。魔剣ティルフィングに呪われている状況は変わらないが、彼はどこか燃え尽きたような日々を過ごしていた。 そんな中、日継との新たな任務で出会った一人の少女、独部由良。彼女は「普通の人間には視認できない」歪みを抱えた少女で……。 「私、このメンバーで、バンドをやりたい!」 誰からも認識されない彼女の切なる願いを叶えるために、協力を始める伽羅森やアーカイブたちだったがーー。 「私は……何をすれば良いのでしょうか」「何をしたっていいんだよ、もう」 『自由』を叫ぶための蒼い戦い。その咆哮は、どこに響くーー。
《歪理物》──この世界の歪みを内包した超常の物体。 伽羅森迅が持つ蒼剣もその一つ。願いの代償に持ち主を破滅させる《魔剣》に「生きたい」と願った彼は、生きながら周囲をも呪う運命を背負わされた。 《本》に運命を縛られた無機質な少女・アーカイブと共に彼は《歪理物》が関わる凄絶な事件と戦いの日々へ身を投じる──彼の歪みに巻き込まれ、アーカイブの依り代とされてしまったあの少女を救うために。かつて希望を見せてくれたあの少女を……。 「絶対に助ける。……たとえそれが、アーカイブを消すことになっても」 二人の呪われた運命の歯車は、一人の女子高生と《文字を食らう本》に出会い、急速に回り出す。 その先に待つ未来は破滅か、それとも──。 最後の1ページまで最高のカタルシスで贈る、第30回電撃小説大賞《金賞》受賞作。
「さて、それじゃあ…死にますか!」大切な人を応援するため、自らを犠牲にする少女。「それでは紗和さん。最後のデートを始めましょう」好きな人と再会するため、走り続ける少女。「世界が滅んでもいい。あなたが滅ぶなら構わない」親しい人を独占するため、隣界を滅ぼそうとする少女。ついに辿り着いた第一領域にて、緋衣響、時崎狂三、白の女王の殺し合いは終わりを迎える。戦い続けた少女たちが下す選択とはー。「長い時間が掛かりましたけど。ちゃんと、叶いましたわ」時崎狂三のもうひとつの戦争、ここに完結!
白の女王によって攫われた響。そして白の女王の正体ーー。絶望的な状況を前に狂三たちは、第二領域にて白の女王率いる軍勢との最終決戦に臨む。響、奪還の鍵は「わたくし、婚約した覚えはないのですが」悪役令嬢!?
狂三たちは白の女王の企みを阻止するため、第五領域に存在するダンジョンを攻略することに!? 狂三にヤンデレな蒼を仲間に加え、目指すはダンジョン最深部。ビキニアーマー狂三に遊び人響も思わず大興奮!?
辿り着いた第七領域から次の領域へ行くため、大金を稼ぐことになった狂三たち。カジノで荒稼ぎをするも条件クリアの金額には程遠く……。さらに狂三を足止めしたい四領域の支配者とポーカー対決をすることになり!?
白の女王が支配する第三領域を逃れ、第八領域に辿り着いた狂三たち。そこでは支配者側と叛逆軍による終わりなき戦いが繰り広げられていた。狂三と響は敵同士になってしまいーー水着と水鉄砲で勝負を決することに!?
白の女王に敗北し、第三領域に囚われた時崎狂三。響の協力によって脱出を試みるのだが……。時間を奪われ狂三は七歳の姿になってしまい!?「可愛いよう……閉じ込めて永遠に愛でたいよう……」「ぶちころしますわ」
ヴェレーナ王国の天曜軍に所属するシルヴィアは、その才能を認められ頭角を現わしていた。そして、調子に乗って無警戒に突撃してしまいがちな彼女を窘めつつも優しく見守る姉のフェシリア。そんな中、同盟国のテアドール王国が侵攻してきたと報せが!しかも、その勢いは「獣のよう」と形容されるほど異様だという、戦を避けるべく交渉に向かうフェリシアだったが、そんな彼女の前にテアドール軍の将軍ヴェロニカが現れ驚愕の真相を明かすのだったー。
「この領域で我を通したい、と言うのであればーアイドルになって頂けないと」「意味が、わかりませんわぁぁぁぁ!?」第九領域に辿り着いた時崎狂三が、支配者の絆王院瑞葉から突き付けられた次の領域を開く条件はーアイドルになること!?「わたし、こう見えても割と凄腕プロデューサーここでやってたんですってば」緋衣響ーひびP指導の下、AAランクアイドルデビューを目指すことになった狂三だが道は厳しく…。「狂三さんがなるべきアイドルは“ケイオス”です」「まあ、混沌とは、どのような?」「イロモノです」「誰がドS中二耳年増乙女ですの」さあー私たちの戦争を始めましょう。
隣界で目覚めた記憶喪失の少女エンプティは、時崎狂三と出逢う。彼女に連れられ、着いた場所は学校の教室。殺し合いのために集まった準精霊と呼ばれる少女たち。さあーーわたくしたちの戦争を始めましょう。
世界は空を失った。海抜三百メートルから上空を覆いつくす“瘴気流”により、飛行手段が無力化されたのだ。そして、その空から襲来した人類の天敵“冥竜”。戦いは熾烈を極めたが、唯一“冥竜”に対抗しうる兵器“ULAT(超低空戦車)”の存在によって人類は滅亡を逃れたー。鳴門ミミは、その“ULAT”に憧れる高校二年生。ひょんなことから弱小PMC、幸塚対竜社の一員になった彼女の奮闘が今始まる!戦う少女たちの青春ガール・ミーツ・ガール戦記!!
秘書艦と戦闘という二つの激務を無事遂行した陽炎は、第十四駆逐隊の仲間とともに横須賀に戻るため佐世保を後にする。途中、呉に立ち寄った陽炎を待っていたのは、新たに配属された新人駆逐艦娘たち。陽炎は新人の指導係に任命され、横須賀へ彼女たちも同行させるよう命じられてしまう!そんな折、大切な仲間たちを守るため改二となった潮が現れ、第十四駆逐隊に変化の時を予感させる…。燃える駆逐艦魂を描いた『陽炎抜錨』シリーズ、堂々最終巻!!
秘書艦と戦闘という二つの激務を無事遂行した陽炎は、第十四駆逐隊の仲間とともに横須賀に戻るため佐世保を後にする。途中、呉に立ち寄った陽炎を待っていたのは、新たに配属された新人駆逐艦娘たち。陽炎は新人の指導係に任命され、横須賀へ彼女たちも同行させるよう命じられてしまう!そんな折、大切な仲間たちを守るため改二となった潮が現れ、第十四駆逐隊に変化の時を予感させる…。燃える駆逐艦魂を描いた『陽炎抜錨』シリーズ、堂々最終巻!!
北方海域の激戦を潜り抜け、幌筵泊地での任務を終えた陽炎たち第十四駆逐隊。横須賀鎮守府に帰還した陽炎を待っていたのは、秘書艦への就任だった!しかも、第十四駆逐隊も佐世保鎮守府へ派遣されることに!!新天地で今までとは勝手の違う業務に戸惑いの日々を送ることになった陽炎だったが、そんな中第十四駆逐隊が新たな攻勢作戦に参加することになりー。燃える駆逐艦魂を描く『陽炎抜錨』シリーズ、遂にクライマックス突入!待望の第6巻!!
キス島沖の敵艦隊を排除するため、陽炎たち第十四駆逐隊は北方の幌筵泊地に集結することに。極寒の海域で出撃を待つ彼女たちだったが、攻略艦隊の中心は戦艦や重巡洋艦で、なかなか機会が回ってこない。そんな中、軽巡洋艦の阿武隈や木曾、潜水艦のまるゆと交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、まるゆにリンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。しかし、そのまるゆが任務中に行方不明になってしまいー。燃える駆逐艦魂を描くシリーズ第5巻登場!
キス島沖の敵艦隊を排除するため、陽炎たち第十四駆逐隊は北方の幌筵泊地に集結することに。極寒の海域で出撃を待つ彼女たちだったが、攻略艦隊の中心は戦艦や重巡洋艦で、なかなか機会が回ってこない。そんな中、軽巡洋艦の阿武隈や木曾、潜水艦のまるゆと交歓を深めていく第十四駆逐隊の面々は、まるゆにリンガで出会ったあきつ丸の面影を見る。しかし、そのまるゆが任務中に行方不明になってしまいー。燃える駆逐艦魂を描くシリーズ第5巻登場!
それは駆逐艦娘の陽炎が横須賀に来る前のこと。指導役の神通、同じ隊の霞、霰、そして相棒である不知火。第十八駆逐隊に所属する彼女は、かけがえのない仲間に囲まれ、厳しくも充実した訓練の日々を送っていた。そんなある日、同型艦の黒潮から鎮守府祭開催の噂を聞き期待を彫らませる陽炎だったが、まさか自分が駆逐艦娘の代表者に選任されるとは思いもよらずー。今回は陽炎の呉鎮守府時代!
E海域の攻勢作戦で大きな戦果を挙げた陽炎たち第十四駆逐隊。だが依然として深海棲艦との攻防に終わりは見えなかった…。そんな中、秘書艦・愛宕から第十四駆逐隊に告げられた命令はリンガ泊地への転属!あくまで一時的な転属ということで南方へ赴いた彼女たちを待っていたのは、ここに所属する艦娘は自分たちだけだと言う叢雲とあきつ丸の二人でー!?話題沸騰のファミ通文庫版『艦これ』公式ノベライズに、待望の第3巻が登場!!