著者 : Nardack
トウの国の混乱を無事に鎮め、協力を取り付けることに成功した太一たち。セルティアからの侵略まで幾ばくもないなか、四人を待っていたのは、南の大陸、通称影の大地での修行。シェイド肝いりの修行は、なんとアルガティとユグドラシルによるものだった。太一はアルガティと。凛、ミューラ、レミーアはユグドラシルと。それぞれ修行を開始するのだがーーーー。
陽都との交際を認めさせようと、母に正面から向き合うことを決めた紗良。一方、陽都はWEBテレビの運営を通して、自分の将来を見つめなおすことになり……。君の隣だから前を向ける。委員長ラブコメシリーズ完結!
◆──◆魔法のiらんど大賞2020<ファンタジー・歴史小説部門>特別賞受賞作品◆──◆ 特別に記憶力の良い瞳をもつ珠蘭は、先帝の子・劉帆とともに後宮の謎に向かい合い、不死帝の秘密を守り国家の不穏を防いできた。 しかし市井では不死帝への不信感があおられ、存在しないはずの"2人目の不死帝"が街に現れーー? さらに珠蘭は国家の転覆を狙う企みに巻き込まれ、後宮から攫われてしまう! 彼女に迫る危機を前に、劉帆たちは黒幕の存在に迫っていくが……。 一方珠蘭は、自由を奪われながらも、その瞳で"2人目の不死帝"の謎に立ち向かい、この国と大切な人々を守ろうと奮闘して……。 ◆──◆登場人物紹介◆──◆ ◇董珠蘭(とう しゅらん) 特別な記憶力をもつが、孤独な贄だった。兄を解放する条件として、後宮の不穏をその瞳で探ることになりーー? ◇楊劉帆(よう りゅうほ) 兄を解放する条件で、珠蘭に後宮に赴くことを提案した美青年。次第に珠蘭に心を動かされて……? ◇董海真(とう かいしん) 珠蘭の兄。孤独な珠蘭を唯一気にかけてくれた肉親。学問の才があり期待されていたが、三年前に失踪していた。 第一章 瑠璃の仮面 第二章 虚空の色 第三章 変えられぬ暗褐色 第四章 蒼天に昇る 最終章 稀色の娘
無事にサラマンダーと契約し、さらにクエルタ聖教国での事件を無事に解決することができた太一たち。エリステイン魔法王国に帰国した彼らを迎えた、国王ジルマールは、すぐさま出立してほしいと要請する。行く先は「トウの国」。なんとそこは、まるで日本をほうふつとさせる異国の地だった。侍の国であり、ただの一国民も精強な者が多いという。取って返すことを詫びるジルマールからの依頼は、トウの国の混乱を鎮めてほしい、ということなのだがーーー。
体育祭を経て、恋人になった俺と吉野さん。屋上で駄菓子パーティーしたり、繁華街の癒しスポットを開拓したり、些細な時間がすごく楽しい。 そんなある日、映像編集の腕を買われて、後輩の(売れない)アイドルの「JKコンテスト」を手伝うことに。動画を毎日アップするのは正直大変だけど、吉野さんも一緒なら夏休みに伊豆に合宿ーーお泊まりイベントも発生するということで……! けどコンテストには、俺の苦い過去を知る人物も参加していて……。 素顔を見せあう二人でも、好きだからこそ見せられない顔もある。それでも……やっぱり大切だから。不器用に、だけど着実に二人の距離が縮まる第2巻。
何となく家にいづらい俺は、夜の繁華街でバイトをしている。ある日、暴漢に絡まれているギャルを助けたら……その正体は、クラス委員長の吉野紗良さんだった! 「いつもきっちりしてると疲れちゃうんだ。だからたまに、素の自分に『変身』してるの」 仲間意識を持った俺たちは、素顔を見せあえる秘密の友達関係に。 「と言っても、まさか高校生にもなって女子と石投げ遊びをするとは」 「いいじゃん、楽しいし! あ、一緒に駄菓子屋にも行きたいな!」 実は無邪気で子供っぽい吉野さん。自然体で過ごす「ちょっと悪い」友達関係が始まる!
メンヘラに対する苦手意識を乗り越えた愛垣晋助は琴坂静音と改めて「通い妻契約」を結び優しい共依存生活を送っていた。大学の夏休みに入り晋助の妹・結乃の誕生日に幼馴染・九条千登世と静音を招きお泊まり会を開催。皆でプールにも行って静音の水着にドキドキ!? しかしその誕生会がきっかけで静音の父・愛彦に静音が男の家に通っていることがバレてしまう。彼は妻の死を機に静音に対し病的な執着心を持ち、異常ともいえる束縛を行っていた。静音の「家族」の問題に立ち入るにはあまりに無力な晋助だったがーー。メンヘラ美少女との半同棲ラブコメディ第二弾開幕!
董珠蘭(とう しゅらん)は一度見たものは忘れない。その抜群の記憶力を生かして後宮の事件を解決し、不死帝となった兄の助けとなっていた。 そんな折、故郷から不漁による減税の嘆願がきたことを知る。 贄姫だった自分が逃げ出したせいかと気にかかり、不死帝の隠し子である劉帆(りゅうほ)の視察に同行することに。 しかしそこで、珠蘭と劉帆は聚落の者たちに捕らえられてしまう。そこで知ったのは、国に仇なす故郷の闇だった。 偽りに満ちた後宮で、珠蘭の人を信じる行動は波紋を広げていきーー後宮ミステリー待望の第二巻。 第一章 蒼海色の牢獄 第二章 噂に紅涙 第三章 美しい傷跡 第四章 愛しき暗闇
少し無茶するのだって、ゲームの醍醐味だ!!夏のイベントも後半戦。沈没船の噂を聞いたユート達は島の北側を目指していた。たどり着いた漁村では強力なスケルトン達が待ち受けており、ユート達は苦戦を強いられる。そんなとき、ゾンビの副船長という名前のモンスターを倒すと幽霊が現れて…。
「晋助の家に『通わせて』?私なんでもしてあげるから」大学生・愛垣晋助は地雷系美少女・琴坂静音からいきなりな提案を受ける。彼女は女子大生の他に「パパ活女子・コトネ」というもう一つの顔を持っていた。その事実を知った晋助に口止め代わりに『通い妻』にしてくれと願い出る。「もうメンヘラはこりごり。そう思っていたはずなのにな」晋助はこれまでのメンヘラ女子とのトラブルから女性に臆病になっていた。それでも静音への心配もあり渋々認めてしまったが段々と彼女の献身的な『通い妻』の姿に心惹かれていき!?ワケあり女子とのハートフル半同棲ラブコメディ!!
人の身を捨て、巨大な樹と融合したラムダとの最終決戦。無限とも思える再生能力を駆使する相手に対して、シリウスは徐々に疲弊し追い込まれてしまう。劣勢を跳ね返すべく、異世界での鍛練で培ってきた能力を全て発揮しラムダに挑む!激闘の末ラムダを撃破するも、止まらない魔大陸からの魔物の侵攻。シリウスは無謀にも、ひとり魔物蠢く魔大陸に向かうことを決意する。だが、そこで待ち受けていたのは前世で命を落としたのと同様の絶体絶命の状況でー。異世界で弟子たちと共に紡いできた縁と願いが結集し、シリウスに迫ろうとする運命を覆すー異世界式教育ミッション、大団円の第16幕。
特別に記憶力の良い瞳をもつ董珠蘭は、海神の贄として孤独に過ごしていた。そんな彼女の元にやってきたのが謎の青年・劉帆だった。彼女は窮地にある兄を解放する条件で劉帆に連れられ、国の中心、霞正城に。そして後宮の不穏を珠蘭の瞳で探るよう命じられる。人との触れあいに戸惑いながらも珠蘭は誠実に向き合い、後宮の盗難事件や呪いの謎に挑んでいく。その姿がしだいに劉帆や妃たちの心をも変化させ、信頼を勝ち得ていくがー?全ての謎の行き着く先は、触れてはならないこの国の根幹に関わる秘密だった。
ちょっとした米騒動も終わり、夏イベントに突入したユート。大通りには屋台が立ち並び、大きな賑わいにワクワクしていたそんな時、植物、動物、昆虫、海洋の項目があるイベント図鑑という要素が追加される。昆虫採集に心をときめかせるユートはフィールドに向かっていき…。夏を感じさせる要素満載!海に昆虫採集、さらには恐竜まで登場!?
アルテミスステークスの激闘を終え、騎手として更なる成長を望んだ颯太は、強豪の上総厩舎から新馬の調教依頼を引き受ける。そこにいたのはポニーのように小柄なサラブレッド、スターゲイザリリーだった。更に、上総厩舎で再会した後輩・樫埜秋桜の指導も頼まれるがー「先輩、年収おいくらですか?車は持ってますか?タバコとお酒を嗜む予定はありますか?」絶賛“女性騎手の壁”にぶち当たり中の秋桜はすっかりやる気をなくしてしまっていて!?「先輩、あたし、騎手をー」少女が一頭と向き合うとき、小さな怪物がターフを疾駆する!熱狂必至の競馬青春コメディ、第2弾!
地底湖を攻略し、セーフティーゾーンへとたどり着いたユートは新天地で採取を開始すると、このゲームでは誰も発見していなかった米の原材料となる籾を発見したのだった。早速帰宅してから水田の制作に取りかかり、待望の白米が生産可能となる。大喜びの彼は、早速自分の販売所で売り出し始めると瞬く間に噂は広がってしまい、注目の的となってしまう。自らが発生させたボスレイドイベントに参加したユートに米の情報を聞きたそうにしているプレイヤーが集まってきて…。
19歳の若さで日本最高峰の重賞競走・日本ダービーを制した風早颯太。しかしそんな栄光も今は昔。勝てなくなり、ブービージョッキーと揶揄される颯太の前に現れたのはー「この子に乗ってくれませんか?」可憐なサラブレッドを連れた、超セレブなお姉さんだった!?「わたしが下半身を管理します!」「トレーニングの話ですよね!?」美女馬主・美作聖来&外見はお姫様なのに中身は怪獣の超良血馬・セイライッシキ。ふたりのセイラに翻弄されながらも、若き騎手は見失っていた情熱を取り戻していく。「あなたのために勝ってみせます」萌えて燃える、熱狂必至の競馬青春コメディ。各馬一斉にスタート!第13回GA文庫大賞銀賞。
太一たちはさらなる戦力アップのためにクエルタ聖教国を訪れる。太一はサラマンダーと契約するためにドナゴ火山へ向かった。一方、衛星都市パリストールでは紫色のドームに包まれ、魔物の襲撃が始まってしまう。太一不在の中、凛、ミューラ、レミーアの三人はカシムたちの協力もあって無事に解決する。だが、その直後、聖都ギルグラッドもまた同じ紫色のドームに包まれてしまう事件が起きる。太一がいまだ戻らぬ中、凛たちエリステイン魔法王国の一行は、休む間もなく聖都に数時間かけて向かう。しかしギルグラッドでは何も起きていなかった。不気味な静けさと異様な雰囲気の中で、凛たちは……。