著者 : Nidy-2D-
最高レベルの魔力を持った英雄の生まれ変わりである桶川九遠は、最低レベルの魔力しか持たないながらも、七星剣武を駆使し、上弦魔装学園最強の戦士にして先輩であり相棒の少女、鈴鹿花火と共に人類の天敵ジェイヴを生み出すゲートと、その中に潜む女王を倒すことに成功する。平穏が訪れたーかに思えたが、九遠を「前世でのお兄ちゃん」と呼ぶ少女、十香・ニュルブルクが現れる!気が気でない花火に対して、前世という単語に心当たりのありまくる九遠の態度に、花火は不安になってしまう。そんな状況でのジェイヴとの戦闘において二人の迷いから連携が乱れてしまうのだがー!新人賞受賞のハイスピードラブコメバトル、疾風怒涛の第2弾!
人を襲う人類の天敵・ジェイヴが現れて十数年。人類の領域は狭くなりながらも、何とか拮抗を保っていた。戦闘兵器ディヴィジョン・マニューバが、ジェイヴへの対抗手段として有効だったからだ。最低レベルの魔力ーディヴィジョン1でありながら、魔装騎士を目指すための学園、上弦魔装学園へと入学した桶川九遠。だが九遠は最低魔力でも起動できる特注の機体を操り、入学早々に行われる模擬戦で9人抜きを成し遂げる。そんな九遠の前に現れたのは、学園最強の戦士にして最高レベルーディヴィジョン5の少女、鈴鹿花火。接戦を繰り広げる二人の心は通じ合い、花火のチームへと誘われる九遠。だが、九遠と花火には、過去の因縁がありー!第6回講談社ラノベ文庫新人賞“優秀賞”受賞作!
将軍アグロヴァ率いるカーラーン軍の猛攻撃に、撤退を強いられたダークたち。まるで歯が立たない相手を前に、ダークはカーラーンに「寝返る」ことを画策する。一方、ラグナの谷には、離れ離れになっていた聖剣団のメンバーが集結し始めていた。しかし、反撃のためには、フィーネの力、そしてダークの戦略が必要不可欠で!?果たして、ダークとフィーネは再び力を合わせ、運命を切り開くことができるのか!?
「勝てない…」ダークとフィーネの前に、ついに最強の敵が現れた!伝説の竜ドライグを超える力を持つその黒魔法士は、現世と魔界とを繋ぐ“門”すらも開いてしまう。魔物たちが押し寄せようとするなか、ダークたちに起死回生の策はあるのか。一方、ラグナの谷には将軍アグロヴァ率いるカーラーンの大軍勢が迫っていた。ヒエン率いる陸上船モーガウィル号が全速力で駆けつけるが、とうとう谷は赤い炎に包まれてしまいー!?
激闘の末、海洋国家フラゴラを打ち破ったニコラたちアチェロの使徒は、ついに軍事国家カクトゥスと相見えることに。“槍姫”の異名を持つ王女リオノーラと臣下の四聖、外典シエヌらセレンディア島最強といわれる敵使徒たちとの戦いを控え、ニコラは実家で新たなる剣を手に入れる。一方、エルザは最強の神術師である長姉シエヌを倒すため、天境国でその攻略の糸口を探す。そして迎えた決戦の日、剣の完成の遅れから会場に急ぐニコラの行く手を阻むために現れたのは、カクトゥスの四聖の一人リディア・セリクウェール…10年前に生き別れとなった、彼がこの“統一戦争”を通じて再会を誓った妹だった。-神格のマージナル・ファンタジー、決戦の第3弾!
ラグナの谷に戻ったダークたちは、もう一つの反魂珠を求めて新たな旅に出る。その行き先は、死霊たちの王国が支配する『皆殺しの島』!!死霊たちが王と崇める英雄レイドックの霊と会うため、ダークとフィーネは王国の奥深くへと進んでいくが、その直後に死霊の騎士団の襲撃にあってしまう。フィーネの剣も届かない不死の騎士団を相手に絶体絶命のピンチに陥るダークたちだが、そこに美しき僧侶ロナが現れー!?
ニコラとエルザの活躍で使徒襲撃事件を解決した学術国家アチェロの使徒は、海洋国家フラゴラに宣戦布告。使徒同士によるセレンディア島の覇権をかけた“統一戦争”がついに始まった。戦場はフラゴラ領の孤島マルス島。使徒筆頭の海賊ライネル・ソラレスの下、フラゴラ海軍の精鋭、外典ヘラ・パッサートら使徒たちが集う中には、行方不明だったアチェロの使徒フラン・メイランの姿があった。元ルームメイトのフランに敵意を向けられ、戸惑うニコラ。一方、妹ヘラの謀略を前に「自らの責任を果たす」と意気込むエルザ。因縁渦巻く孤島の要塞の戦いを、ニコラたちは生き抜くことができるのか!?-神格のマージナル・ファンタジー、怒濤の第2弾!
聖剣団部隊長のスィー・ランの知らせを受けて湖の王国ベリンダを訪れたフィーネとダーク。ベリンダの女王が、失われた魂を呼び戻す神器「反魂珠」を託すというのだ。女王からその条件を聞いたフィーネは、スィーの忠告に反してすぐさま妖精族の“試練”に挑む。かくして黒魔術との因縁深い“ガクレオの城”に向かったフィーネたちだが、そこには神話の時代から続く恐るべき真実が待ち受けていたー!?
ダークとフィーネによる“二代目”聖剣団の活躍で、つかの間の平和を取り戻したラグナの谷。しかし、水面下ではカーラーン軍の新たな刺客が谷に潜入し、密かに活動を開始していた。ダークが偶然知ってしまったその驚くべき作戦とは!?時を同じくして、フィーネの耳に初代聖剣団メンバーの“竜殺し”ラッセルが谷に戻るという知らせが入る。だが、帰還したラッセルの周りには夥しい数のカーラーン兵がいたー!?
「おまえ、わたしのものになりなさい」「は?」お調子者の初級魔道士ダークは、無敵の傭兵騎士団“聖剣団”の若き女剣士フィーネによって、無理やり団員にさせられる。だがラグナの谷を守るその騎士団は、今や弱小の“二代目”となっていた!フィーネの下で聖剣団復活に付き合わされるダークだが、そんな矢先に禁断の黒魔術を操るカーラーン国の“魔軍”がラグナの谷に侵攻しー!?谷が危機を迎える中、ダークは思わぬ作戦に出る。