著者 : Tea
大人アリスレート登場!? オリハルコンフィストの過去が語られる!! ミハエルとの再戦に備え、リックは「人の意識だけが10倍の速度で過ぎる」空間へと赴く。 その背中を見守るラインハルトは、およそ13年前、まだ「オリハルコンフィスト」がラインハルト、ブロストン、ミゼットの3人しか居なかった時代に思いを馳せる。 その時代、謎の失踪事件が続くレストロア侯爵領にやってきたラインハルトたちは事件の解決に協力することになるが、吸血鬼に襲われた人間のなれの果てである、グールの大群に襲われる。 グールを操る吸血鬼を探す「オリハルコンフィスト」だが、彼らが出会ったのは「全員がSランク級の実力を持つ」と言われる吸血鬼、「十二使徒」だったーー。
世界屈指の犯罪組織「ミスリルインセクト」によって末の妹・エミリを誘拐されてしまったアンジェリカ。リックたち「オリハルコン・フィスト」はアンジェリカとともにエミリの奪還に向かうが、Sランク以上の実力を誇るミスリルインセクトの攻撃に幻惑される。そんな中、ミスリルインセクトの刺客「縞蚊(モスキート)」の前に立ちはだかったのは、かつてリックに軽々と粉砕された「キタノ」ことフリード・ディルムットだった!!第五の「六宝玉」が眠るディルムット公国の当主がまさかの降臨!というか、こいつ本当に強いのか!?エミリの身柄と名門・ディルムット家の誇りを賭けて、ラスター&フリードの兄弟がいま立ち上がる!(リックも戦います)最強オッサンクロニクル、意外なキャラクターの意外な活躍を描く第11巻!
かつてブロストンとリックに地獄の特訓を受けたアンジェリカは、休暇でディルムット公国に戻っていた。そんなアンジェリカに急な来客がー。「アンジェリカ様!門のところに喋るオークが!あとなんか冴えないオッサンも!」「!!!!!」押しかけてきたのは、もちろんブロストン率いる「オリハルコン・フィスト」。何でも五つ目の「六宝玉」がディルムット公国にあるのだと言う。「オリハルコンフィスト」とディルムット家の面々が騒動を繰り広げる真っ最中、公国に世界屈指の特殊犯罪組織「ミスリル・インセクト」の影が迫っていた!!
マジックボートレースの大会「エルフォニアグランプリ」もついに佳境。優勝を目指しながらも魔力をうまく扱えなくなったエルフの少女・フレイアのために「オリハルコンフィスト」の面々は力を尽くす。そして、彼女のボートにかけられた呪い「アンラの渦」を解くため、リックは「魔術王」カエサル、およびその部下である4人のエルフと対峙していた。行きがかり上、4人のエルフを一気に相手することになったリック。しかし彼らはそれぞれ地・水・火・風の魔力を極めた存在でー!?
伝説の「六宝玉」が東方騎士団本部にあると知り、さっそくピクニック気分で国家権力を襲撃する「オリハルコン・フィスト」の面々。リックの方も、特等騎士クラインにさらわれたアルクを助けるため、騎士団本部に潜入する。いっぽう、アルクを見捨てて逃げ出した自らの情けなさに涙を流していたヘンリーは…。大興奮の「騎士団学校編」に加え、完全新規書き下ろしの「リックとリーネットの温泉旅館編」も収録!!最強オッサンの新たな伝説を見逃すな!!
三つ目の「六宝玉」を求めて騎士団学校に入学したリックは、そこで相部屋になった新人騎士たちと絆を深めていく。しかし騎士団学校では貴族あがりの上層部による理不尽なシゴキが横行していて、リックもターゲットにされる。リック『え?腕立て伏せ二百回でいいんですか?ホントに?二万回の間違いじゃなくて?』てな感じで、地獄のシゴキを無自覚に突破していくリック。だがその影で、ひとつの陰謀が進みつつあったー。コミカライズも絶好調連載中の最強オッサンサーガ、新章「騎士団学校編」がついに開幕!!
「拳王トーナメント」もついに決勝戦!!しかしブロストンは弟子であるリックとの勝負を楽しみにする一方、師匠・ブロストンの圧倒的な強さを知るリックは頭を抱えていた。そんな時、リックはミゼットからブロストンの過去を聞かされる。『ブロストンのやつは、自分と対等に戦える相手をずっと望んどった』師匠の過去と試合にかける望みを知り、リックは決意の拳を固め、決勝の舞台へと向かう。コミカライズも好評連載中の最強オッサンサーガ、Sランク級師弟による世紀の「拳比べ」がいま、始まる!!
おっさんルーキー冒険者、鍛えた拳で「天才」を打ち砕く!! 世界一の武道会、「拳王トーナメント」もついに準決勝。規格外の強さで勝ち上がったリックとブロストンは、ベスト4へ駒を進めた。いっぽう圧倒的な実力で「天才」扱いされるギースは、相変わらずリックをナメくさった態度をとる。 「三十歳から拳闘士? なに夢見ちゃってんの?」(ギース) 「じゃあ、試しにいっぺん闘(や)ってみようぜ」(リック) ギースと対峙するリックは、健闘しつつもギースに敗れたアンジェリカのため、ある秘策を胸に闘技場へと向かう。コミカライズも進行中の最強オッサンサーガ、妹弟子のためリックが真の実力を見せる!!
『冒険者になるなら、若いうちがいい』そんなことは常識だ。強さの基礎である魔力は若いうちに鍛えなければもう伸びないからである。しかしその男、30歳を過ぎてから冒険者を目指したリック・グラディアートルは、新米ながらSランク級の戦闘力を有していた。「ははは、その歳から冒険者とか(笑)」「よっこいしょ」メキメキメキィ!←(最高位魔法が素手でねじ切られる音)実はリックは、最強の冒険者が集う伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」のメンバーによって想像を絶する日常を過ごしてきたのだ。ドラゴンからヴァンパイアまで、文字通りモンスター級の師匠たちに鍛え上げられたリックは、なめてかかってくる格上冒険者を次々にねじ伏せていく。
異世界転移したクロツハルトは、マリシェ姫の宮廷教師として成果を出していた。勉強しないことで有名だった彼女は真剣に帝王学に取り組み、その才能はめきめきと伸び、周囲からも称賛され始めていた。そんな中、有力貴族によるマリシェ姫暗殺計画が実行されたが、マリシェ自身とハルトの知識と機転によって、危機は回避される。その恩賞にハルトはロイツェン大公から爵位を授かった。やがて彼の教育のお陰で立派になったマリシェの成人の儀が行われ国内がお祭りムードに包まれる中、隣国たちの陰謀が交錯する。グライフ帝国が戦争を起こし、ロイツェン公国の隣国パルネア国王にまで攻め込んできた。王国を手中に収めた帝国が次に狙うのは当然、マリシェやハルトがいるロイツェン公国で…。「姫、本当の名将は戦争になる前に相手を敗北させます」帝国との戦争でマリシェを活躍させる為にハルトは軍師として目覚ましい働きを見せる!
終電で帰宅途中にうっかり異世界転移してしまった黒津遥都(クロツハルト)。彼は転移先で話のわかる(そして珍しいもの好きな)ロイツェン大公という小国の王様に拾われて、そのまま宮廷で雑用係として働かせてもらうことになる。ハルトはロイツェン語をすぐにマスターし、高い勤労意欲と抜群の能力を発揮して、次第に新生活になじんでいく。そして、周囲からの信頼を得た彼は大公の一人娘マリシェ姫の宮廷教師に抜擢される。だが、マリシェは政治も外交も勉強しないわがまま姫様だった。塾講師で培ったハルトの現代的な教育方法と「生徒第一」の信念、さらにその人柄で徐々に姫は変わり始めて、クイーンの勉強に真剣に取り組んでいくのだが…。これは異色の宮廷教師とわがまま姫様の師弟コンビが、異世界で大活躍する物語。
親友の仇を討つため、仲間たちと旅を続ける最後の宝石職人オスカー・オズワルド。仇の一人・ウーノとの戦いで壊れてしまった人型重機・Dランページを修理するため、オズワルドは育ての親であり、天才技師でもあるグスタフを捜すことにー。一方、ロシェリアとエネットの姉妹は、峡谷の街キバラで、オズワルドの友人であり、今は仇となってしまったワールドハート幹部の姉弟と知り合うことになるのだが…。過去との邂逅で揺れ動く復讐心ーオズワルドが導き出す答えとは…!?宝石を巡って繰り広げられる運命のジュエリック・アクション第2弾。
時は『宝石大量発掘時代』-宝石がその価値を失った世界で「世界の心臓」と呼ばれる莫大なエネルギーを秘めた超巨大な宝石が発掘される。ワールドハートの社長ホープスは、その発見により世界の半分を手中に収めることとなった。数年後ーかつてはワールドハートに所属し、七大傑作の一つ「ライトイーブン」と呼ばれる巨大なチェーンソーを使って「世界の心臓」をカットした最後の宝石職人オスカー・オズワルド。彼は親友の形見である人型重機・Dランページを駆り、親友の仇を探す復讐の旅を送っていた。そんなオズのもとに、「遊石民」だという謎の美少女ロシェリアとアンドロイドの少女エネットが現れ…。