著者 : bob
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。ティエルクマスカ連合調印艦隊の訪日が決定し、柏木とフェル達が水面下で準備を進めている最中、月軌道上で敵性“ドーラヴァズラー”が出現する。日本での銀河連合加盟式典の実施という“史上最大の外交”を結実させるために、多川とシエはドーラヴァズラー撃滅という絶対に負けられないミッションに挑む!『銀河連合日本』分水嶺の第12巻!!
万全な戦争準備のもとに、怒濤の勢いでザルツベルグ伯領に迫る亮真の軍。迎え撃つのはザルツベルグ伯爵と王国北部の有力貴族団である「北部十家」。初戦こそ互角だったものの、堅牢な城塞都市に籠るザルツベルグ伯爵を真正面から打ち破るのは難しいと判断した亮真は心理戦を仕掛ける。いっぽう王都では、たび重なる内乱にルピス女王が悩みを深めていたー。
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。中国との対決が一段落したのも束の間、日本国内では“日本のティエルクマスカ銀河星間共和連合への加盟”の賛否を問う衆議院解散総選挙に突入。かつてない注目を集める選挙戦に、柏木と日本名“柏木迦具夜”として立候補したフェルフェリアはー!『銀河連合日本』議論百出の第11巻!!
着々と反乱への準備を進める御子柴亮真の手腕によって、混乱が広がるローゼリア王国。この際ルビス王女を見捨てようと考える貴族も現われ、王国の勢力は分裂していく。そんな中、亮真は未だその真価を見せない妖刀・鬼哭の声を聴く。そして、ローゼリアの内乱は、周辺の諸国にも影響を与え…。
中国国家主席・張徳懐の知略により、ガーグ支配下の中国人民解放軍との対決に追い込まれた日本。尖閣諸島を舞台に中国軍を迎え撃つ自衛隊とシエ、シャルリ、リアッサ達は、この難局打開のため柏木立案の前代未聞の計策『夢魔作戦』を実行するー!『銀河連合日本』分岐点の第10巻!!
いまの主君であるローゼリア王国からいずれ独立しようと考える亮真は、その布石としてローゼリア領内での情報収集のため腹心のケビンたちを潜入させる。いっぽう、戦後の混乱から治安が悪化したローゼリアでは、「組織」の暗躍によって住民の不満がたまり爆発寸前の状態となるが…。
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。異星人国家から地球へ帰還し、日本国“ティエルクマスカ担当特命大臣”に就任した柏木の初外交、それは中国主催の“アジア信用共同主権会議”への臨席だった。フェルフェリア達の初の海外訪問ということもあり世界の注目を集める中、柏木は北京・紫禁城にて中国国家主席・張徳懐と対峙するー!対中国外交戦、知略縦横の第9巻!!
二〇一云年ー日本国上空に巨大宇宙船が飛来した。ガーグデーラとの艦隊戦を経て、亜空間回廊壁へ落ちていった柏木とフェルフェリアたち。その先に待っていた世界は、異なる歴史を歩んだ“並行世界”の日本だった。元の世界の記憶を急速に失っていく中、バラバラになった柏木とフェルは“並行世界”から脱出し、再び出会うことができるのかー!?
オルトメア帝国軍と三王国軍の戦争が泥沼化するなか、かつて自分をこの世界に召喚した旧敵・オルトメア帝国の侵攻を阻むため、御子柴亮真はオルトメア領内にある最重要拠点であるノティス砦の攻略を提案する。しかし、それは敵国内に深くもぐり込まなければ不可能な、大ばくちとも言うべき企てだった。亮真以外の誰もが不可能と考えた作戦だが、そこには意外な抜け道が…。
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。日本と異星人国家の“衝撃の歴史的事実”を知った米国大統領ジョージ・ハリソンは急遽訪日し、内閣総理大臣二藤部新蔵とティエルクマスカ全権大使ヴェルデオとの外交交渉に臨む。一方、ティエルクマスカにいる柏木は大規模作戦『カグヤの帰還』を立案。“宇宙空母カグヤ”での日本への帰国の最中、ガーグデーラとの艦隊戦に突入するー!!激動の『銀河連合日本』“宇宙編”第3幕!!
終わりが見通せないままの、オルトメア帝国軍と三王国連合軍の戦い。この戦いの真の勝者となるべく動き始めた御子柴亮真は、自分のあるじであるローゼリア以外の同盟国ともつながりを持ち始める。時を同じくして、北方の大国エルネスグーラが旗色を明らかにしないまま軍勢を動かし始めたため、亮真はこれを好機と見てエルネスグーラに接触を試みるが…。王国、帝国、亜人たち。すべての視線が亮真に注がれる!
五〇〇〇万光年の銀河の旅を経て、人類として初めて異星人国家の地を踏んだ柏木は、“日本国特派大使”そしてフェルフェリアの“婚約者”としてティエルクマスカ要人と順調に交流を深め、日・ティ首脳会談を実現させる。その場で明かされたのは、両国の歴史の根幹を揺るがす“衝撃の事実”だったー!!いよいよ舞台は物語の核心へー『銀河連合日本』“宇宙編”第2幕!!
御子柴亮真のもとで発展を始めたウォルテニア半島。しかし西方大陸で新たな戦争が始まり、亮真は主君であるルピス女王から軍隊の派遣を命じられる。なんのメリットも無いような任務に、鍛え上げた精兵を率いて参加する亮真。その胸には、半島の地の利を活かして莫大な儲けを引き出す秘策があった。いっぽう人間を避けて半島の秘境でひっそりと暮らす亜人たちは、亮真と接触を持とうとするが…。戦いの先を読み、亮真が放った次の一手とは!?
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。歴史的儀式となった信任状捧呈式を、反異星人組織『ガーグ』のテロから防衛した柏木とフェルフェリア。作戦を終え、束の間の休息を楽しむフェルだったが異星人国家本国より急遽帰還命令が下される。悲しむフェルを見た柏木は、“日本国特派大使”そしてフェルの“婚約者”としてティエルクマスカへ赴くことを決意する!人類史上初、五〇〇〇万光年先の銀河の旅へー『銀河連合日本』“宇宙編”開幕!!
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。信任状捧呈式ー日本国に着任した外国の特命全権大使が天皇陛下に対して行うこの国事行為は、その相手国が史上初の“異星人国家”であることにより、世界中が注目する歴史的儀式に一気に発展した。ティエルクマスカ排除を目論み捧呈式へのテロを仕掛ける反異星人組織『ガーグ』に対し、柏木たち日本・ティエルクマスカ合同特務組織『メルヴェン』は防衛戦闘を開始する…!!異星人国家と共闘し、“新たなる敵”に勝利せよ!!
ローゼリアの内乱を終わらせた功績で男爵に任じられ、ウォルテニア半島を与えられた御子柴亮真。しかし実際は未開拓の土地を渡されたにすぎなかった。実力を恐れられ、厄介払いでウォルテニアに追われたことに気づいた亮真だが、彼にはウォルテニアの地を足掛かりに、勢力を発展させる秘策があった。一国一城の主となった亮真の活躍を描く新章がスタート!
二〇一云年ー日本国上空に、巨大宇宙船が飛来した。地球初の異星人国家との歴史的な対外交渉を経て、正式に国交を樹立した日本国とティエルクマスカ銀河星間共和連合。二国の代表交渉官であった柏木とフェルを始めとして、両国の人々は順調に交流を深めていた。だが両国の友好関係の破綻を目論む“新たなる敵”の発生により、日・ティ連間の外交交渉は次なるステージ「安全保障」に移行していく…。異星人国家と共闘し、“新たなる敵”に勝利せよ!!
卒業まであと一年というある冬の日、俺は親戚連中の理不尽な強権で高校を転校することになった。最後の別れをと、いつも放課後に顔を合わせていた不思議な雰囲気の漂う美人の先輩と言葉を交わして教室を出ると。校舎は結界でも張られたように静まりかえり、先輩は武器商人と銃器の密売交渉を始めだしたのだった!「敷地の外へ!」という先輩の声に駆られて正門に向かって走り出す俺を白光が包み、次の瞬間ー!?純真無垢なエルフ軍団がビキニ姿でマシンガンをぶっ放す、前古未曾有の異世界召還グラディエーター遂に登場!ヒー・ハーッ!!