著者 : sakiyamama
地下世界で「古の契約」の存在を知った ヴィルガルドは、草原の民に対して契約の履行を宣言。 皇国の姫・マヨ、ムガ族族長の娘・リーナを娶り 帝国の統一と皇国を解放する誓いを立てる。 その後、ヴィルガルドは草原の民を従え 帝国領の要衝ドックワードへ電撃的に侵攻、 領都を占領し叛旗を掲げた。 この侵攻を受け帝国の騎士総代アーロストンは 精鋭騎士団六万の派兵を決定。両軍激突の時が迫るーー
一目惚れしたパメラ・ウィンザーを手に入れるため、王位簒奪を目指すアイザック・ウェルロッド。その足がかりとして、アイザックはウェルロッド侯爵家の継承権争いに勝つため、実績を着実に作りあげていく。その中で断交されていたエルフとの交流再開を成し遂げたことが認められ、王都へ招かれることになる。わずか七歳で国王との謁見を許されたアイザックの評価は、さらに強固なものへとなっていった。これらを後ろ盾に異母兄弟であるネイサンを排除すべく、ウェルロッド家内部を掌握したアイザックは、ついに“その時”を迎えるのだったー。
帝国の皇子として生まれたヴィルガルドは、実兄が起こした政変により国を追放されてしまう。 隣国へと逃れたヴィルは、武人として新たな人生を得る。生活は充実し、幼馴染キヨカとは恋仲に。 しかし、勢力拡大を狙う帝国は、ヴィルの住む隣国に侵攻。彼は再びすべてを奪われてしまう。 失意のどん底に突き落とされたが、彼のもとには古の契約に導かれた最強の民族が集まる。 実兄を打ち倒すべく立ち上がったヴィルは、各地の実力者の美女たちを妻として娶り、勢力を拡大していくーー 失意の底から成り上がるエロティック英雄譚開幕!
第六特務旅団に不足していた将校二名が第五師団からやってきた。痩せた中年男性と金髪サラサラの美少女!? クセの強い二人に対して、クロムベルツは向かい合う。 「俺は貴官が何をしてきたかなど興味はない。興味があるのは、これから何をしてくれるかだ」 かつての相棒だった“老人”も第六特務旅団へと配属になって、帝都ロッツメル奪還作戦がいよいよ始まる!
交通事故で死亡したかに思った高橋修だったが、目を覚ますとウェルロッド侯爵家の一人息子であるアイザックとして転生していた。いじめてくる異母兄弟のネイサンがいるものの、両親や祖父母らから愛情を注がれ、アイザックはすくすくと成長していく。そんななか、祖父の仕事についていった折に出会ったパメラ・ウィンザーに一目惚れをする。しかし彼女は、すでに王子と婚約を結んでいた。失意の底にいたアイザックだが、「王子が邪魔なのであれば、自分が王子になればいい!」と転生した世界での成り上がりを決意する。手始めに、ウェルロッド家の次期当主になるべく跡目争いの相手であるネイサンを蹴落とそうと、アイザックは動き出すのだったー。
「キオニス連邦王国との戦争をいたしましょう」唐突に旅団長室に現れたリトレイユ公は、にこやかに微笑みながら言った。初の実戦を無事終えた第六特務旅団だったが、すぐに次の戦場へと向かうことになる。そして交易都市ジャラクード近郊の平原で行われた会戦では、ジヒトベルグ公が戦死するという歴史的敗北を喫した。そして、リトレイユ公の陰謀が徐々に明らかになる。
前世であっけなく死んだ俺が転生したのは、戦列歩兵が撃ち合う近世風の戦争世界だった。平民少尉の俺は部下の戦死が多いため「死神のクロムベルツ」と疎まれていた。そんな中、女性しかいない第六特務旅団に参謀として配属される。何か企んでいる旅団長もお気楽な下士官も女性、歩兵は素人同然の女の子ばかりだ。この世界では戦わないと殺される。ならばこの俺がどうにかしないと……だがどうやって!?