著者 : so品
メッソル率いる変異魔獣軍が辺境府メルタートを襲来。最悪の脅威を前に、テアは蟲の王ナアスの殻と神代のルーンを使った屍喰らいの対メッソル用新形態を完成させ、シェイと共に戦場に臨む。しかし辺境軍の前に、メッソルによって魔獣へと作りかえられたかつての英雄達が立ち塞がり、戦況は熾烈を極める。苦戦を強いられる中、辺境の命運を背負ったシェイはテアの新屍喰らいを手に、メッソルとの因縁の決着に臨むが!?古の力が目覚めしとき、物語は神話の舞台へーオーバーキリングスプラッターファンタジー、終末の第4巻!
再び動き出したシェイの因縁の敵“黒衣の男”。辺境伯から目撃情報の知らせを受けたシェイ達は、教会直属の対魔獣戦力である駆除騎士団の団長ラザロスとその従者ビケットと共に、人の力が及ばぬ魔獣の世界“外域”へと向かう。シェイ達の前に次々と現れる強大な魔獣。さらに、黒衣の男によって改造された魔獣の“変異種”が行く手を阻む。険しい道を行く中、シェイが明かすユグール族の過去と、悲劇ーそこには黒衣の男も関係していた。変異種、巨大鱗甲獣、蟲の王ー試練の地で、辺境の命運を懸けた戦いが幕を開ける!
六禍の一角・大骸竜を討ったシェイ達は、シェイの愛刀『屍喰らい』の呪力を回復させるため軽いクエストをこなす日々。そんな中、刺激が足りないエレミアはパーティーを離脱し、弓技を競う大会『銀鷲杯』に臨むことに。そこには、エレミアがどうしても吠え面をかかせたい因縁の相手が参加するようで…。一方、シェイの前にも“討伐者狩り”という脅威が。仲間に勝利をもたらすため、魔法鍛冶師のテアは新武器を生み出す!クソ貴族、討伐者狩り、鳥ババア、デカい犬…全部オーバーキル!!痛快スプラッターファンタジー、第2幕!
儀仗鍛冶師を夢見る少年テアは、王都への道中、オークの群れの襲撃を受ける。あわやというタイミングで現れたのは、奇妙な骨面をつけた女剣士だった。彼女は瞬く間にオークらを惨殺、惨殺、惨殺!!!必要以上にオーバーキルしてしまう!「なにもそこまで…おぇぇ」「ブタどもは群れると厄介だからな」-彼女の名はシェイ。呪属性武器を扱う凄腕の討伐者らしい。テアは、野戦鍛冶の腕を買われ、なかばムリヤリ彼女の専属鍛冶師となるが…?悪鬼も哭かせるオーバーキリング・スプラッタ無双、ここに開幕!