ジャンル : 少女
おてんばでボーイッシュな春子。内気でおとなしい里穂。大人っぽい美人の麻子。女子校に通ってる、この仲よしの3人の女のコが、「この秋じゅうにボーイフレンドをつくろう!」そう宣言しあって、ボーイフレンド獲得、恋の大作戦をくりひろげます。友達の紹介でお見合いしたり、アルバイトを始めたり、先生にアタックしたりと、その方法は三人三様。さぁ、この3人、ほんとにボーイフレンドをつくること、できるかな?一挙3話収録。
金と銀のふたつの月が交わる地を、金と銀に輝くふたりの若者が、軽やかに旅する。かつてこの地には、第三の月があったという-。亡きハルシュ老の最期の願いを果たすべく、セレウコワへの道を急ぐリューとエリアード。その途中、グリフォンと名乗る男が、強引に彼らの仲間に加わった。銅仮面ことグリフォン。彼に秘められし過去とは…。あやうく、あやしい絆で結ばれる、金と銀のふたりの冒険譚第二幕。
「早く帰りたい」-真菜はなんとなく憂鬱だった。テニス部の冬合宿は、まだ始まったばかり。大好きな沢田君も一諸だし、素敵な先輩もいるのに、いやな予感がするのはなぜ?やがて、降りしきる雪の中、惨劇は始まった。ひとり、またひとりと、部員が消えていく。恐怖におびえる真菜。いったい誰が、なんの目的で?11年前に起こった事件とは。期待の新鋭が贈る、モダン・ホラーの傑作。
あたし、リリアン。バドリジアの第二王女。そのバドリジアが悪の大国シタに滅ぼされて、はや数か月。あたしは今、豊かなる商業の国オレリーアナで留学生活を送っている。初恋の人を失った悲しみを、そして、聖なるエルンスター王国の女王となる“運命の娘”としての定めを忘れ去るために…。けれど、運命という名の魔物は、再びあたしを、血みどろの戦乱の渦に引きずり込んでいく。壮大なヒロイック・ファンタジー第二巻。
そっくりな外見。でも性格は正反対-。双子の花絵と絵芽は、幼なじみの恵介が好きだった。花絵は、恵介への恋のもどかしさを他の男と付き合うことでまぎらわし、絵芽は、いたずら電話で知り合ったテルにだけ恵介のことを打ち明けて、ひそかに恋をしている。微妙な三角形のバランスが、ある日、崩れた。圭介が好きなのは花絵?それとも絵芽?繊細すぎて反発しあう双子の運命は…。「幸福とは何か?」という大テーマに挑んだ力作。
玉美は横浜の私立中学の3年生。おばあちゃんからもらった数珠を首にかけると、猫に変身する。玉身がひと目ぼれしたのは探偵稼業の一乗寺秀人、スケバンと喧嘩していた玉美を助けてくれた貴公子だ。玉美はお礼を兼ねて秀人を訪ねたところ、そこに秀人を狙う男達がいた。猫に変身した玉美は、必死で秀人を守った。ところが秀人に憧れる玉美の前に現れたのが忠介という高校生。一体、何者?
高2になった美散は、親友のマミとショッピング・センターで初めてアルバイトをすることにした。それも、クラブ活動すると両親にウソまでついて。理由はお金?いいえ。なら、オトコ、大あたり!実はここでバイトしている寺島さんという人にヒトメボレしちゃったからなの。マミも、バイト中の同級生、芳樹がおめあてのようだし、ね。恋に生きるオトメゴコロの行く末は…。
「これから先の冒険には、あなたの力が必要です」あたし(夏月)は風の精に声をかけられた。そこは妖精の王国。光矢、冬馬さん、あたしの3人とササミィは、時の狭間をさまよう優くんを助けるために、旅をすることになった。ところが、森に住むシュリーカーが超音波を発してあたし達を妨害した。ようやく退治したと思ったら、またも魚と蛙を混ぜたような生き物が現れた。そして光矢を…。
「風のような人」-それが、ナオ(直之)に対するルウ(るり)の最初の印象だった。少女のように、きゃしゃできれいな少年。その彼が、高校の1年先輩と知って、ルウはナオの所属するパズル同好会に出入りするようになった。そこには、ナオの親友の一樹とその恋人の秋乃もいた。だがナオの態度は首をかしげるようなことばかり。そしてルウは、ナオの本当の心を知るようになる…。
気ままな共同生活を送る高2のコンビ、多佳良と奈生。ペントハウスでの暮らしも、それなりに楽しいけど、そろそろ金もつきてきた。小遣い稼ぎの探偵仕事も、今回は『高校生の家出男捜し』。やっぱ、男じゃ気が乗らねえや、と多佳良はボクシング、奈生はナンパに賭ける日々。そのかいあって、奈生にも珍しく彼女ができた。水穂っていう、かわいいコ。が、その水穂ちゃんに意外な秘密があった…。
あゆみはこの数日、同じ夢を見続けている。夢の中で、聞いたことのない、だが懐かしい声が「ジュリア」と呼びかける。一方、転校生の山崎は「きみを追いかけてきた。一緒に故郷の都市へ帰ろう」という。故郷の都市って何?それに、あたしは幼なじみの海が好きなのに。さらにその日、校門の側で見知らぬ男の子が彼女を呼びとめ、「転校生に気をつけろ」と言い、零と名乗って消え去った。
「ハートブレイクバスターズ」は、その名のとおり“失恋退治屋”サン!あなたの悲しい失恋も、恋を憎む霊・ハートブレイカーのしわざなの。おはらいすれば、もう大丈夫よ!-なーんて、信じられる。これが悩める17歳の、あたし、ショーコのバイト先ってわけ。もっとも、笑顔のまぶしいミカエルがお目当てなんだけど。ところが、こんなあたしたちにヤキモチして、ハートブレイカーが本性を現して襲ってきたの。“恋”を守らなきゃ!
「ゆーさんのラーメン、残したりするんじゃなかった…」。ここは船底、オリの中。白黒まだらの腕でつかんだ笹の葉を、後悔の涙がぬらしてる。あわれ、ミキは空腹のパンダの姿に。南の島のマーナ王から、聖マリアに招待状が来た。香港への船旅を楽しめるのは、院長先生が選んだ10人だけ。めだたないミキは、ぬいぐるみを着て忍びこむしかなかったのです。ところが、重大な秘密を“パンダ”は聞いた。船長たちはニセモノ、凶悪な乗っ取り犯なの!
あたし、後野まつり。八幡高校1年生。超常現象研究会(超常研)のメンバー。入学以来、妙な事件にばかり巻きこまれてきたんだけど、封印された栄の超能力を解放するため、今回はとうとう『火星行き』なんていう、とんでもないことになってしまったの。火星に行ったら行ったで、三好さんの師匠のいるという火星高野山で、あたしたち一行を待っていたのは、あのキンナラくんだったし…。これからいったい、どうなるのかしら。
悪の栄える犯罪都市ネオ・ナリタ。元気者の真夜子のもとで暮らす、天才少年・涼のなかには、伝説の妖魔が潜んでいる。その名は、アルディーン。誰も制御できなかったすさまじい呪力で、涼は今夜も、“悪”に立ち向かう。ところが、思わぬ相手が目前に。香港の女頭目・梨花夫人。妖艶な美貌と毒をふくむ色香は、男たちを狂わせる。涼も、うつろな目じゃ、陰で笑う本当の敵の毒牙は見えない。目を覚ませ、闘え、涼!愛する者のために。
厳寒のニューヨークシティから、赤い髪のエイリアンが帰ってきた。冬でもあんまり寒くないカリフォルニアから、美少年も帰ってきた。ふたりをアメリカから呼び戻したのは、以前、あたしたちを教えてた先生。ホシオの宿敵、理科の野沢先生。ホシオの敵は当然、あたしの敵でもある。あたし、百武千晶と、ホシオの前に、これだけ役者が揃ってしまって、トラブルのないはずがない。そう。たしかに、トラブルは起きていたの。
わたし、田村亜里佐。このたび、みごと、N高に合格しました。もう、うれしくって。だって、N高には憧れの浩ちゃんがいるんだもの。幼なじみで、ひとつ年上の超素敵な人。でも、この恋は誰にも打ち明けられないの。わたしの双子の姉、真里亜に、「浩ちゃんが大好き」って、先に宣言されちゃったから。真里亜はとても積極的。浩ちゃんも真里亜が好きらしいんだけど、わたしにやさしくて。やっぱり、わたし、あきらめきれない…。
尚之は、生まれて初めてできた、彼氏って呼べる人。大好きな人。あたし、今、世界じゅうで一番のしあわせ者だよね。あたし、中野木綿子。高校2年。元気でノリがよくてっていうタイプの女の子。自分では、この性格、けっこう好きなんだけど、困ったことに、尚之の好みのタイプは、あたしとは正反対の、おとなしくて物静かな子なんだ。だから、あたし、尚之の前では、彼に合わせて、おとなしい子してたんだけど…。
紫苑学園高等学校。伝統と、広大な敷地と、きらめくような卒業生たちに彩られた名門。なぜこのわたしが、こんな学校に入学したのかというと、ほかの高校の受験にすべて落ちてしまったからなんだ。本当は、わたしだって、もっと自由で、庶民的な学校で、のびのびと高校三年間を送りたかったんだけどな。そんなわたしが、入学早々、なんと、生徒会の美青年たちと演劇祭で『ロミオとジュリエット』を共演することになってしまって…。