バフ持ち転生貴族の辺境領地開発記 2
他者の能力を底上げする“バフ”の力を得たフィンは、順調に辺境領地の村を開発していく。だが、その順風満帆な領地経営を快く思わない者が密かに魔の手を伸ばし、村は大事件に巻き込まれるのだった。
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バフ持ち転生貴族の辺境領地開発記バフ持ち転生貴族の辺境領地開発記
幼い頃『神童』と呼ばれた中堅貴族の三男であるフィン・ライサンダーは、五歳の時に負った怪我がもとでその才を失い、加えて貴族には必ず備わる特殊能力『祝福』も発現せず、十八歳までずっと“無能”の烙印を押されていた。両親の事故死を期に、フィンは辺境領地の運営を任されるが、そこでまたも彼は大怪我を負うーだが、それがフィンの奇跡の始まりとなる。彼は、己がかつて日本で生きた転生者であることを思い出す。その上、彼には“他者の祝福を最高レベルまでアップさせる”という、反則級の祝福まで発現するのだった!かくして覚醒したフィンは、今まで自分を見捨てずにいてくれた従姉妹たちへ恩を返すため、己の治める辺境領地をどこにも負けない大都会に改革していくことを決意する。バフ持ち領主が繰り広げる領地改革ファンタジー、ここに開幕!! 2019/12/25 発売