月影骨董鑑定帖(2)
東京・谷中にある月影寺の奥に居を構え、居候・宇多蒼一郎と二匹の猫とともに暮らす白藤晴。骨董に才がありつつも、過去の経緯から今は小間物作りで細々と生計を立てる晴だったが、作品を扱ってくれる雑貨屋の女性店員・真澄から、避けていた骨董品鑑定にまつわる相談事を持ちかけられてしまう。彼の作品に惚れ込んでくれる真澄の頼みを断ることができず、晴は渋々引き受けることになる。だが、骨董鑑定に訪ねた真澄の実家で、彼は身元不明の死体を発見してしまい…!?
関連ラノベ
月影骨董鑑定帖月影骨董鑑定帖
東京・谷中に佇む月影寺。その片隅に建つ古い日本家屋には二人の青年と二匹の猫が住んでいる。骨董鑑定の才があるものの、今は小間物を作って細々と生計を立てている家主の白藤晴と、居候の骨董オタク・宇多蒼一郎。そんな白藤家に、銀行員の梶という男が訪ねてきた。晴の亡くなった祖父に用事があるという梶は、どうやら骨董贋作にまつわるトラブルに巻き込まれている様子。過去の因縁から骨董を忌避する晴は、なんとか関わり合いにならぬようにしていたが、事態は殺人事件に発展し…!? 2014/10/09 発売