純白令嬢の諜報員 改編II.審判の時(2)
侯爵家の暴虐からロザリンドを救い出したラプター。しかし悪夢は予兆する。ロザリンドが破滅へと向かう筋書きは、まだ絶たれていないのだとー!「それならば、相手が神であろうとねじ伏せるまで」王都に向かったラプター達は、絢爛たる貴族社会の影で、スラムのギャングの三大勢力を統一していく。しかしラプターの暗躍をすべて予測し、貴族達を次々と殺してゆく影があった。その犯人こそ、この世界の原作小説には存在しないはずの黒幕ー物語の“改編”を拒むもう一人の転生者だった!最厄の敵が正体を現したとき、ラプターが取った選択とは?