髪結い乙女の嫁入り 三 迎えに来た旦那様と、神様にお仕えします。(3)
南之院と出会い、鬼灯会での活躍を経て、美幸たち梅之宮家の神族の世界に触れた華弥。そして契約夫である斎の秘密と、彼らの真の目的を明かされる。覚悟を胸に訪れた梅之宮本家で、華弥たちを出迎えたのはーー?
目次
序章 はじまりの、きおく
一章 髪結い乙女、“家族”になる
間章一 黒椿の追憶
二章 髪結い乙女、自身の役割を終える
三章 陰陽の現人神、始動
間章二 ある悪役たちの呆気ない末路
四章 陰陽の現人神、戦場を駆ける
終章 髪結い乙女、今一度華燭を挙げる
あとがき
関連ラノベ
髪結い乙女の嫁入り 二 迎えに来た旦那様と、神様にお仕えします。(2)髪結い乙女の嫁入り 二 迎えに来た旦那様と、神様にお仕えします。(2)
髪結いを生業とする華弥は、亡き母による婚前契約から、梅景斎に嫁いだ。梅之宮家は人の身に異能を宿す現人神が住まう家。華弥は神様の専属髪結い師として、腕を振るうことになったのだった。 初夏の帝都。華弥の主人の美幸が通う女学校で、色恋を占う『狐狗狸さん』が流行する。だがなぜか『狐狗狸さん』は怪異となって、令嬢たちに悪影響を及ぼしていた。華弥も巻き込まれ、怪異の力で斎の過去を垣間見てしまう。そこで華弥は、契約された夫婦でしかない斎を、大切な人として想い始めている自分に気がついて……? 目次 序章 一章 髪結い乙女、恋に惑う 二章 髪結い乙女、乞い悼む 三章 髪結い乙女、希う 四章 髪結い乙女、恋い初める 五章 髪結い乙女、恋煩う 六章 髪結い乙女、貢する 終章 2024/07/12 発売