水木しげ子さんと結ばれました2
水木しげ子さん。人形のようにあまりにも完璧に美しく、けれど心の底から怖ろしい、ほぼ妖怪のような女の子──そして、僕と死の運命で結ばれた女の子。
殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生の前には、糸に導かれた死の運命が次々と訪れる。親しい人たちを狂気の牙が襲い、世界を悪意の底へと突き落とすための罠が目覚めるとき、朝生に突きつけられる「選択」とは──。
ただ一度の〈20回記念特別賞〉受賞作、待望の続編が登場! 物語はさらに愛しく狂える結末へと転がり落ち、そして。
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水木しげ子さんと結ばれました水木しげ子さんと結ばれました
今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」--それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 --水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだからーー。 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とはーー? 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場! 2014/02/08 発売