ラノベむすび | しにがみのバラッド。(12)

しにがみのバラッド。(12)

しにがみのバラッド。(12)

出版社

KADOKAWA

発売日

2009年4月10日 発売

ジャンル

ダニエルは、モモのいなくなった世界で、ひとりぼっちで旅をしていました。モモが残した“想い(カケラ)”を拾い集めながら。何処かでまたモモに逢えるんじゃないかと想いながら。
 モモとアンは魂を扱うことで、この世のバランスを保つ存在でした。その二人が、今はいない──。だったら逆に、くずれたこの世のバランスをもう一度取り戻すことで、もしかすると、もう一度モモに逢えるかもしれないとダニエルは考えました。そして、ダニエルは、モモと関わった人間たちが残す“想い(カケラ)”を探しはじめます。
 これは、“真っ白い花”が世界に残した、“想い”をたどる物語。

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