デュラララ!!×11
「竜ヶ峰君や紀田君には、俺は直接絡んじゃいないよ。だって、これから絡んで引っかき回すつもりなんだからー」東京・池袋。この街を襲う様々な謀略で、ダラーズに関わる者たちが消えていき、吸い寄せられるかのように一つの所に集っていく。門田を心配する遊馬崎と渡草、マイペースに愛を語らう美香と誠二、大人の事情に巻き込まれた波江、そして部屋の主である療養中の新羅たち。一方、意識不明の門田を見舞う杏里の前に現れたのは、捕まったはずの情報屋だった。帝人と正臣を煽る彼の発言に杏里の心はかき乱されていく。そんな混乱する池袋の街中に投下された、セルティの首。様々な騒ぎの中、首無しライダーが下す判断とはー。
関連ラノベ
「私は、人が好きよ。誰が好きかって? 違う、違うわ! 私は人間がみんなみんなみんな好きなのよ! どこが好きかって? 野暮なこと聞かないで! 全部よ、全部! なにもかも、なにもかもが好きなのよ。だけど、あなたを愛する事はできないわ。だけど、あなたは私を愛して」 東京・池袋。そこには人を愛することが不器用な人間が集う。自分の立ち位置を悩む女子高生、池袋を取材する三流雑誌記者、セクハラ疑惑の教師、黄色いバンダナを巻いた黄巾賊、池袋最強のチンピラ、様々な裏情報を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。 そんな彼らが連続通り魔事件に巻き込まれ、池袋が壊れ始めていく──。 2005/03/10 発売
「あんたは人を殺せるか? 新宿で情報屋なんかやって、何人もの人間を好きなように弄んで。折原臨也、あんたは、人を殺せるのか? 自分の手で、直接な。ナイフで死なない程度に刺して、お茶を濁し続けやがって。まあ、何を言っても……結局をお前は誰か他人を使うんだろう? 笑える程に、卑怯な奴だなお前は」 東京・池袋。そこには寂しがり屋な過去が集う。現実から逃避し続けるボス、責任を感じている女子高生、友人の想いに気づけない少年、乗っ取りを図る男、未だ情報で人を操る青年、そして漆黒のバイクを駆る“首なしライダー”。 そんな彼らが過去を乗り越え、三つ巴の哀しい現実に立ち向かう──。 2006/08/10 発売
「数年前から目撃されている黒バイクというのは、貴方の事で宜しいんでしょうか? 何の目的でこんな危険なバイクで街を走行しているんですか? 犯罪を犯しているという意識はあるんですか?」 東京・池袋。そこには様々な火種とそれに振り回される人種が集う。池袋の都市伝説を放送するテレビ局、服装と特性がバラバラの奇妙な双子の新入生、兄とは正反対の有名アイドル、ダラーズの先輩に憧れる少年、果ては殺し屋に殺人鬼、そして一千万の賞金が懸かった“首なしライダー”。 そんな彼らが過ごす賑やかな池袋の休日は、今日も平和なのだろうか──。 2008/03/10 発売
「情報屋だかなんだか知らないけどさ。ちょっと目立ちすぎだよね、折原臨也さん?-でも、もう二度とお仕事とかできなくなるしねえ」東京・池袋。少年少女たちが歪んだ友情の中で抗う中、折原臨也の許に一つの依頼が舞い込んだ。それは闇カジノの裏を探るというもので、その結果、暗躍する臨也を狙い複数の組織から目を付けられてしまう。あげくついに監禁されてしまうのだが、魔の手はさらに双子の妹たちまで伸びていき…。不敵に嗤う情報屋が手にした真実とは?臨也の過去に何があったのか?そして、新羅を看病中の首無しライダーはー!?さぁ、みんな一緒に、デュラララ!!×9。 2011/02/10 発売
『やあ、シズちゃん。あれで死なないなんてね。君は本当に、大した大した化け物だよ。そんな君が、人間を庇うなんて滑稽以外の何ものでもなかったけどね』 壊れ始めた街、東京・池袋。罪歌で刺され自我を失っていく新羅。そして新羅を奪われた首無しライダーは怪物と化していく。正臣は泉井の手によりケガを負い、杏里の家を訪れた沙樹は彼女を問いつめていく。意識を失っていた門田は病室から消え、セルティの首は人の手を彷徨っていく。 誰の意図かもわからず混沌とする池袋で、帝人が手に入れた力とは!? そして戒めを解かれた静雄が、ついに臨也の元へとたどり着き──。 さぁみんな一緒に、デュラララ!!×12 2013/06/07 発売