あの日の君に恋をした、そして(1)
十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。彼はある事故をきっかけに“心”だけが三十年前に飛ばされ、今は亡き父親・愁の少年時代の心と入れ替わってしまう。途方に暮れるナツキに、そっと近づく謎のクラスメイト・緑原瑠依。彼女にはある秘密があってー。「実は…ナツキくんに言わなきゃいけないことがあるの」長い長い時を超えて紡がれる小さな恋の回想録。-物語は同時刊行の『そして、その日まで君を愛する』に続く。
十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。彼はある事故をきっかけに“心”だけが三十年前に飛ばされ、今は亡き父親・愁の少年時代の心と入れ替わってしまう。途方に暮れるナツキに、そっと近づく謎のクラスメイト・緑原瑠依。彼女にはある秘密があってー。「実は…ナツキくんに言わなきゃいけないことがあるの」長い長い時を超えて紡がれる小さな恋の回想録。-物語は同時刊行の『そして、その日まで君を愛する』に続く。