Missing10 座敷童の物語〈中〉
「座敷童には、凶事の先触れとして現れるものがある」“どうじさま”の儀式後、木村圭子は毎晩現れる“死肉”の気配に悩まされていた。彼女に這い寄る怪異の解決ができぬまま、文芸部に生じた亀裂は徐々に拡大していく。交錯する思惑、異様な怪異、そして動き出す魔女団。混沌とした学院で“どうじさま”の正体が暴かれるとき、すれ違う文芸部の面々に最大の悲劇が訪れる。鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第10弾。新装版限定書き下ろし掌編付き。
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Missing9 座敷童の物語〈上〉Missing9 座敷童の物語〈上〉
「ようこそ、みんな。“ここ”では久し振りだねえ」“魔女”十叶詠子が学院に帰ってきた。異様な雰囲気を醸す“使徒”を引き連れて。その帰還にあわせるように、『異界』の存在が欠けたものを補ってくれるという“儀式”が学院で流行り始める。真相の掴めぬ“儀式”、敵対する“魔女団”の出現により、混乱を極める状況の中、空目恭一ら文芸部の面々の間に微妙な亀裂が入り始めるー。鬼才、甲田学人が放つ伝奇ホラーの超傑作、第9弾、新装版限定書き下ろし掌編付き。 2021/12/22 発売