ラノベむすび | 後宮冥府の料理人(1)

後宮冥府の料理人(1)

後宮冥府の料理人(1)

著者

土屋浩

出版社

KADOKAWA

発売日

2023年12月25日 発売

ジャンル

処刑寸前で救われた林花が連れてこられたのは、後宮鬼門に建つ漆黒の宮殿・臘月宮(ろうげつきゅう)。そこは死者に、成仏するための「最期の晩餐」を提供する冥府の宮殿だったーー。
謎めいた力を持つ女主人・墨蘭のもと、林花は宮殿の料理人として働くことに。死者たちが安らかに旅立てるよう心をこめて食事を作る林花だが、ここへやってくる死者の想いは様々で……。
なぜか、一筋縄ではいかないお客達の願いを叶えることになった林花は、相棒・猛虎(犬)と共に後宮を駆け巡るーー!

後宮鬼門の不思議な宮殿で、新米女官が最期のご馳走叶えます。

◆人物紹介◆
林花(りんか)
敵国のスパイとして処刑されかけたが、死霊を見る能力を買われ、臘月宮へやってきた。宮廷料理人だった父の腕を継いでいる。

黄辛(こうしん)
武神と呼ばれた父帝の跡を継ぐ、民からも絶大に支持される若く聡明な帝。林花とは、浅からぬ縁があるようでーー?

猛虎(もうこ)
黄辛の命を救い、四品の位を賜った、帝の愛犬。人の顔をなめ回す悪癖があり、後宮の女官から恐れられている。
序) 宮女の白切鶏
壱) 女官長の紅焼肉
弐) 皇女の猫耳朶
参) 料理長の仏跳牆
肆) 怨霊と開水白菜
伍) 医師の万頭
陸) 帝の爆肚児

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天帝に人の罪を告げにゆく三尸の虫が飛びたつ庚申の日。死者に成仏するための“最後の晩餐”を提供する臘月宮で働く新米女官・林花のもとには、様々な死者がやってくる。のだがーーなぜか死者ではないはずの皇帝・黄辛の姿が。 謀反による大火事から救われて以来、頻繁に訪ねて来るようになった黄辛から、林花は意見を求められる。それは彼の間諜が立て続けに変死を遂げたというものでーー。 人ならざるものの邪悪な気配。古の因縁がもたらす禍が、臘月宮にも迫ろうとしていた。 =人物紹介= ◆林花/りんか◆ 敵国のスパイとして処刑されかけたが、死霊を見る能力を買われ、臘月宮で働くことに。宮廷料理人だった父の腕を継いでいる。 ◆黄辛/こうしん◆ 武神と呼ばれた父帝の跡を継ぐ、民からも絶大に支持される若き皇帝。林花とは、浅からぬ縁があるようでーー? ◆猛虎/もうこ◆ 前世で黄辛の命を救い四品の位を賜った、帝の愛犬。林花に懐いている。 ◆墨蘭/ぼくらん◆ 臘月宮の女主。不思議な力を持ち、その一切が謎の不可侵な存在。 壱 尚儀の西施乳 弐 皇太子の白灼蝦 参 絵師の叫化鶏 肆 老兵の炸排骨 伍 修容の肉燥飯 陸 貴妃の月餅 2024/10/25 発売

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