ラノベむすび | 少女小説とSF

少女小説とSF

少女小説とSF

日本SF作家クラブ企画!
あなたの心に眠る〈少女〉へ贈る、SF小説アンソロジー。
世代を超えて集結した豪華・少女小説作家たちが、少女小説とSFの可能性を解き放つ!

〈収録作品〉
新井素子「この日、あたしは」
パーソナルAIとの共生が浸透した未来。地震で母を亡くした「あたし」に生まれた願いとはーー

皆川ゆか「ぼくの好きな貌(かお)」
人面犬に殺された妹と、人面瘡に蝕まれる姉。双子の姉妹に訪れた破滅(カタストロフ)の真相が明かされるーー

ひかわ玲子「わたしと「わたし」」
人がみな双子で生まれ出ずる惑星に、ひとりきりで生まれてしまった少女の運命はーー

若木未生「ロストグリーン」
天才作曲家の少年と彼を支える編曲家。ふたりの前に鎮魂歌の作曲を求める青年が現れたーー

津守時生「守護するもの」
戦禍の果てに家族を失った少年は青年となり、美貌の相棒とともに宇宙へ賞金稼ぎに繰り出すーー

榎木洋子「あなたのお家はどこ?」
開発初期の地球型惑星に暮らす少女は、家出という名の小さくて大きな冒険へと旅立ったーー

雪乃紗衣「一つ星」
目を醒ますと少女の首には奇妙な頸輪があった。氷とオーロラの世界を歩むガール・ミーツ・ボーイの行方はーー

紅玉いづき「とりかえばやのかぐや姫」
竹から生まれた美しい男と、帝の地位についた少女。私たちの知らない古代の異類婚姻譚(ファーストコンタクト)が物語られるーー

辻村七子「或る恋人達の話」
全身機械化手術が普及した革命後のフランスで、『ナポレオン法典EX』が愛し合うふたりの男を阻むーー

嵯峨景子「コラム 少女小説とSFの交点」
少女小説家たちが手がけたSFの歴史、コバルト文庫以降の少女小説とSFの交点を辿るーー

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