文句の付けようがないラブコメ 7
幾千万の輪廻を超えて、ようやくトゥルーエンドたる新しい世界を作りあげたユウキとセカイ。高校生だった二人も大人になって、就活に悩んだり、酒盛りしたり同棲したりと、普通の生活を楽しむが…?
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“千年を生きる神”神鳴沢セカイは、銀髪赤眼の美少女。世間知らずで尊大で、見た目は幼いのに酒と葉巻をたしなみ、一日中お屋敷で本を読んで過ごしている。彼女の“生贄”として捧げられた高校生・桐島ユウキ。『生贄になる代わりに何でも言うことを聞いてやろう』と言われた彼はこう願い出たー「神鳴沢セカイさん。俺と結婚してください」。そして始まるふたりの生活だがー穏やかで他愛のない日々は、やがて世界が抱える恐るべき秘密によって狂い始めていく。どこまでも純粋な愛の喜劇。決して果てることのない物語がここに始まる! 2014/11/21 発売
神鳴沢セカイは死に、世界は作り替えられ、桐島優樹の通う高校に世界が転校してくるところから再び物語が始まった。改変前の記憶がないふたりは何事もなかったかのようにまた出会い、優樹は身体の弱い世界が高校に行くための手伝いをするようになる。ある時は登校の途中で、またある時は授業の途中で。体調悪化による早退を何度も繰り返すものの、世界は着実に『普通の高校生』に近づいていった。そんな折、彼女の上履きが何者かの手によって隠される騒動が起きる。陰湿な行為に優樹は激怒するが、世界が示した反応は思いもよらないものでー 2015/02/25 発売
再構築された世界でも惹かれ合った優樹と世界。世界は次第に学校にも溶け込んでゆき、彼らの平穏な日々は今度こそ続いていくーと思われたが。世界の態度はどこか煮え切らず、優樹は不審を抱いていた。そんなある日、おチヨによって世界と世界の秘密は暴かれ、無情にも決断の刻が迫りつつあることを知らされる。九十九機関から逃れるためにあらゆる手段を使った逃避行の末、辿り着いたのはとある港町の修道院。そこでささやかな“願い”を果たそうとする二人を待ち受ける運命とはー 2015/05/22 発売
またしても為された再構築。新たな世界で桐長ユウキに割り振られた役割は、これまで敵だったはずの九十九機関の側に立つこと。しかも彼は、神鳴沢セカイを使役して世界を救う使命を帯びていた。苦痛に満ちた“お務め”を果たすことに疲弊しているセカイは、ユウキに対して冷え切った態度を取るが、ユウキはあくまでも忠実に役割を果たしていく。そうするうちに、縮まるはずのなかったふたりの関係はゆっくりと変化していくのだった。そんな折、とある一夜の出来事が、彼らの距離を急速に近づけていくことになるのだがー 2015/09/25 発売
振り出しに戻るセカイとの関係。セカイをとれば、世界は終わる。世界をとれば、セカイは終わる。愛の喜劇の分岐点で、ユウキは何を考え、何を選択するのか──。大反響不条理ラブコメシリーズ第5弾!! 2015/12/22 発売