前略、殺し屋カフェで働くことになりました。
夜の街。見てはいけないものを見てしまった高柳迅太は、そこで意識を失った。目が覚めると女の子たちが話しているのが聞こえてくる。「やっぱり殺すしかないと思うの」「でも死体の処理にもお金がかかりますし…」何やら不穏な会話だ。自分が殺されると分かった迅太は命乞いに手を尽くし、殺し屋を名乗る女の子たちの働く喫茶店のウェイターをすることに。でも、その殺し屋稼業の正体は…。クセだらけの少女たちと普通の少年が、不思議な喫茶店で社会の闇に触れるとき、物語は少しおかしな方向に動き出す。殺し屋喫茶開店です!
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ひょんなことから、殺し屋の女の子たちが集まる喫茶店で働くことになってしまった迅太。それからひと月あまり、彼は交渉屋としての役割を果たすようになっていた。そして、いま、迅太は紙魚子に料理を覚えることを了承させるという、難儀な仕事を遂行していた。そんななか、エピタフに新たな依頼人が訪れる。とある企業へのハッキングから連なる殺人事件。その事件を担当してた探偵が、己の手に余る事態の解決を求めてきたのだった。果たしてその事件の真相とは。そして迅太は、紙魚子に料理を覚えさせることはできるのか!? 2019/05/17 発売
ついに、2か月ぶりの登校許可が下りた迅太。目立たぬように生活しようとするものの、今まで欠席続きの人物が急に登校してきたとなっては、目立たぬわけがない。しかも、美人で有名な鉄火と一緒に登校を…。久々に接する表の人々とのドタバタなスクールライフが始まるなか、とある筋から街に乱立する小籠包屋の調査を依頼されることに。はじめはただの流行に思えたが、小籠包に関わり行方不明になったというインフルエンサーの存在が、そこに事件の香りを付け加える。迅太の高校生活は、いったいどうなってしまうのかー!? 2019/12/18 発売