空飛ぶ卵の右舷砲(2)
人造の豊穣神・ユグドラシルによって人類が地上を追われた終末世界で小型ヘリ“静かなる女王号”を操るヤブサメとモズ。女王号を修理するため伊勢湾海上都市へ戻る途中、二人はヤドリギの弟を誘拐されたという少女・エナガと出会う。ヤブサメはエナガの境遇を他人事とは思えず、自分の探し求めていた情報につながるのではと、彼女を助けようとするのだがー。悩み、苦しみ、己に問い続ける。しかし、困難を切り拓くのはいつの時代だって人の意志だ。これは空を駆り、樹竜を狩る者たちの物語。鋼の翼と意志が試される第二幕。
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空飛ぶ卵の右舷砲空飛ぶ卵の右舷砲
人造の豊穣神・ユグドラシルによって人類が地上を追われ、樹獣や樹竜といった怪物がはびこる終末世界。小型ヘリ“静かなる女王号”の副操縦士・ヤブサメは、師であるモズとともに、樹竜狩りを生業としていた。そんな中、二人は東京第一空団副長セキレイの窮地を救い、その腕を買われて旧都市・新宿における大規模探索作戦への同行を依頼される。しかし、そこは帰還不可能と称される危険地帯だったー。これは鋼の翼と意志で空を駆り、世界を切り拓く者たちの物語。第12回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。 2018/07/18 発売