朧月の紅姫
江国の女王・玉華の公子付き女官として働く彩佳は、異民族の血を引く証の赤毛ゆえに周りから疎まれていたが、江の民として認められようと懸命に務めていた。ある宴の夜、椿の咲く庭で出会った青年に「紅姫」と呼ばれて彩佳はとまどう。翌日、女王の居間でその青年と再会。彼は科挙に探花及第した秀才で、新米官吏の秀敬だった。物怖じしない彼は彩佳に惹かれたことを隠そうともせず猛アピール!?だがそこに公子呪詛事件が…!デビュー作『月華の楼閣』に続く第2弾!
江国の女王・玉華の公子付き女官として働く彩佳は、異民族の血を引く証の赤毛ゆえに周りから疎まれていたが、江の民として認められようと懸命に務めていた。ある宴の夜、椿の咲く庭で出会った青年に「紅姫」と呼ばれて彩佳はとまどう。翌日、女王の居間でその青年と再会。彼は科挙に探花及第した秀才で、新米官吏の秀敬だった。物怖じしない彼は彩佳に惹かれたことを隠そうともせず猛アピール!?だがそこに公子呪詛事件が…!デビュー作『月華の楼閣』に続く第2弾!