ラノベむすび | ストライクフォール(4)

ストライクフォール(4)

ストライクフォール(4)

出版社

小学館

発売日

2021年7月21日 発売

ジャンル

「コストを払い合う。それがチームだ」

「新しい時代が来た。今シーズンは、激動をもって歴史に残るだろう」

慣性制御、そして散兵戦術が公になった結果、宇宙戦闘ドクトリンは根底から覆された。

第24シーズン、火星ラウンド。
“誇りある白”シルバーハンズは、ガーディアンズと激突する。
最高のフィジカルを持つ女性選手、カレン・フェニックスを擁する軍チームだ。

滾る雄星だが、自身がリンカーとして機能しきれないなか、チームの成績は下降線を辿っていた。
そんなとき、人工的にチル・ウエポン耐性を増強された選手・シルヴィアが送り込まれてきてーー?

チームと雄星、ともに正念場を迎える一戦が、幕を開ける。

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競うことは、争うことなのか。 史上、類を見ない“ルール違反”。 雄星は処分決定を待つ間、二軍練習場へと送られる。 前代未聞のスキャンダルを起こした異邦人に、選手たちはただただ冷たかった。無数の敵意にさらされる雄星に、二軍監督、ユウキ・プラバッキーは告げる。 「ここの連中がお前に冷たいのは、弟のことだけでも、ペナルティのことだけでもねえよ。みんな、パワーの時代が怖いのさ。おまえはストライクフォールの次の時代そのものだからな」 あの日、雄星のもたらした慣性制御技術は、ストライクフォールをまったく別の競技に変えてしまったのだ。 「おまえに残された道は、二つだ。時代を殺した男として恨まれながら勝者になるか、それとも、誰かがそうした勝者として栄光を掴むのを、指をくわえて見ているかだ」 同じく懲罰で試合機会を奪われたアデーレ。 ストライクシェルの整備を学びはじめた環。 みな、大切なものを失った傷を抱えながら、新たな戦いを始めている。 ならーー俺は。 めまぐるしく変化する世界、「戦争」と「競技」の狭間で。 雄星は、ストライクフォールともう一度向き合う。 兄弟の憧れを、答えをこの手に“掴む”ために。 SF界の俊英が放つ疾走スペースグラフィティ、待望の第2弾!! 2017/03/17 発売

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