ラノベむすび | デスペラード ブルース(4)

デスペラード ブルース(4)

デスペラード ブルース(4)

出版社

小学館

発売日

2022年10月18日 発売

ジャンル

因縁、ついに相見えるーー。

フェアレディに積まれた大量の万札。それは白夜を混乱に陥れるには十分なものだった。
庵とともに試みた無明拳の師匠との合流の最中、レッドホースを名乗る暗殺者集団に襲撃を受ける白夜一向。
さらにフリドスキャルブを強襲する「我者髑髏」を名乗る二人組。
長谷川黒曜によって明かされる、「神座講」と呼ばれる金融システムと共に御三家を引きずり落とすための楔は、神座市に置いてきた白夜の過去の扉をも開き始めた。
白夜は家族を襲った悲劇からの逃亡を経て、遠回りをしながら、いまようやく真実を手にする権利を得たのかもしれない。
そして、その悲劇の本質は、まだ、いや、やはり神座市の重力にとらわれていた。

関連ラノベ

デスペラード ブルースデスペラード ブルース

己を取り戻すため、ならず者たちは牙を研ぐ 神座市という町で起きた一家殺害事件。 その生き残りである主人公・筧白夜はその記憶から逃れるように地元を離れ、建設現場で日銭を稼ぐその日暮らしを送っていた。 だが、その日常がある日突然壊される。 同じく、神座市出身だと名乗る、同僚の長谷川黒曜の登場によってーー。 ヤクザの傘下でノックアウト強盗を働く、一河紺。 義足の殺し屋、柏葉吐月。 建設現場の警備をする、神座市出身の鮫島元春、鱶田不知火。 白夜たちを派遣している会社の社長と繋がる風俗嬢、舞浜歌織。 さまざまな人物たちの思惑は、狭くも広くも神座市に集約されてゆく。 それは、何者かの意思か、人間の生み出す引力か。 殺人、死闘、詐欺、ドラッグ、etc... 白夜は、いつしか神座市の覇権を巡る南雲、羅紋、御子神という三家の争いに巻き込まれ、かつて習得した殺人カラテを武器に、己の家族が受けた悲劇の真相へと迫っていく。 街を追いやられた男たちは、ふたたび人生という賭場を取り戻すべく牙を研ぐ。 鬼才が描く、新たなクライムサスペンスシリーズ、始動! 【編集担当からのおすすめ情報】 常に、スリリングな小説をお届けし続ける鬼才の新シリーズ! ガガガ文庫では『鳥葬』シリーズ、『ボーパルバニー』など。 ハヤカワ文庫JAでは『我もまたアルカディアにあり』など。 幅広い作風でファンを魅了しつつけている作家の最新作。 今回は、街を取り合うクライムサスペンス。格闘小説としての一面もあり、とても美味しい一冊となっています。 シリーズ展開予定ですので、ぜひこのご機会に!! 2018/12/18 発売

TOP