Vivy prototype(1)
これは<私(ヴィヴィ)>が<私(AI)>を滅ぼす物語ーー
科学の発展と共に、人類の生活に欠かせぬ存在となったAI.
『歌姫』と呼ばれるヴィヴィもまた、国内最大級のテーマパーク『ニーアランド』で歌い続けるAIであり、その歌声で人々を魅了し、連日の熱狂を生み出していた。
そんな彼女のもとに突如として現れたのは、マツモトと名乗る未知のAIだった。
マツモトは自分が100年後の未来からやってきたと語り、人類とAIとが繰り広げる最終戦争を阻止するため、『シンギュラリティ計画』への協力をヴィヴィに要請する。
歌うために作られた最古の歌姫AIと、人類の滅亡を阻止するために作られた未来のAI。
ーーここに、100年の時をかけるAIたちの物語が幕を開ける。
関連ラノベ
<私(AI)>が人を愛するなら、<私(ヴィヴィ)>は何を愛するのーー。 100年後に勃発する人類とAIの最終戦争を阻止するべく、『シンギュラリティ計画』を開始したヴィヴィとマツモト。しかし、次なる歴史の修正点でヴィヴィが目の当たりにしたのは、本来の歴史ーー正史よりはるかに発達したAI技術と、それにより発展した世界だった。 AIが過剰に発展している謎を探るため、ヴィヴィはこの時代のAI研究者、冴木タツヤの元へ向かう。 マツモト曰く、彼は人類で初めてAIと結婚した人物であるとされていてーー。 AIに心がないのなら、AIを愛する心は虚構なのか。--これは、人とAIと、愛の物語。 2021/05/31 発売
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