関連ラノベ
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話ー。“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮くー”事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だったー。一人の少年と少女の出会いが歴史を創る…!『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先はー。 2003/12/10 発売
“来訪者”と呼ばれる異世界から現われた存在の手によって、アルセイフ王国は王と皇太子を同時に失った。“来訪者”たちはそのまま逃走し、殺害現場にいた第四王子フェリオには、疑惑のまなざしが向けられる。そんな中、第二王子レージクについても奇妙な“噂”が流れ始めー!王位を巡り騒然となったアルセイフ王国の行く末は?そしてフェリオの運命は!?一方、来訪者たちの力を目の当たりにした司教カシナートはその力を手に入れようと動き始めるー。渡瀬草一郎が贈る異世界SFファンタジー第2弾、登場。 2004/02/10 発売
第二王子レージクの即位表明によって追われる身となった第四王子フェリオ。だが、フェリオは囚われた貴族や師匠、ウィスタルを救うべく、密かに王都へ舞い戻り人質救出の機会をうかがっていた。そこにフェリオの性格を良く知るレージクの準備した恐るべき陰謀が待ち構えているとも知らず…。果たして、フェリオの運命はー?一方、潜伏行動を続ける来訪者達の前に司教カシナートの使者が訪れる。力を持つ者と望む者の接触ー来訪者達の選ぶ道は?話題の異世界SFファンタジー第3弾。 2004/05/10 発売
アルセイフをタートムに売り渡そうとする第二王子レージク。その恐るべき野望を知った第四王子フェリオは、反旗を翻すべく同盟者と共に戦力を蓄えていた。そんな中、フェリオと共に行動していた司祭ウルクは、自ら仕えるウィータ神殿がレージクを支持する意向である事を知らされ…。今、王都を舞台にフェリオとレージクの直接対決が始まる。国の存亡を賭けた戦いの行方はー?話題の異世界SFファンタジー第4弾。 2004/08/10 発売
第二王子レージクの起こした内乱を無事に鎮圧した第四王子フェリオと仲間達。敵国タートムの侵攻に備え、新政府の樹立を急ぐが、次の王を巡って第三王子ブラドーとフェリオの間に新たな問題が発生し…!?そんな中、ウィータ神殿の司教カシナートがフォルナム神殿の制圧に向け動き出す。司祭ウルクはフェリオのため、単身その動きを阻止しようとするが…。果たしてウルクの運命は?人気上昇中の異世界SFファンタジー第5弾。 2004/11/10 発売
抑圧されたフォルナム神殿の解放を目指すフェリオ達。さらに敵国タートムの侵攻も伝えられ、アルセイフ王国はかつて無い危機を迎えていた…。そんなフェリオ達のもとに西の大国ラトロアから一人の剣士が現れる。ウィスタルの“甥”と名乗る彼の目的とは?一方、来訪者の一人であるムスカは、この世界と自分達の世界の関係について一つの推論を出す。それぞれの思惑が交錯するなか、物語は思わぬ展開へー!?人気の異世界SFファンタジー第6弾。 2005/02/10 発売
御柱から現れた謎の兵ー死を恐れず、際限なく現れる敵を相手に苦戦を強いられるフェリオ達。そんな中、神殿騎士団・団長ベリエが突如暴走し、自分の部下にまで剣を向けた!?御柱の異変を知ったコウ司教が、事態を収拾するために下した重大な決断とはー?一方、ウルクへの“処置”が完全ではないと知ったイリスはその苛立ちを露にする。追いつめられたリセリナは何とかしてこの状況を打破しようとするが…。突きつけられた現実を前に、人々は何を思い決断するのか!?話題の異世界SFファンタジー第7弾。 2005/07/10 発売
タートム侵攻の報を受け、国境に先行したベルナルフォン。兵力で勝るタートムの軍勢を相手に、善戦するアルセイフ軍だったが、その裏にはある“特殊な部隊”の活躍があった。遅々として進まぬ戦況に、タートムの将軍カルバイの要請を受けたシズヤ率いる裏切りの暗殺者達がついに動き出す!突如現れた“空からの刺客”に撤退を余儀なくされるアルセイフ軍。さらにベルナルフォンはその責を問われるが、その時、援軍として現れたのはー!?数奇な運命に翻弄される少年・少女達。その裏で、国を守る男達のもう一つの戦いが始まるー!人気シリーズ第8弾。 2005/10/11 発売
タートムとの国境戦を制したアルセイフ。輝石の問題やラトロアへの対策など、いくつかの案件があるものの、しばし訪れた穏やかな日々に、王宮では舞踏会が催されることとなった。そんな中、フェリオは兄ブラドーにある頼み事をされるのだが…?一方、国境を見張っていたゴーダはアルセイフに向かって飛ぶ玄鳥を見かける。その後柱守の一人が殺害される事件が起こり…。フェリオに付き添う二人の可憐な少女。人々の注目は集まり、舞踏会は華やかなものになるが、そこには謎の“仮面の男”が潜入していたー。人気急上昇中のシリーズ第9弾。 2005/12/10 発売
アルセイフを旅立ち、ウルクの故郷ジラーハへと辿り着いたフェリオ達。ウルクの帰りを出迎えたのは父・マディーン司教だけではなかった。滞在先のウィータ神殿で神姫との異例の面会を許可されたフェリオ。御柱信仰の象徴である神姫・ノエルがフェリオの前に姿を現すー!一方、ラトロアに渡ったイリス達来訪者の前で、メビウス達による死の神霊を使った新たな実験が始まろうとしていた!突如ウィータ神殿を襲う惨事。そしてそこにはフェリオに復讐を誓うあの男の姿があった!!話題の異世界SFファンタジー第10弾。 2006/03/10 発売
ラトロアの議員達との会談に臨んだフェリオとウルク。元首・ジェラルドとの論戦は、他の議員達を巻き込んで白熱し、やがてラトロアの暗部を暴き出すに至る。しかし紛糾する議論の裏側では、その時、メビウス達の手によって、一つの異変が起こされつつあった。突如、首都ラボラトリに現れた漆黒の空間ー死の神霊(アービタ・スピリット)を奉る六番目の神殿、“終末の黒い神殿”。古の書に記されたその忌まわしき存在は、この星の命運をかけた最後の戦いへと、フェリオ達をいざなうー!シリーズ最大のボリュームで贈る最終巻。 2006/10/10 発売
あれから約十年ーアルセイフの王宮で王弟・フェリオの子供・アスティナとリグルスの教育係を任されているシアは、二人を捜して王都・セイラムを駆け回っていた。やんちゃな二人が城を抜け出すのはいつものことだが、今回は養父のムスカ司祭がフォルナム神殿から訪れる大切な日。王宮ではささやかなお茶会の準備も進められている。慌てるシアだが、そこで思いも寄らぬ人物と出会いー?王宮騎士団の迷(?)コンビ・ライナスティとディアメルや、北方民族の美しき守人・シルヴァーナと、ラトロアの剣士・ハーミットのその後など、本編では語りきれなかった、キャラクター達の“過去”や“未来”が明らかに。 2007/07/10 発売