身代わり令嬢の余生は楽しい 〜どうやら余命半年のようです〜
ハウゼン伯爵家の魔力なしの次女フィーネ。
彼女は家族から軽んじられ、社交に出ることもなく父の仕事を手伝う日々を過ごしていた。
ある日、体調を崩したフィーネは、医者に「余命半年」を宣告される。
投資の失敗により多額の借金を背負った伯爵家では、ノア・シュタイン公爵家を頼ることにした。しかし醜い変人魔導士と噂される公爵の婚約者になることを嫌がった姉のミュゲによって、フィーネは姉の身代わりとして、ノアの住む辺境の領地に送りこまれてしまう。
復讐を願うフィーネだったが、なぜか彼の実験体として幸せな生活が始まって……!?