出版社 : オーバーラップ
魔神討伐後、世界でも仲間でもなく、たった一人ーエルを選び『英雄』であることを放棄した男、山田蓮司。しかし王都の武闘大会出場を控え、再び『英雄』という名の重圧と向き合うことになり懊悩する彼に、フェイロナは問う。「お前が思う英雄とはどういうものだ?」そしてついに、十三人の英雄『魔剣使い』久木真咲達、強者ひしめく舞台の幕が上がるー!
10年ぶりに家の敷地から出た北条雄二は焦っていた。訳も分からぬまま、家ごと異世界にやってきて暫くの事。衣食住にネット環境まで整うユージの快適異世界生活は順風満帆に思えた。しかし、このライフラインはいつ使えなくなるかも分からない…しかも消耗品には限りもある。そして辿り着いた結論ーユージ、ヨーコ、アリス、コタローは川沿いを南下し、人里を探すべく森の探索を進めていたのだ。そして間もなく事件は起きた。一緒に暮らすようになったアリスが、目を離した隙に何者かに連れ去られてしまう。アリスを助けるべく向かった先にいたのは、皮鎧姿の女騎士と、猫の姿の獣人ー二人の自称冒険者で!?
関東圏のとある田舎町。物欲と引き替えに、私立岩下学園に越境入学して間もなく、村上政樹は転機に直面していた。「お願いしたいことがあるんだけど駄目、かな?」何の前触れもなく、学級委員の長島薫子に頼まれたのは「偽装恋人」になって欲しいという事。薫子の家は地元では有名な旧家で、お見合いを回避するために恋人役を頼んだのだ。しかし、政樹が薫子の親に紹介されると思わぬ事実が発覚!それは村上家こそが長島家の主筋だった事。そして、瞬く間に話は「恋人」から「婚約」へと発展してしまい!?そんな二人はお互いに、一つだけ大きな秘密を抱えていた。-それは「隠れオタク」「隠れ腐女子」という秘密であった。
「おお、勇者よ!」そんなお決まりのフレーズから異世界に召喚された相馬一也の冒険はー始まらなかった。自らの富国強兵案を国王に献策したソーマは、なんと王位を譲られてしまう!しかも国王の娘が婚約者に…!?まずはこの国を立て直すため、ソーマは自身にない知識・技術・才能を持つ者の募集を開始する。王となったソーマの前に集まった五人の人材。果たして彼らはいかなる多種“多才”な能力を持っているのか…!?その現実主義的な思考は、ソーマを、そして国民をどのように導くのかー。革新的な異世界施政ファンタジー、ここに開幕!
元・世界最強エージェントであるシリウスの『後継者育成』は、場所をエリュシオン学園に移し順調に進行していた。一方で弟子たちの順調すぎる成長と実力は、彼らを目障りと思う勢力にとって、より更に脅威となりつつあった。迷宮探索が許される年齢になった弟子たちに、ついにその魔の手が迫る。敵の陰謀の術中に嵌った弟子たちを救うべく師匠のシリウスは、ひた隠しにしてきた本領を発揮するー!!そして、新たな弟子・リースの誰にも言えなかった秘密も明らかになりー!?師匠と弟子の絆で紡がれる異世界式育成ミッション第3幕。
「ほら、さっさと山賊どもを皆殺しにしなさいよ!」「えー、働きたくない…」ダラダラ寝て過ごすのが三度の飯より好きな俺、増田桂馬は異世界に召喚された先で金髪美少女のロクコと出会った。どうやら俺はダンジョンマスターで、ロクコのダンジョンを救うため呼ばれたらしい。うまくいけば“働かなくてもいい”優雅な生活が手に入る。だがダンジョンは山賊によって制圧済み、部屋は一つ、トラップもモンスターも無い。どう考えても“詰み”だろこれ。そしてロクコが衝撃の一言を放つー「あ、ちなみにダンジョンコア破壊されたらマスターも一蓮托生で死ぬから」…寝るのは好きだが永眠はごめんだ。“働かない”生活のためどうにかするか!!
10年ぶりに家の敷地から出る決意をした北条雄二は、呆然と立ち尽くしていた。それもそのはず、立派な引きニートと呼べる青年の目の前には、彼の知る日本は無く…、ここは見覚えのない景色とファンタジー生物が闊歩する異世界。そう、雄二は家ごと異世界に来てしまったのだ。「え、ユージ兄、外に出られたの!?」偶然その場に居合わせたのは従妹の郡司陽子。まずは彼女と協力して、この不可解な状況を整理する事に。そして間もなく、雄二は一つの違和感に気づく。「周りは森なのに、なんで水が流れるの?電気も、ガスコンロも…」見知らぬ異世界で、なぜか繋がるライフラインとネット環境に雄二は…!?
四凶災との激戦を終えたクロヒコの前に、ついに一連の事件の黒幕である“無形遊戯”ノイズ・ディースが姿を現す。その愛憎ゆえに、キュリエを徹底的に破滅させるべく動き出すノイズ。応戦しようとするクロヒコはしかし、ノイズの思惑を阻止する唯一の手段である禁呪を封じられてしまいー。力を奪われたクロヒコのため、そして自らの因縁に終止符を打つためにキュリエは刃を振るう。だが、全てはノイズの手のひらの上で…!?「壊すのは、あなたの心」禁呪使いの少年と銀の戦乙女の出逢いから始まった因縁は、ここに決着を迎える。
「可愛いの買って来たから、期待してなさい」『無限バスルーム』という微妙ながらも成長し続ける『ギフト』を使いこなし、異世界を往く北條冬夜。魔王討伐のため、そして女神の祝福を受けるため、次に目指すのは潮風の香る青い港街「ネプトゥヌス・ポリス」であった。旅は順調に進んでいたが、この『海と商人の国』に到着して間もなく「別行動していた勇者との邂逅」や「意外過ぎる人物との再会」「新たな魔族の襲来」など、次々に一筋縄ではいかない事態が発生しー!?海の街を楽しむ一行をかつてない試練が襲いかかる!異世界混浴ファンタジー第四弾は海、そして水着!さらに絶景での混浴も!?
三年前に異世界へ転移した黒野久光は、ケフェウス帝国の貴族クロードの養子となり、クロノと名を改めて軍学校を卒業した。エラキス侯爵領の指揮官として迎えた初陣で、歴戦の猛将イグニスが率いる神聖アルゴ王国軍一万人を、クロノはわずか千人の亜人ー獣人やエルフを率いて撃退を果たす。さらに前領主の不正を暴いて新領主となったクロノは、亜人の待遇改善や「救貧院」の運営と、改革を推し進めていくのだった。そんな折、クロノの元にケフェウス帝国皇帝・ラマル五世崩御の知らせが届く。次期皇帝アルフォートは神聖アルゴ王国との戦争を追認し、クロノは補給部隊として戦場に赴くことに。しかし、この戦争にはどこか不穏な気配が漂っていて…!?「僕は、この国を変えてやろうと思う」かくして亜人は黒髪の王を抱き、伝説が始まる。「小説家になろう」発、成り上がりの異世界戦記!
かつて滅びた死者の街ー人里離れたこの地に一人の生きた子供、ウィルがいた。少年を育てるのは三人の不死者。豪快な骸骨の剣士のブラッド。淑やかな神官ミイラのマリー。偏屈な魔法使いの幽霊のガス。彼ら三人に教えを受け、愛を注がれ少年は育てられる。そしていつしか少年は一つの疑念を抱く。「…この『僕』って、何者なんだ?」ウィルにより解き明かされる最果ての街に秘められた不死者たちの抱える謎。善なる神々の愛と慈悲。悪なる神々の偏執と狂気。「約束だ。ちょいと長いが、語ってやる。多くの英雄と俺たちの死の…そして、お前がここで育った話でもある」-その全てを知る時、少年は聖騎士への道を歩みだす。
とある村、少年フーズと少女イサラとフィスタは何気ない日常を過ごしていた。その日は、村の年下の面倒を見ながら川で遊んでいたのだ。-そして間もなく事件が起きる。村へ戻る道中、何者かに襲撃され、光の球体がイサラに命中してしまったのだ。それは10歳という若さで時を止めてしまう魔法で…。そして時は過ぎー三年後。フーズとイサラは呪いを解くアイテムを得るため、王都にある「塔」を目指すことに。王都に到着し、いよいよ塔に…と思いきや、道中、追っ手に追われ、慌てた様子の二人組にぶつかってしまう。訳も分からず、なすがままに手助けするフーズはその二人に「仲間にならないか?」と提案され!?
気が付くと、2m超の骸骨騎士姿で異世界にお出掛けしていたアーク。ついに囚われたエルフ族全員の居場所を知った彼は、最終目的地「神聖レブラン帝国」に到着する。しかし、エルフ族を救出しようとした矢先、魔獣呪術師が現れ、アリアンに迫るのみならず五本首の魔獣ヒュドラまで呼び寄せて…!?「五分で片をつける。召喚!“炎獄魔人”-!!」お待ちかね、秘技「召喚魔法」発動!最強の骸骨騎士による“無自覚”世直し異世界ファンタジー、第三弾がド派手な召喚魔獣対決と変わらずの人情満載で参上!!
異世界より召喚されし救世主の一人、『神殺しの英雄』山田蓮司。ある日彼が冒険者ギルドを訪ねると、そこにはムルルと名乗る獣人の少女の姿があった。彼女は王都に居る十三人の英雄の一人、『賢者』宇多野優子に届け物があるという。一方王都の宇多野は、同じく英雄の『魔法使い』井上幸太郎より、蓮司の死を予言したと告げられー!?
第六皇女・リズの敗退、“軍神乙女”アウラの孤立ー。その知らせを聞いた比呂は急ぎ帝都へ帰還する。しかし、皇帝から拝したのは「アウラを見捨てよ」という無慈悲な下命だった。“軍神”に届きうる才を失う痛手を避けるべく、比呂は僅かな兵を率いて出立を決める。行き先は戦場のフェルゼン属州ではなく、裏で糸を引くドラール大公国ー。一方、敗北し囚われの身となったリズは、グランツ大帝国に復讐を誓う亡国の皇女・スカアハと対面を果たす。怒りを露わにする彼女が携えた槍の名は“氷帝”-“炎帝”と相反する属性を持つ氷槍で!?果たしてリズは比呂と再会することができるのか…!?激動の第4巻、開幕!
幾多の危機を乗り越え、グリムガルへの帰還を果たしたハルヒロたちだったが、戻ってきた出口の先は人間族の勢力圏から遠く離れた土地だった。状況把握のため偵察に出たハルヒロとユメは、幸運にもクラン「暁連隊」に所属する有名パーティ“颱風”ロックスのメンバーと出会う。だが彼らはある目的を達成するためにオークや不死族の集団と戦闘状態にあった。助力を期待したハルヒロとユメだったが、逆に望まぬ戦いに巻き込まれ、残るランタ、メリイ、クザク、シホルたちも別行動を強いられてしまう。パーティがバラバラになり、かつてない苦境に立たされたハルヒロたちの行く末はー。
ここはかの英雄が世界を破滅より救った空中都市“アーケイン=ガーデン”。かつて存在した「地上」は闇に汚染され、生きとし生けるものの世界は、天上の大海原へと移っていった。冒険者達は飛空挺で旅をし、魔の眷属を倒し人類圏を拓きーそれはグレイ・アクスターも同じくだ。「スリヤっ!行ったぞ」「分かってるっ、大繁盛だねっ!」彼は今日も精霊族の少女・スリヤと共に“導書院”から発布される掃除の依頼へと赴いていた。未熟ながらも日々の仕事をこなし、冒険者としての腕を上げていた…ある日の事だった。彼らが出遭ったのは警戒の呼びかけがされていた、かつて英雄が滅ぼした邪神の核“黒の破片”を得た眷属で!?
ライセン大迷宮を攻略した南雲ハジメは、シアを仲間に引き入れて中立商業都市フューレンへ。冒険者ギルドで行方不明者の捜索を依頼され、条件つきで引き受けたハジメだったが、探索場所近くの町にて予期せぬ再会を果たしー。一波乱も収まりふたたび捜索を開始したハジメの前に、圧倒的な力を持つ黒竜が立ちはだかる。さらに圧倒的な力で勝利したハジメたちの前に現れたのは、竜人族のティオという絶世の美女でー!?“最強”であることの覚悟を迫られる“最強”異世界ファンタジー、第3巻!
龍人のインルーに襲われた八鍵水明と朽葉初美。インルーの目的は諸国から勇者をさらうこと。転移前の世界での知識をもとに立ち向かう水明だったが、一筋縄ではいかず苦戦を強いられてしまいー。かたや黎二たちは、かつての勇者が使ったという伝説の武具・サクラメントを入手する。その武器はどうやら黎二たちのいた世界の神秘が鍵となるようで…!?解き明かそうとした瞬間、サクラメントを狙った魔将・イルザールに襲われてしまう。窮地に陥る一行を救うため、瑞樹は自らの潜在能力を解放するー!!異世界魔法と現代魔術が交錯する異世界ファンタジー、睡臥より覚める第6巻!
古今東西あらゆるゲームをやり込んだ俺、高坂葵は『ゲームが得意な方を優遇』という求人広告をきっかけに異世界で、ダンジョンの“管理人”をしていた。そんなある日、俺は思わぬ難題を突きつけられる。ダンジョン維持のため「迷宮にボス役を配置」しないといけないらしい。しかも、そのボス役の適性があるのは、以前開拓村が襲われた時、捕虜になっていた人族の女騎士だけでー!?苦労して準備した迷宮に歓迎できないお客もやってきてしまい、なかなかにハードモードな展開。とはいえ、ゲーマーとしてはこんな状況も楽しまなきゃな。次なる試練『女騎士育成ゲーム』も真面目に、楽しんで、攻略していきますか。