出版社 : マッグガーデン
歴史の動き出す場所「デデル領」は、クオード王国の北の果てに位置する辺境の地。さしたる産業もない最北領を治めるのは、底辺貴族のフォルバス家である。しかし膨大な借金によりデデル領は疲弊、そして領主のベック=フォルバスも、ジャバル王国軍との戦いで命を落としてしまう。父を失い、唐突に家督を相続することになった15歳の少年ロドニーは、父の形見の不思議な本に行き当たる。“前世の記憶”と出会った若き領主は、貧しいデデル領に山積する問題を解決できるのか!?
マクリーシュ王国の公爵令嬢・ロレインは、王太子エライアスから婚約破棄される。彼の隣には新しい婚約者である男爵令嬢・サラの姿があった。そんな二人の結婚式に招待されたロレインに、ヴァルブランド帝国から後宮入りの話が舞い込んでくる。皇帝・ジェサミンは、後宮に献上される美姫をことごとく追い返しているらしく、因り果てた家臣たちが小国のマクリーシュにも打診してきたのだ。結婚式出席を回避したいロレインは、ヴァルブランド帝国の後宮に向かう。「お前を愛することはない」ジェサミンから定番のお言葉を頂戴し、あとは帰国するだけ。のはずが…!?
夫婦となったテンマとプリメラは、そのままラブラブ新婚旅行へ。のはずが…何故かみんなちゃっかりついて来て慌ただしい、いつもの旅に!今までお世話になった人に挨拶に回り、相変わらずドタバタしつつも時にはゆっくりとした異世界の優雅なひと時を過ごす。しかし、それだけでは終わらずテンマたちに不穏な報告がー。最終決戦前の前夜祭となる、お世話になった人々へ贈る感謝と恵みの物語。
事務員の青山薫は、目覚めると異世界の貧乏貴族の長女“ペイシェンス”に転生していた。地味スキル“生活魔法”を活かして少しずつ家庭環境を改善し、貧しくも家族と仲睦まじい日常を送るが…。ある日、王立学園へ入寮が決定。可愛い弟たちとも離れ離れに!しぶしぶ入学するペイシェンスだが、生活魔法×現代知識で学園でも一目置かれる存在にー!
王太子レアオフェルの婚約者“ソフィーリア”はレアオフェルを立て、国のために尽力してきたが、夜会でレアオフェルの浮気現場を目撃!駆けつけた騎士のリヴィオニスの「僕と逃げましょう」という誘いに乗り、逃避行をすることに。身分を捨てソフィと名を変えた一人の女性と、城での安定した騎士生活を捨てソフィだけを愛すると誓うリヴィオの逃避行は波乱と純愛に満ちていてー!?世界で一番幸せな逃避行劇が今、始まる!!
貧しい街に暮らす少年アルバート・ヴァレスタインは、18歳を迎えるにあたり「全自動レベルアップ」というスキルを授かった。はじめは“外れスキル”の鑑定に気を落としていたアルバートだったが、実は最強の才能の持ち主だと明らかになる。王女ルリスを危機から救い出し勇者と認められたアルバートは、魔王復活を試みる悪の貴族と対決し、ここでも「全自動レベルアップ」の驚異の力で勝利する。高速旋回のハイスピード冒険譚!
婚約者ラウルの浮気が原因で王宮に出仕して10年。子爵令嬢の“マーシャ”は、優しいマイラ王妃や頼れる同僚とともに王妃付き筆頭侍女として仕事に励んでいた。そんななか、仕事ぶりが認められ、クワンダ国女王の勧めで特例親善大使としてクワンダ国に留学することに。クワンダ国王都まであともう少しというとき、マーシャにとんでもない事件が起きるー!
果てない旦那様の愛に、鳴りやまない鼓動ーますます溺愛!白い結婚から加速する極甘ラブストーリー。貴族社会のルールブックとして成金商人・ルーカス男爵のもとに嫁いだ侯爵令嬢・イリス。白い結婚を前提としながらも、二人はお互いに惹かれ合っていく。しかしある時イリスは実家カレリアを利用する悪意の存在を知ることに。そして、裏で糸を引く悪人を断罪するチャンスの時は…近日に開催される妹の婚約発表パーティー!?はたして悪意の断罪は成功し、イリスとルーカスはさらなる幸せをつかみ取れるのかー?
若き開拓者を育てる『王立開拓学園』に入学したレオピンは、「器用貧乏」というハズレスキルのために学級を追放されてしまう。しかし彼の正体は、「器用さ」があれば何でもできるという最強スキルの持ち主だった…!!校地のはずれに自らの城を建てるかたわら、細工に料理、動物との絆を育んだりと、あらゆる方面で「器用貧乏」の才能を発揮。幼馴染の聖女や異国の巫女も味方に付けて、レオピンの城はますますにぎやかになっていく。
魔物の脅威から大陸中を守護している一人の聖女と三人の巫女、通称『四聖』。その四聖候補の一人、男爵令嬢アリーヤは落ちこぼれの劣等生だ。ある日突然、アリーヤは幼馴染で婚約者のキールに婚約破棄を告げられる。「四聖になれると思ったのに落ちこぼれのお前じゃ意味がない」見下されるわ浮気相手は登場するわで散々だったがー。実はキールと結婚するため、アリーヤはとんでもない力を隠し続けていた…!ここからは、ありのままに人生謳歌しちゃいます!!
親友の結婚式の手伝いに新しいダンジョンの攻略と、忙しい日々の中でプリメラとの結婚式準備を粛々と進めていくテンマ。しかし毎度恒例のドタバタイベントも挟みつつで、すんなりと準備が進むはずもなく…。そんな苦労が報われるべく、ついに結婚式当日を迎えるが、何と一番盛り上がるシーンで忘れ去られていたあの魚類が復讐にやってくるッー!結婚に始まり結婚で終わる物語、ここに開幕!
ついに妹と対峙する運命の卒業パーティー編、スタート!妹・シャーロットの洗脳魔法から皆を守るため、クレアたちは国宝級魔道具の資料があるミード伯爵家の別荘を訪れる。そこでクレアは、かつての愛すべき教え子と奇跡の再会を果たすのだった!さらに旅先では、婚約者・ヴィークとの関係も一気に縮まり…?今度こそ恋人を友人を、大切な人たちを守ってみせる!
隣国オリオンとの事件から数カ月後、ヴィンセントやエリザベス、ハロルドたちは王立アカデミアを卒業する時期が近づいてきた。卒業式と一緒に近づいてくるのは、ヴィンセントとエリザベスの結婚式である。新妻エリザベスを王宮に迎えるべく、ヴィンセントは準備を始めるが、突如キング・ケットシーが現れ魔力による攻撃を受けてしまう。目が覚めたヴィンセントは、記憶のなかで“一番大切なもの”を封印されており…。片思いもすれ違いも終わり、婚約者から妻へー、ふたりの愛が実るッ!
魔王を討伐し世界を救った勇者パーティに参加するも、人との会話が苦手で「無能」の烙印を押され、追放を受けた少年ユニバス。しかし彼の正体は、『精霊たらし』のスキルを持つオンリーワンの存在だった。この世界ではあらゆる自然現象を「精霊」が司っており、すべての精霊を味方に付けていたユニバスには、あらゆることが可能なのだ。事件が起きたのは、勇者ブレイバンと風の精霊姫ティフォンが“精婚”する日のこと。精霊界ではすでに死んだと伝わっていた伝説のヒーロー・ユニバスが顔を出すと、居ても立っても居られなくなったティフォンはブレイバンとの精婚を破棄、ユニバスと逃避行の旅を始める。ユニバスは世界各地で『精霊たらし』のスキルを発揮し、精霊たちを救いながら絆を深めてゆく。水の精霊の国「コンコントワレ」ではメガネのチャーミングな精霊姫イズミと出会い、彼女も旅に加わった。次なる目的地は“火の精霊の国”だが、その前にもいくつか波乱がありそうで…!?『精霊たらし』ユニバスと、精霊姫たちのいちゃラブ大冒険、ますます加速!
生まれつき手先が器用だったレオピン。彼は幼い頃から様々な『クラフト』を行ない、仲間たちに貢献してきた。永遠の絆を誓い合った仲間たちともに、開拓者たちの学園へと進学する。しかし入学式での儀式において、レオピンに与えられたステータスは悲惨なものであった。器用さ以外に全く取り柄のないレピオンを、仲間たちはあっさりと『追放』。レオピンは落ちこぼれのクラスに入れられて、ひとりぼっちになってしまう。しかし与えられたスキル『器用貧乏』が、意外な性能を持っていることに気付きー!幼なじみの聖女に慕われ、美女錬金術師から見初められ!やがて『城』を作り上げる男の、無自覚“ざまぁ”物語開幕!
武闘大会に優勝したテンマは、大会後のパーティーに参加する。しかし、会場でプリメラと踊ったことで二人の間には男女の噂が立ってしまい…。故意でなかったとはいえ、プリメラへの配慮に欠いた行動を反省したテンマは、ある重大な決断を下す。「プリメラ、俺と結婚を前提としたお付き合いをしてもらえませんか?」それに対してプリメラの返事はー!そしてテンマのプロポーズは、ヒロインズによる地獄の血みどろ争奪戦への火種となる!?かと思いきや…。ヒドラの素材回収にダンジョン最下層へ突撃したり、改良型の鎧ゴーレムを作ったりとロマンス溢れる恋と冒険の物語が始まる!
元限界社畜OLのノエルは、異世界トリップしてからというものフェンリルの指導を受けて、雪山で「冬姫様」の仕事を始めた。エゾリス、雪ウサギ、トナカイなどの願いを叶えたり、スノーマンを直したりと大自然の中でスローライフ。ある日、カチコチに凍っている女の子が運び込まれる。彼女を助けるために、フェルスノゥ王国を訪れたことで、冬姫エル様の存在が人々に広まっていく。北国の人々に受け入れてもらうために、白銀の王冠を被ってみせようと、エルは新たな目標を定めた。-ひんやり癒しの雪国ファンタジー、第二弾!
グレイ王を断罪してからひと月と少し。新たな王・リゼルによる国の統治により、少しずつ戻りつつある平穏な生活。ある日、マリーはアルベルトから告げられる。「私と結婚しませんか」嬉しくもなぜか踏み切れない。それはマリー自身が、ある悩みを抱えており…。そんな中、行方不明だったティア王妃の魔の手がマリーたちに忍び寄る!「私、マリーに生まれ変われて良かった。とても幸せよ」処刑された悪役令嬢の数奇な運命の物語、ついに終着点へー。
ユニバスは精霊とコミュニケーションできる『精霊たらし』のスキルで勇者パーティに貢献していた。しかし、魔王を退けて凱旋する直前になって、コミュ障を理由に仲間たちから罵られ、パーティから追放されてしまう。さらに就職先からもクビを言い渡されてしまい、全てを失ってしまうユニバス。絶望のなか、勇者と精霊姫ティフォンの結婚式を見に行くのだが、なぜかティフォンは勇者をほったらかしにして、ユニバスの元へと飛んできた。「ゆっ…ユニバスくぅぅぅーんっ!!死んだんじゃなかったの!?」精霊姫ティフォンは勇者との結婚を一方的に破棄し、ユニバスとともに逃げ出す。ユニバスはティフォンとともに逃避行の旅をするのだが、その道中で気付いていく。自分はとても精霊に愛されていたんだ、と…『精霊たらし』ユニバスと、精霊姫たちのいちゃラブ大冒険、開始!