出版社 : 主婦の友社
島大介の逆転の一撃で黒幕を倒し、西軍勝利かと思われた戦いはプログラムの暴走によって仕切り直しに。天才女子高生にしてスマイルストーン社社長代理の石田美鳴は、会社の乗っ取りをたくらむ東宮院是清と「戦国リターンズ1F」の関ヶ原の戦いで再び決着を付けることになる。このゲームに負ければ会社は買収され、美鳴は是清と結婚することに。美鳴を守ると誓った島大介は十文字槍を振りかざし、敵軍を次々と撃破する。大介と美鳴は戦いを通じて少しずつ、お互いを意識するようになっていたが、大介を男として意識し始めた兵庫舞や押しかけ女房の立花瑠璃千代の存在で二人の距離は縮まらないー。
プジョル将軍は、女王アウラにガジール辺境伯家長女ルシンダ・ガジールとの結婚許可を申し出る。中央の有力貴族であるプジョルと、地方の大領主であるガジール辺境伯家の娘の婚姻は、本来ならば許可できないもの。しかし、女王アウラは、その婚姻を認める。結婚式会場はガジール辺境伯領。王都を離れられない女王アウラの名代として、善治郎がその式に参加することに。そんな中、王都にフレア姫一行が到着する。結婚式の話を聞いたフレア姫は、善治郎のパートナーとして、自分も式に出席したいと申し出る。つまりそれは、フレア姫から善治郎に向けた事実上の求婚ー。善治郎の答えは?そしてアウラとの夫婦関係は!?
マリウス達が次に目指したのは、災厄が封じられた地だった。そこにたどり着いた彼らは、行方不明になったという女性を捜す依頼を受ける。しかし、その依頼を引き受けた他の者達までもが行方不明になってしまう。マリウス達まで敵の魔の手は伸びてくるが、マリウスはそれを返り討ちにして情報を聞き出す。事件の裏側にあったのは、ある組織のおぞましい計画であった。そんな彼の前に二つの出会いが訪れる。どちらも新鮮な驚きをもたらし、行く手を明るくするものだった。新たなる協力者の手を借りて闇の組織の全貌を暴き、根絶するべくマリウスの魔法が炸裂する。
宇宙の命運を神様のような存在に託された沢辺裕次郎。寿命が尽きるまで異世界で好きに生きていい。しかも、丈夫な体と薬作りの才と知識という特典をもらって。これらを持って裕次郎は未知の世界で動き始める!なんてことを言っても最初の一ヶ月くらいはこの世界になれるため、最初に見かけた町で薬を作ったり売ったり、材料を集めたりと過ごしていく。ある日、町の近くに巣食う魔物が動きを見せる。町に住む人々が討伐に動き、裕次郎の活躍もあって騒ぎは無事に収束する。そんなとき、裕次郎はハーフエルフの美少女に遭遇し一目惚れ。この出会いが裕次郎を旅へといざなうのだった。
魔王デカラビアを撃破し、ホルディア王国を救ったマリウス。マリウスはアネットと共にヴェスター王国を目指して旅に出る。トラブルを避けるため、二人の能力を隠しながらの道中だったが、街の宿でアネットの力が露見する事態に見舞われるなど大騒ぎ。魔人達が暗躍していたホルディア王国と違い、盗賊がおらずモンスターの襲撃もないヴェスター王国。目指す地への地図を手に入れるために訪れた村で、二人は世界をむしばむ闇がヴェスター王国にも魔手を伸ばしつつあることを知るのだった。そこで、マリウスは事態を解決するために立ち上がるがー。
奇跡的に得た精霊の力で太一は北の森で襲ってきた強敵を退けた。レミーアの教えを受け、太一はついにユニークマジシャンとしての力を知ることとなった。街に戻った太一は、かつて襲撃を受けて逆に捕縛した暗殺者と共にアズパイアの内部を調査する。やがて、街中にとんでもない化け物がいるという情報を得る。一方、街のインフレなどを解決しようと動いていた凛とミューラは、何者かにつけられ、街中での戦闘の結果、ミューラを連れ去られてしまう。街の内部の脅威を取り払おうとする太一。連れ去られたミューラを奪還せんと動く。太一、凛、ミューラの三人は、この危機を乗り切れるのか!?
マリウスやアステリアの奮闘もむなしく、魔王デカラビアは復活してしまった。復活したデカラビアは王城や城塞都市を襲撃する。長年封印されていた影響で弱体化しているとはいえ、魔王に不意をつかれてしまってはどうしようもなかった。一刻も早く魔王を止めたいアステリアだったが、国がよくならなければ意味がないとエルムに止められる。狡猾で冷徹な夢魔は、魔王の脅威すらも利用しようというのだ。国の為にアステリアは苦渋の決断を迫られる。彼女たちの懊悩をよそに魔王はさらに攻勢を強めて、かつての力を取り戻す。正規軍が魔王討伐の為に動くが、完全復活を果たした魔王デカラビアは圧倒的な強さで蹴散らしてしまう。
大陸の中央に位置するとある大国。その皇帝のおひざ元にその娘はいた。猫猫(マオマオ)、花街で薬師をやっていたが、現在後宮で下働き中である。けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があった。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。存命の二人の御子も重い病と聞いた猫猫は、その原因を調べ始めるー。大絶賛されたあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。
異世界における加賀道夫の迷宮探索は停滞していた。ロクサーヌと二人きりの戦力では進む勇気を持てずに。そんな道夫だったが、レアアイテムのスキル結晶と一回り成長した魔結晶を得たことによって、転機が訪れる。道夫は、魔結晶を売却して、新たな仲間を得るために奴隷商を訪れた。その奴隷商で道夫はセリーと出会う。ドワーフの美少女だ。セリーは、頭のキレるスレンダー美人。しかも道夫に突っ込みを入れまくるナイスキャラ。セリーにたじたじになりながらも、迷宮の探索を進めていくー。
友人が一人もいない高校生。彼は友人を作るために同級生が話題にしていた世界初のVRMMORPG『アナザーワールド』のクローズドβテストのテスターに応募、見事当選する。しかし同級生はテスターに落選してしまい、結局彼は一人で『アナザーワールド』をプレイすることに。彼が『アナザーワールド』をプレイすると、ゲームのサポートAIでテミスという少女と出会う。彼女に誘われ、現実と見紛うような仮想世界『イストピア』へと転移する。だが実際には仮想世界ではなく、仮想世界と酷似した本物の異世界『イストピア』に彼は転移していたのだったー。「小説家になろう」で大人気の異世界ゲームファンタジーがついに書籍化。WEB版からグレードアップした衝撃の物語。