出版社 : 集英社
読仙社に「仲間にならないか」と誘われ、読子は“おばあちゃん"にさらわれる。おばあちゃんが動けないすきに、親衛隊の「5人姉妹」が追っかけてきて…。一方、ナンシーは日本海の潜水艦にいて…?
もうすぐ二学期が始まる夏休みの一日ーリリアン女学園の山百合会では、恒例の学園祭のことで花寺学院高校の生徒会と集まることになる。ところが紅薔薇さまの祥子さまは男嫌い。かくして山百合会の秘密会合が招集され、祥子さまの男嫌い克服マル秘作戦、略してOK大作戦が開始されるのだけど…。祐巳と祐麒の福沢姉弟やつぼみたちが活躍する夏休み最後の大事件ー!?シリーズ第13巻。
とある一日、読子は読書のあとの至福の時を過ごしていた。まどろみ始めたその時、暴風雨のような勢いでねねねが入ってきて、またもや事件が…。(『紙福の日々』)。他、貴重な外伝を収録した一冊!
浮城の捕縛師リメラトーン。紅蓮姫奪還のため、破妖剣士スラヴィエーラ、オルグァン、捕縛師マイダードとチームを組むことに。任務の重さに複雑な思いを抱くリメラトーンだったが…。人気ファンタジー!
ファウストの裏切りで読仙社に渡ったグーテンベルク・ペーパー。奪回作戦で読子のサポートを命じられたナンシーは正直おもしろくない。一方英国では、ドニーの日記を前に、ねねねが悩んでいた…。
「魔女のウィッチクラフトが、キミを別な存在に変えてくれる」-ちまたではそんなメールが流行っているらしい。どうやら柾季の“お仲間”の仕業だと気づいた一子。でも、犯人はいったい誰?そんな一子の前に、ゴスロリファッションにピンクのバトンを背負った、昔なつかしい魔女っ子スタイルの美少女が現れた。一子は、その少女宇卵(自称・魔女っ子ランラン)に誘拐されてしまい…。
霞が関の内閣府ビルで、総理大臣を長とし、全閣僚と重要産業の代表者、有識者を集めて、災害対策会議が行われていた。気象庁技官の報告によると、日本列島がわずか二週間で50センチから1メートル水平方向に移動しているらしい。観測史上ない異常事態に首脳陣はどよめいた。そして、山水ジオテクノの面々と鉄床石探しに精を出す竹葉要平のもとに、内閣府の防災担当参事官・福部が訪れる。白穂県で増加する地震と鉄床石との関係は…。
戒厳令下に置かれたロンドン。大英図書館特殊工作部(読子含む)は女王奪回の準備を進めていた。しかし、グーテンベルク・ペーパーにこだわるジェントルメンと、ファウストの対立が激化して──!?
夏休み。御堂学園構内で合宿をしていた歴史研究部の部員が、何者かに襲われた。彼女が握っていたのは“観凪一子”のネームプレート…。てなわけでいきなり“殺人未遂”の容疑者にされた使い魔少女・一子は、ご主人の魔女少年・柾季と共に、疑いを晴らすために合宿に合流することに。だが、歴史研究のための合宿とは仮の姿、実は部員たちは構内に隠された「宝物」を探していたのだ…。
丘のふもとに住む竹葉要平は、友人の渡拓丸とともに物理探査会社・山水ジオテクノを訪れる。屋根裏で見つけた先祖が残した古地図を調べてもらうためだ。ところが二人の前に現れたのはジオテクノの社長を名乗る山水備絵という少女。不審な目を向ける拓丸をよそに古地図は本物で鉄床石が埋まっているという。さっそく探査が始まった!地中に点在する鉄床石とはいったい…。
今回読子に下された使命は、ドイツで発見された“グーテンベルク・ペーパー"の真贋判定と保護だった。案の定「積み荷が紙一枚」の戦艦は襲撃を受けてしまう。敵は紙の竜に乗った紙使いだった…!!
読子・リードマン、菫川ねねね、そして大英図書館の新人スタッフ、ウェンディ。それぞれを主人公にした3つのサイド・ストーリーを収録! シリーズ第3弾、1冊の本をめぐる異色のオムニバス!
図書館の壁の向こう側に隠された、大英図書館特殊工作部日本支部。『黒の童話集』の件について報告にきたジョーカー。TVでは、世界最大の書店「バベル・ブックス」のオープンを伝えていたが…!?
学園にヘンな先生がやってきた。カッコイイけどちっとも先生らしくない。その先生が来てからカオリもナンカおかしい…。こりゃ絶対何かある。どうしたんだ、カオリ!パソコンやメールを使った正体の見えない敵に翻弄される“電撃おさわがせ隊”。誰を信じればいいのか?もうカオリたちには、何もわからなくなって…。おさわがせ隊、最後の事件?解散?最大のピンチだ。
ファッション・デザイナーを目指すミシェルは、新人コンクルールに出品するために、ウエディング・ドレスをデザインする。それは、婚約者のエリザベスにプレゼントするドレスでもあった。だが、ミシェルの才能を妬んだベテランのデザイナーがそのデザインを盗作して、コレクションで発表してしまう…。華やかな光の世界から闇の世界に堕ちたミシェルを待っていたのは、宿命の対決だった。
23世紀の火星都市。軍士官学校のエリートユージィンは、政財界に君臨するアフォルター家の娘・アンゲリカと婚約した。輝かしい将来が約束された反面、上級生のフォルカーから悪質ないやがらせを受けるようになる。親友のヴィクトールは心配するが、ユージィンはじっと耐えつつ、自らの野望達成の機会を狙って密かに動き始めていた。様々な思惑が渦巻く火星都市で、最後に笑うのは…。
辺境の地から、謎の軍勢が王都バンホークを目指し進んでいた。同時に隣国グロスグラードも動きだした。ノーデンソークは、今まさに魔人ロミュアルドの手におちようとしていた…。王宮に身を寄せるディートリヒとカラベルクは、人間同士の戦に参加すべきかどうか悩んでいた。王妃パウリスカは、二人に母親のもとへ帰るよう勧めるが…。妖精の騎士たちの冒険ファンタジー、クライマックス。