出版社 : 集英社
あたし、カエルの国のミモリ。アオちゃんにかけられた魔法をとくために、魔法の書を探す旅に出ているんだ。そんなとき、ヘビ族のお姫さま、スーちゃんと出会ったの。ヘビ族といえば、カエルの国に侵略してきた敵だったはず。でも、魔法で見た過去の世界では、カエル族とヘビ族が協力して敵と戦ってたの。いったい、過去に何が起こったの。
イグラシド共和国の軍事研究所で爆弾テロが発生。天才科学者ウォン博士が意識不明に!その一年後、中立自由都市ガイアにリーという名の少年がやって来た。軍人に襲われたところを青年・ランディに助けられ、二人は共同生活を始める。実はリーは、ウォン博士の頭脳を持つクローン人間で、軍はリーの脳を奪おうとしているのだった。一方、ランディもウォン博士が作り出した改造人間で…。
あたし、幸田実果子。波乱のAKINDO夏合宿も終わって、いよいよ二学期。二学期にはヤザガク最大のイベント、学園祭があるの。ファッションショー形式のコンテストがあるから、がんばらなくちゃ!完成したばかりのAKINDOのアトリエで、みんなとおしゃべりしてから家に帰ると…ものすごくビックリ。目の前に現れたのは超美形の男の人。え!?ママの新しいアシスタントなの。
あたし、カエルの国のミモリ!といってもカエルじゃないよ。歌がうまくて泳ぎが得意な、カエル族っていう人間のお姫さまなの。ある日、カエルの国に、アオイっていう男の子がやってきたの。なんでもあたしのお兄ちゃんのマカエルに、水にぬれるとカエルになる魔法をかけられたんだって。魔法を解くために、あたしとアオちゃんは冒険の旅にでることになったんだ。
館野ミカル、十八歳。職業-少女漫画家。怒濤の修羅場を終えて、フラフラのところにアシスタントのアルバイトの話が舞い込んだ。超売れっ子漫画家花菱百合花が、締め切りでピンチだというのだ。一日三万円のバイト料につられて、花菱家に向かったミカル。お城のように豪華な仕事場に圧倒されるが、何とそこで殺人事件が発生!担当編集の美青年滝川が怪しいと、ミカルは睨んだのだが…。
山吹泉は向が丘女子高二年生。悩みらしい悩みもない、平凡な日々を送っていた。「先生が一人、こなくなるわ」予知能力を持つ親友の茅世の言葉どおり、暮林先生が入院し、かわりに美貌の音楽教師・榊がやってきた。榊は泉に「帰りましょう」と氷のように冷たく語りかける。その瞬間、全身に悪寒が走り、泉はその場から逃げ出していた。泉は榊の存在に、いいしれぬ不安を覚えるが…。
白馬に跨がり、不慣れな旅を続ける類稀なる美少年・ディートリヒ。彼こそ、名の聞こえた妖精・泉のギシャールに育てられた少年騎士-妖精の騎士だった。自治都市ヒンツェルブルグでディートリヒが出会ったのは、カラベルクと名乗る凄腕の剣士だった。彼もまた妖精の騎士だという。時を同じくして、人間の世界征服を企む公子ロミュアルドたちの影が、ヒンツェルブルグに迫っていた…。
私、倉田紗南、小学6年生。芸能活動もしてるんだけど、実はそれには理由があった。こんど、その秘密を書いたママのエッセイが発売されることになったの。明るくしてるけど、ほんとはすっごく不安。エッセイが発売になったら、ママとの楽しい生活がぜんぶ壊れちゃうかもしれない…。でも、そんなつらいときに、羽山はずっと私のそばにいてくれて…。
婚約者をおいて屋敷を飛び出し、イギリスの片田舎ホワイトヒルへやってきた名家の娘、シャロン。昭和初期の東北の農村、私学のお嬢様たちに「立派なお茶会を開いてやる!」と啖呵をきってしまった千恵。素敵な彼氏がいるのに、「好き」と素直に言えない高校生結子。違う時代を生きる三人の少女が、りんごの樹の下で出逢ったのは!?ノベル大賞を受賞した表題作ほか書き下ろし二篇を収録。
鈴木奏は中学二年生。幼稚園のときにはなればなれになってしまった幼なじみの航生くんのことを、ずっと想い続けている。でも、奏と航生くんのお母さん同士の仲が悪くて、奏の想いはないしょの恋だった。ある日、奏のクラスに航生くんが転校してきた!思わず「好き…」と告白してしまう奏。でも、航生くんの態度はなぜか冷たくて…。「りぼん」で大人気のマンガの小説版。
カオリたち「TV番組研究倶楽部」は、実は『電撃おさわがせ隊』、学園のなんでも解決屋として活動している。今回は、学園で起こっている無差別襲撃事件を調査することになった。どうやら、中庭のバスケットコート新設に反対してるヤツのしわざらしい。そのうちに、今度はカオリが何者かに狙われた。背後には謎の双子の少女が…。
私、倉田紗南。劇団こまわりに入って、芸能活動もしてる小学6年生。でも、今の悩みはうちのクラスのことなんだ。男子が若い先生をいじめて全然授業になんないの。男子の中心にいるのが、羽山秋人ってヤツ。先生たちの弱みを握ってて、好き放題やってるらしい。なんてヒキヨーなヤツ。私がなんとかしなくっちゃ。りぼん原作の人気アニメが小説で登場。
“山口ツトムと中須茉莉子がつきあいはじめた”そのニュースがヤザガクを駆け抜けて一か月。あたし幸田実果子はなぜか落ち込む自分にカツを入れるため、髪をキンパツに染めてしまった。学校でみんなが大さわぎする中、勇介に遊園地に誘われる。みんなで楽しく遊べると思ったのに、リサとジローがドタキャンで、当日来たのは、あたし、勇介、ツトム、バディ子の四人。ど、どーしよー。
ヨゥンとの鉄格子ごしの抱擁から、数日後、国王カイエンがキルリン城を訪れた。カイエンはヨゥンを迎えにやってきたのだという。御前試合の後、カイエンに呼ばれたセナルは自分が近衛隊の一員として、ヨゥンとともに水の都・ファロンに行くことを告げられる。都へ帰る途中、古人の巫女ノエナを訪ねたカイエンたち。そこで行われた儀式で、セナルはヨゥンの意外な秘密を知るのだった…。
あたし、桐島留奈。チビだけど、柔道なら男の子にだって負けないんだ。でも、そのおかげで、あたしは道場のコーチをする羽目になってしまった。BFの萩月之丞の手助けでなんとか頑張ってるんだけど、全然練習に出てこないヤツがいる。外崎幸広。昔はいいヤツだったのに、久しぶりに会ったらすっかりグレちゃってたの。今度の試合に勝つためには、こいつの力が必要なのに…。