出版社 : KADOKAWA
◆大ボリュームの書き下ろし番外編「二度目の天運」収録◆ 濡れ衣で後宮から花街へと追放されてしまった「白豚妃」珠麗。泣き暮らすしかない境遇ーーをばねに、貧民窟の若頭の礼央の保護のもとで、思いのほか充実した生活を送っていた。 しかし、苦労に磨かれ別人のような絶世の美女になった彼女は後宮に再収容されてしまう! 「バレたら処刑だわ!」珠麗は懸命に後宮からの脱走を図る。だが、脱出行動が裏目に出たり、花街と貧民窟で鍛えた処世術が役立ちすぎて、冷酷なはずの郭武官にうっかり妃候補として取り立てられるほど活躍を重ねてしまいーー? ◆スクウェア・エニックス「マンガUP!」にてコミカライズ決定! 期待の新作、ついに書籍化!◆ プロローグ 第一章 戻るつもりじゃなかった 第二章 残るつもりじゃなかった 第三章 庇うつもりじゃなかった 第四章 潰すはずじゃなかった 書き下ろし番外編 二度目の天運
NY市警急襲部隊所属のミキオは人ではない何かに仲間を殺された。自らの証言を誰にも信じて貰えずにいた時、ミキオはFBIに呼び出される。そこで出会ったのは“ニューヨークの人喰い悪魔”として世を震撼させた死刑囚、ティモシー・デイモン。なんと彼は人ではない本物の怪物(ノンヒューマン)で、怪物絡みの事件が専門の極秘ユニット“EAT”(特殊事件捜査班)の捜査顧問らしい。 半ば脅される形で“EAT”の勧誘を受け、見張り役兼バディとしてティモシーと共に過ごすことになるミキオ。食習慣も価値観も違い衝突する二人だが、街では臓器を喰われた警察官が発見されて……。
★「紅霞後宮物語」シリーズの雪村花菜、待望の新作!★ 大学生四年生の辻村みゆきは進路に悩んでいた。 そんな中、突然教授から就職先を紹介される。 現れたのはいかつい男性と、香坂と名乗るすごい美女。 北加伊道の公務員で「すこし不思議」な事件を扱う「くらし安心支援室」の一員らしい。 教授いわく「一般的に、『口にしたら警戒されがち』な分野に足を突っ込む業界です」。 返事を保留にしたみゆきだけれど、自分でも気づかぬうちに、彼女にも怪異が近づいていて……!? 北の大地から贈る、不器用な女子大生と美魔女公務員の超力業・オカルト退魔物語!
王マクロンとの婚姻式まであと一カ月。 着々と準備を進める次期王妃フェリアだったが、先王の”もう一人の”側室キャロラインがやってきて、まさかの嫁イビリ再び!? 騒然となる一方、祝い品のサシェの偽物が出回っているという報告が。 しかもその中身は国を揺るがすとんでもないもので……!? 二人で乗り越える雄快&欣快! 後宮成り上がり劇★
「夫婦で睦みあってなにがおかしいのです!」 ーー女王である私、アルシノエは、現在夫のティズカール様にめちゃくちゃ迫られていた。 私だって、大大大好きな旦那様と普通の夫婦のようにイチャイチャしたいっ!! でも、どうしてもそうできない理由があるのだ。 そんな状況を見かねたエジプトの守護神様達が、夫婦の甘々生活に協力してくれることになり!?
市役所で働く地方公務員の吉田公平は、真面目なことだけが取り柄の青年。 ある日、いきなり異動命令が下り、配属されたのは、なんと異世界だった……。 異世界公務員として、転生者向けの出張所で、パーティーを追放された冒険者に失業給付金を払ったり、税金を滞納している転生者から徴税したり……と、9時〜5時勤務の中で、現代日本と変わりない(?)業務をこなしていく公平。 人気アイドルの転生者ミーカや鳥人族ニコといった可愛いアシスタントも加わり、充実した公務員ライフを堪能するが、やがてアメリカなど他国の異世界公務員との出会いから思わぬ事件に巻き込まれ、異世界の大きな謎に挑むことにーー。 常識の通じない世界に戸惑う堅物公務員を愉快に描く、奇想天外ファンタジー!
なんの取り柄もない高校生の那央は、反比例のグラフの如く女子と交わることのない青春を送っていた。 もちろん、初出勤で着替えを覗いてしまった(注:わざとではない)バイト先の地雷系女子・藍夏と仲良くなれるはずもない……そのはずだった。 「ねぇ、藍夏と付き合ってくれない? そのために必要になってくる知識や情報は、私が惜しみなく提供する」 バイト帰りに藍夏の姉・櫻子に呼び止められた那央は、どういうわけか姉から妹を売り込まれる異常な事態にーー!? 恋愛経験などマイナス方向に振り切っている那央のため、藍夏を落とす恋愛メソッドを教えてくれるそうだけど。 「あっ、でもセックスしようとしたら、君のちんちんはちょん切るけど」 ……What do you mean?
一人の中にいる二人の少女「秋玻」と「春珂」。彼女たちと恋するなかで、僕は「自分」がわからなくなってしまう。 --僕って、どんなやつだったっけ? 明るい作り物の僕と、その裏にいた繊細な、本物の僕。……本当にそうか? 春休み。再び明るくなった僕は、支えてくれる秋玻、春珂と一緒に、自分を探しはじめる。そして入れ替わりの時間が短くなってゆく彼女たちにも、同じように自分への疑問に向き合うときが来る。 「--わたしたちって、二重人格って、なんなんだろう?」 二重人格の彼女とともに過ごした一年を辿り終えたそのとき、僕は終わりゆく「彼女たち」の最後の願いに触れるーー。 僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。
☆★☆TVアニメ2025年4月放送開始!☆★☆ SNSで話題の青春〈友情〉ラブコメディ『だんじょる?』!! かつて永遠の友情を誓ったある男女が、それぞれ自分の本当の気持ちに向き合った結果ーー夢か恋か、究極の二択に突き当たり悶え苦しむ……!! 「そういえばゆーくん、そういう面倒くさいこと言い出すタイプだったね……」 凛音(りおん)にじとーっとした目を向けられながら、近づく夏休みに浮かれる気分を隠せない悠宇(ゆう)と日葵(ひまり)、だったのだがーー。 「“ずっと離れない”なんてエゴだよ〜?」 あの雲雀(ひばり)ですら恐れる榎本家長女・紅葉(くれは)の帰省によって、二人の運命の夏が幕を開ける。 「未来の夢と、今の恋……アタシたち、どっちのために生きるべきなのかな?」 果たして恋の罪を犯した日葵は〈永遠の運命共同体(しんゆう)〉にサヨナラなるか? Prologue 終・二輪の花 1 “恋の終わり” 2 “あなただけを見つめる” 3 “愛の告白” for Flag 3. 4 Turning Point.“枯” 5 “ずっと離れない” for Flag 3.
不運に不運を重ねた人生を歩み、まっとうな青春を諦めていた琥太郎。そんな彼にも、出会いは衝撃的にやってくる。 「食パンを咥えたまま走るのが夢だったんです! 青春ってそこから始まるじゃないですか!」 妙な絡み方をしてきたのは、「青春」にやや歪んだ期待を寄せる変人のお嬢様・天津風撫子。長い闘病生活から奇跡的に回復して無事高校に入学したという彼女は、琥太郎を巻き込むかたちで「アオハル・パーティ」なる謎部活を立ち上げ、様々な騒動を引き起こしていく。 ところで本人は気づいていないけれど、どうやら天津風が青春を満喫できないとこの世界は滅びるらしい。そしてちなみに、彼女は僕に惚れているとのこと。 ……つまり、世界の命運は僕次第!?
多くの仲間を失いながらも、電脳空間の過酷な戦いを生き抜き、現実へと帰還した古橋優馬とその仲間たち。 しかしその立役者の一人、「フロストバイター」の異名を持ち、優馬と将来を誓った少女・雨宮千歳には、とある変調が生じていた。部分的記憶喪失。戦いの中で育んだ優馬との思い出を、彼女は失ってしまっていたのだ。 改めて恋人として、彼女と向き合おうとする優馬だったが、そこにある人物が現れる。千歳の姉にして電脳空間最強の呼び声高い女性・雨宮白亜。近い将来、再びやってくるであろう脅威に立ち向かうため、優馬は白亜を師と仰ぎ、己を鍛えようとするがーー。
俺とヨルカが付き合い始めて、約四ヶ月。数多くのデートを重ね、ついに念願のファーストキスも交わした。 やがて季節は夏。大好きな恋人と好きなだけ一緒に居られる特別さを噛みしめながら、一片の悔いも残さず高校二年の夏休みを満喫しようとする俺達。 文化祭の準備で忙しくなる中でも時間の隙間を縫っては密会。夜は時間を気にせず夜更かしして長電話。水着選びに、夏祭り、そして定番のデートも。今日、明日、明後日と恋人とのスケジュールを埋めていく。……幸せだ。 「楽しいな、夏休み」 『楽しいね、夏休み』 そして瀬名会メンバーによる海へのお泊まり旅行で、事件は起きる!? 夏の魔物も暴れ出す両想いラブコメ第4弾!
『全学大会』が開催される。世界各国から参加者が集まる、魔法ありの格闘トーナメントだ。最強の地位を守るため、そしてセカンドグリモノア奪回戦で苦戦してしまった汚名を返上するため、カルタ達は万全の態勢でトーナメントに臨もうとしていたのだが……。 『一つ、我々セカンドグリモノア側からは歌貝カルタ一人しかエントリーしない』 『二つ、アイネは一人の独立した個人とみなす。よって、歌貝カルタの参加する試合で「使う」事は許可しない』 『三つ、歌貝カルタを試合中の事故で死亡させた場合、その罪は免除される』 突如変更されたルール、ここでも人間の『黒幕』の影が。次世代の最強を目指す猛者達がカルタに襲い掛かる!
神界の門の向こう側で無事エンネスオーネを保護したアノス。しかしその直後、何者かに魔王城の支配を奪われてしまう。 デルゾゲードとエーベラストアンゼッタを取り戻すため、一行は《神々の蒼穹》と呼ばれる神の住まう領域へと足を踏み入れる。そこで待ち受けていたのは生命の輪廻を司る四人の神。そして循環するはずの生命が少しずつ減っているという衝撃的な事実だった。 循環する生命の根源が減少するーーそれは世界が徐々に滅びへ向かっているということに他ならない。歴代の創造神を苦しめた「世界の瑕疵」の正体へ挑む、第十章《神々の蒼穹》編!! プロローグ【〜はじまりの日〜】 1.【神々の蒼穹】 2.【深淵を覗く賢神】 3.【神の仮説、魔王の仮説】 4.【樹冠天球】 5.【終焉神】 他
わたしの妹は昔から賢くて、変わり者で、自由だった。 純と付き合うよう仕向けたわたしの狙いにも容易く勘付き、結果、那織の策略によって三人のこじれた関係がリセットされるに至ったのが先日のこと。 那織曰く、「単純明快な三角関係でしょ? 私はもう手加減しないからね」 だからこれからは正々堂々の勝負……なはずだけど、やっぱりこじれてばかり。 友達の慈衣菜は純に勉強教えて欲しいとか言い出すし、那織は機嫌が悪いみたいだし、純は恋愛そのものから距離を置こうとするし。わたしはと言えば、まだこの状況を素直に飲み込めなくて。 そんな中、わたしたち姉妹の誕生日が近づいてくる。……だからちょっとだけわがままを言ってみたい。昔みたいに、キスをして、って。
親の再婚できょうだいになった水斗と結女は、元恋人同士。 文化祭の一件から、元カップルだった記憶もいい思い出になりつつある秋のこの頃……結女が生徒会書記を務める、新たな日常も始まっていた! 緊張の面持ちで踏み入れた生徒会室に集うのはーー意外と恋に多感な高校生たちで!? 水斗と散々嫌みを言い合った手前、いまさら好きだと言いにくい結女は、会長・紅鈴理はじめ女子メンバーの恋バナをヒントに、水斗から告白させるための“小悪魔ムーブ”を思いつき!? 「--私たちの、誕生日。予定、空けておいてね」 そしてきょうだいとして迎えるその日に、二人の想いは向かい合うーー?
「す、好き? 好きって、え? 違うのよ。ちがうぅぅぅ〜!」 「なぁ〜にが『支える』だよ。あ゛ぁ〜俺マジでキモイ痛い!」 黄昏時の校庭での密事。 互いに煩悶するアーリャと政近であったが、二人はコンビを組んで会長選を戦い抜くことを約束する。 圧倒的なカリスマを誇る次期会長候補筆頭・周防有希との対決に向け、アーリャと政近は対策会議をはじめるのだがーー 「さて・・・・・・じゃあ、会長選の話だが」「・・・・・・Круто」(ぬぐぅっ!) ロシア語の甘い囁きにドキマギしてしまって!? 罵倒してきたかと思えばデレてくる、美少女ロシアンJKとのニヤニヤ必至な青春ラブコメディ第2弾!
スキルの覚醒で世界最速のレベルアップ方法を手に入れた天音凛は前人未踏のダンジョン【隔絶の魔塔】へ挑戦する。塔内の超高難易度クエスト攻略で更に強くなり続ける凛! 一方、最愛の妹・華に魔の手が迫り!?
銀爪氏族たちと合流し突如大所帯の領主となったアンリは、シリウスたちと共にさらなるダンジョンの攻略へと挑む。一方、他の氏族との交流のため、エルフの双子のどちらかと婚約者のフリをすることになって……。
幼馴染の栞から『恋愛相談』を受けることになってしばらく、寝る前に電話、デートの練習、終電逃してホテル…相談相手以上のことをしているけど、未だに誰が好きなのかは謎だ。そんなある日、とある事情からバイトを始めることになったんだが、美人で胸の大きな先輩がやけに挙動不審だったり、後輩の本間小夏まで同じバイト先に来る始末。「先輩がいるから、一緒にいたくて来ちゃいましたーって言ったら、迷惑ですか?」最近、俺への思わせぶりな発言する人が多くないか?しかも、そのことを知った栞は、なぜか不機嫌になっている気が…。焦れったくてもどかしい、それでも縮まるふたりの距離ー。